雨漏りで目が覚める
04:30頃、外は雷が鳴っていて部屋は雨漏りで自分のベットでは眠ることが出来なくなった。これ以上は眠ることが出来ないと判断して出発準備とメールの確認をしていたら、白人さん2人が起きて何か文句を言っている。こんな時間に起きてごそごそ何かしていては五月蝿くて眠れないのだろう。白人さん2人には悪いのは分かっているが雨漏りなんかしていては眠れないのだ。
鳳凰→吉首
08:00頃、雨が降る中で鳳凰国際青年旅舎を出て鳳凰汽車客運総站へ向かう。08:30頃、鳳凰汽車客運総站に到着して吉首行きのバスに乗車しようとするが既に満員だったので次のバスに乗車する。吉首行きのバスは乗客が集まり次第の発車なので暫く待てばよい。09:00頃、客が集まりバスが発車する。 10:00過ぎに吉首市内で吉首駅へ行く乗客が降ろされているので一緒に降りる。ここから路線バスで駅までいけるのだが徒歩で向かう。
吉首→張家界
10:30頃、吉首駅に到着する。駅前には鳳凰行きのバスが停車しており客引きが声をかけてきたりする。因みに吉首から鳳凰へ行く場合は駅前のバスを利用するよりバスターミナルからバスに乗った方が良いらしい。駅前のバスは運賃が高く、客が集まらないと発車しないからだ。
客引きを無視して切符売場へ向かい 張家界行きの切符を購入する。今回は久しぶりに無座の切符だ。まあ、吉首で乗車して次の駅で降りるから当然か。
待合室へ行き改札が始まるのを待っていると駅員が改札がもうじき始まることを言っているので人民が一応は列を作って並んでいる。改札口が開くと改札は無くそのままホームへ降りて空いていそうな車両を探す。
結局、先頭車両のほうで乗車して席が比較的空いていたので無座でも座れてしまった。1128に定刻どおり発車して張家界へ向かう。
張家界国際青年旅舎
14:00頃、張家界に到着する。駅を出て明後日の衡陽行きの切符を購入して6路のバスに乗車する。三角坪で下車してするのだがバス停にはバス停名が表示 されていないので張家界国際青年旅舎の前を通り過ぎてから下車する。1500頃、張家界国際青年旅舎に到着。会員は6人ドミが1泊20元なので2泊することにするが、ここは中国では珍しく保証金無しで宿泊費後払いになっていた。で、6人ドミは誰もおらずに1人で占領となる。まあ、この時期はまだ閑散期のようで空いているというか宿泊客は自分ひとりだけかもしれない?
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 8元 | |
鉄道 | 18元 | 無座 吉首→張家界 |
鉄道 | 61元 | 硬座 張家界→衡陽 |
バス | 4元 | 路線バス |
バス | 14元 | 鳳凰→吉首 |
合計 | 105元 |
張家界汽車站
08:30頃、宿を出て張家界汽車站へ向かう。08:55頃、張家界汽車站に到着してバスの状況を確認するが時刻表に武陵源や張家界国家森林公園行きのバスが見当たらない。バス乗り場を確認してみると長距離と近距離で乗り場が分かれていた。
武陵源や森林公園行きのバスは客が集まり次第の発車で切符は買わずに乗車後に支払う方式だった。この2本のバスが世界自然遺産 武陵源の入口へ行くのだが張家界から近いのは森林公園行きのバスだ。張家界の入場券は248元なので自分はとてもそのような大金を払うことは出来ないので 今回は世界遺産の入口部分を見物するだけにして森林公園行きのバスに乗車する。09:20頃、バスが発車し10:10頃、森林公園に到着する。
世界自然遺産 武陵源
森林公園に到着すると目の前にテレビで紹介されていたのと似たような岩山が見える。それらしい雰囲気があるので世界遺産の入口まで来たことを実感する。観光客は思ったより少なめだが団体客も訪れていた。
入口は観光客用と地元民用に別れており世界遺産の中に人が住んでいるようだ。そうすると、九寨溝のように森林公園内に民泊して数日間見物するというのも出来るかもしれない。世界遺産の一部というか入口だけを見物して10:30頃、バスに乗り市内へ戻る。
ドミに欧米人がやって来た
20:00頃、ドミに欧米人がやって来た。1人でドミを占領と思っていたがこの時間に欧米人がやって来るとは思わなかった。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 10元 | |
バス | 20元 | 張家界⇔国家森林公園 |
合計 | 30元 |
うっかり張家界北駅へ
昼頃に張家界国際青年旅舎をチェックアウトして張家界駅へ向かうのだが2路のバスに「火车站」とあったので乗車するが到着したのは張家界北駅だった。2路のバスを数台確認すると「火车北站」と表記されているのもあり表記が統一されておらずにやられてしまった。中国だからバスの行き先表示もいい加減なのだろう。13:00頃、一旦市内へ戻り6路のバスに乗換えて張家界駅へ向かう。
5380次 硬座 張家界→衡陽
14:20頃、張家界駅に到着する。今日乗車する列車は衡陽行きの5380次で17:48発車になっている。まだ時間があるので待合室でのんびり待つこと にするが利用客数の割りにやたらと巨大な駅なので待合室にはかなりの空きスペースがあるような・・・。
17:20頃、改札は無くそのままホームに出て乗車するが乗車率は1割ぐらいとかなり低い。しかも、車輌によっては乗客が誰もいないというほどの凄さだ。
定刻どおり発車して衡陽へ向かうが今まで乗車した列車で最も乗車率の低い列車だった。夜になり乗警が身分証確認にやってくるが目の前の人民Aと隣のボックス席を占領している人民Bが身分証不携帯であった。2人とも連行されるのかと期待していたが名前を確認して携帯端末に入力して特にお咎め無しであった。
身分証不携帯でお咎め無しでは一体何のための身分証確認なのだろうか?で、自分は乗警にパスポートを見せるのだが、何故か自分は人民たちから隔離され連結部で乗警から「カメラを持っているなら車内の撮影は危ないから駄目!」「貴重品は肌身離さず」「夜寝るときは気をつける」など注意を受ける。数は少ないとはいえ乗車している人民たちはそれほど危険なのだろうか?
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 10元 | |
宿泊費 | 40元 | |
バス | 3元 | 路線バス |
合計 | 53元 |