嫦娥1号の中継特番を見る
ジャラントンでは特に観光をしないので部屋に籠もってテレビを見るが今日は中国の月探査衛星の嫦娥1号の打ち上げ特番を見て過ごす。中国は国威発揚の意味もあるようで特番にも力が入っている。日本はこういった特番がはっきり言ってない。たまにNHKが打ち上げの中継をするけど、見ている人がいるかは・・・。
まあ、中国にとっては月探査衛星の打ち上げなんて大した事は無いだろう。元々ロケットはICBM(大陸間弾道ミサイル)で培った技術があるので信頼性は高いのだろう。それに比べ日本のH2Aの信頼性は・・・。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 14.9元 | |
合計 | 元 |
関口さんの到着を見物に行くが・・・
中国鉄道大紀行のジャラントンでの中継は10/28なのだが関口さんがジャラントンに到着すると予想して1324着の6236次と1529着の4192次に乗っていると予想をしてジャラントン駅へ行ってみるが予想は外れてしまった。大体中継地には木曜には到着していたがどうも違うようだ。番組HPを確認すると10/23にはジャグダチ(加格達奇)に2052に到着しているので、乗換駅の牙克石へ行くには10/24の0637発のN96次に乗るはずだ。ジャ グダチ(加格達奇)→牙克石へはこの1本しかないからだ。牙克石→ジャラントンは何本か列車はあるが昼間の到着は先ほどに2本だ。
残りは夜と深夜なので考えにくいのだが・・・。強行軍で既に深夜到着なのだろうか?
関口さんは到着していた
2145頃、NHKの番組HPを確認すると関口さんは既にジャラントンに到着していた。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 7.5元 | |
合計 | 7.5元 |
ジャラントンでは既に雪が降る
昼食後に扎蘭屯大橋へ行ってみるが何と雪が降ってきた。まだ10月なのに雪が降るとは・・・。でも、この寒さと風だと雪が降っても不思議ではない。雪は15分ぐらいで止んだが冬だという事を実感させられた。早く南方の暖かい地域に移動したい。
関口さんは1302次で到着していた
夕方にNHKのHPを確認してみると関口さんは昨日1302次で2112にジャラントンへ到着していることが分かった。昼間到着との予想が外れたが、ここでも木曜到着だった。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 11元 | |
合計 | 11元 |
中国鉄道大紀行の中継場所を探すが
昼食を食べた後にジャラントン駅へ行ってみるが、駅前広場はいつもと変わらず中継の準備は行われていなかった。1630頃、夕飯を食べに出かけた際にも駅前広場は何もなし。商業地も歩いてみたが特に中継の準備は見当たらず、西安では前日にパラボラを設置していたがジャラントンは駅前ではなく別の場所からの中継のようだ。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 8元 | |
合計 | 8元 |
中継の見物失敗
0800頃、チチハル行きの切符を買いに行くが駅前の様子はいつもと変わらず。
せっかく予定変更して重慶→陝西省→内モンゴル→黒龍江省→ジャラントンへと移動してきたのだが・・・。
まあ、重慶に戻って長江沿いに旅を続けよう。それにしても、どこで中継しているんだ?
6236次でジャラントン→チチハル
昼過ぎに藍天招待所を出て駅の侯車室で待つ。改札が始まりホームに出て列車の到着を待っているとカメラとマイクを持つ集団がいるではないか!近寄って見ると日本人のようなので日本語で話しかけてみたら、やはりNHKの人たちだ。関口さんはどこにいるか聞いてみるとまだ駅の中のようだ。
スタッフの方に「無座 でどうして必ず座れるんですか?」とある意味で禁止事項の質問してみたら、やはり中国側の協力があることが確認できた。更に話を聞くと旅には鉄道部、公安 部も同行で日中のスタッフで10人ぐらいで台本も無い様で関口さんが自由に行く所を追いかけているようだ。
それを表すかのように列車が到着して乗客が乗り降りする混乱の中で関口さんが空いている前のほうの車両へいくとスタッフもそれを追いかけていく。もちろん、自分も一緒に追いかけます。列車に乗車してデッキから関口さんの様子を伺う。
1328頃、チチハルへ向けて列車は発車する。暫くして自分は隣の車両に座って様子を見る。この列車は空いていたので発車後も余裕で席を確保できた。スタッフの方たちもこの車両におりスタッフの一人と話をしながら過ごす。
話をしていると色々舞台裏を知ることが出来た。例えば、スタッフの半分は番組終了までずっと同行で半分はテープを日本へ持ち帰り編集する関係で交代しながら同行している。中継地には木曜着で翌日は休憩と打ち合わせにあてている。木曜までに中継地に到着するようにしており乗車する列車は特に決まっていないということだ。
トルファン→カシュガルは管内快速と普通慢車しかないので、どちらを利用するか聞いたがそれを表すかのようで決まっていないとのことだった。 撮影中ということで関口さん本人には話しかけられなかったがスタッフの方に色々と話を伺うことが出来た。
関口さん一行は碾子山で下車するようで「何故チチハルまで行かないのか?」とスタッフの方に聞くと昼間のうちに撮影するということだった。(後にチチハルはルートから外れていたことに気付く)確かに夜は撮影が出来ない。こんなド田舎で下車するとは色々と大変なようだ。
碾子山で関口さん一行が下車していく。関口さんはお婆ちゃんと話をしながら出口を出て行く。自分はこのままチチハルへ向かう。まあ、中継は見物は失敗したが、撮影現場を見ることが出来たのでジャラントン滞在の目的はほぼ達成かな?
再びチチハル
1800過ぎ、チチハルに到着する。チチハルは既に真っ暗ですぐに宿を探すことにする。とりあえず試しに建物が立派で近寄り難い駅前の白鶴賓館へ行ってみるが一番安い1人部屋が1泊88元だった。どうも、自分にとっては高級ホテルの部類だ。5人ドミトリーも1人28元であったが既に満室であった。
既に夜なので前回宿泊した陽光招待所へ行くと老板たちは自分のことを覚えていた。まあ、日本人の宿泊客なんて珍しいから覚えていたのだろう。30元部屋は空いてい たので泊まることにする。今回は登記無し、保証金無しで宿泊費30元だけで済んだ。
HP作成するがデジカメのデータ吹っ飛び大ピンチ
夕食を食べた後に早速HP作成をするのだが、何とSDカードの画像ファイルが消えている。関口さんの写真が吹っ飛んでいるではないか!これではHPに関口さん目撃の証拠をUPできない・・・。大ピンチだ!
しかし、こんなこともあろうかと某ファイル復旧ソフトを準備してある。すぐにファイルを復旧できるか試してみるとちゃんと復旧できた。危ないところだった。今回のような問題はフフホトで既に起こる前兆があった。
それは、デジカメの電源を入れると液晶画面の表示がおかしく、勝手に望遠になったりと異常動作が頻発していた。まあ、今までに日中40度を越すトル ファンや砂漠で使用していたり、既に冬の内モンゴルで使用したりとかなり酷使しているのでもうじき壊れるのだろう。いつまで使えることか・・・。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 15元 | |
宿泊費 | 30元 | |
鉄道 | 12元 | 無座 ジャラントン→チチハル |
合計 | 57元 |