香港 ランタオ島・昂坪・大澳

広東省・香港・マカオ旅行記2015

大美督→香港島

10:25頃、ユースホステルをチェックアウトする。今日は香港島のユースホステルへ移動する。10:35頃、大美督のバス停から75K線のバスに乗車。運賃5.8香港ドル、11:10頃、大埔墟駅に到着。

11:40頃大埔墟駅からMTR東鉄線に乗車して、運賃11.8香港ドルで尖沙咀駅へ向かう。九龍塘駅で観塘線に乗り換えるが、ここから尖沙咀や中環へ行くなら油麻地方面へ乗車するのが普通だが、今日は大回りして調景嶺方面への列車に乗車する。

12:15頃、油塘駅で将軍澳線に乗り換える。12:22頃、北角駅に到着、港島線に乗り換える。金鐘駅で茶湾線に乗り換え、12:38頃、尖沙咀駅で下車。

12:50頃、フェリー乗り場の天星碼頭に到着。今日は法輪功の人たちが活動中だ。

スターフェリーで中環碼頭へ移動。

今日は日曜日なので運賃2.8香港ドルだ。13:10頃、中環碼頭に到着。埠頭から徒歩10分くらいの所にあるマカオ行きのフェリーなどが出ている上環新徳中心からユースホステルの送迎バスがあるのだが、次のバスは14:45なのでかなり時間がある。

とりあえず中環碼頭でスターフェリーを見ながら時間をつぶす。

14:15頃、ぼちぼち移動開始、14:30頃、上環新徳中心の送迎バス乗り場に到着。場所がセブン-イレブンの斜め前なので分かりやすい。14:35頃、バスが到着し乗車し、14:45頃に出発。乗客は自分1人だけだ。

賽馬會摩星嶺青年旅舍

域多利路から香港島の西にある摩星嶺を登りイギリス軍の摩星嶺砲台跡を通過して、15:05頃、賽馬會摩星嶺青年旅舍(赛马会摩星岭青年旅舍/Jockey Club Mt. Davis Youth Hostel)に到着。

予約しておいたのでレセプションで予約確認書を見せて登記する。ネット予約でカード決済した分を差し引いた残金331.2香港ドルを支払う。YHA会員カードはデポジット代わりに回収でパスポートの確認はなかった。会員カードからパスポートの情報が分かっているのだろう。それにカードでも決済しているし。

部屋は4人ドミトリーでエアコン・扇風機付きだ。各ベッドには照明・コンセント有りだ。人数分のロッカーも有り。(鍵は自分で用意)Wi-Fiは電波良好でネットは問題なし。共同のトイレ・シャワーは問題なし。

厨房もあって自炊可能だ。厨房設備はかなり良い。摩星嶺にあるので目の前に海や九龍半島が見え眺めは良い。2008年5月に4泊しているのだが、この時は香港最強の28人ドミトリーだったのだが、7年の間に改修されバックパッカー初心者でも快適に泊まれるユースホステルに変わっていた。まあ、28人ドミトリーでは管理が大変だろうから改修したのだろう。

16:00頃、夕飯の支度を始める。といっても、ご飯を炊くだけだが・・・。

夜になるとこんな夜景が見えます。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 331.2香港ドル 1泊180香港ドル(会員料金)×2
鉄道 11.8香港ドル
バス 5.8香港ドル 路線バス
フェリー 2.8香港ドル
合計 351.6香港ドル

香港島のトラム

08:45頃、ぼちぼち朝の送迎バスを予約しようと思っていたら、バスが故障でレセプションの兄ちゃんの車でMTRの堅尼地城駅まで送ってくれるという事になる。幸い宿泊客少なかったので自分と中国人のおばちゃん2人、ドイツ人の兄ちゃん1人を乗せて、09:00頃、ユースホステルを出発。宿泊客多かったら混雑して大変だっただろう。バスは昼までには復活するようだから帰りの足は大丈夫だろう。

09:10頃、MTRの堅尼地城駅に到着。運賃6.5香港ドル、港島線に乗車して、09:27頃、銅鑼湾駅で下車する。

09:50頃、トラムに乗車。運賃2.3香港ドル、とりあえず東へ向かう。

で、途中で引き返して、11:00頃、北角にやってきた。この辺りはトラムが肉屋や八百屋が並ぶ路地を走っているので面白い。

11:25頃、トラムに乗車して中環まで移動して中環碼頭へ移動する。

スターフェリー

スターフェリーで中環碼頭から尖沙咀の天星碼頭へ移動。
運賃2香港ドル、10分ほどの船旅だ。

12:45頃、重慶マンションにやってきた。両替なのだが両替屋を一通り確認するが、先日両替したREAL FOREX&REMITTANCESで両替する。両替レートは1元→1.198香港ドル、700元が836.8香港ドルになる。

13:25頃、天星碼頭からスターフェリーで湾仔碼頭へ移動。運賃2.5香港ドル、15分ほどで到着。

香港島の乾物屋街

14:00頃、トラムに乗車。上環まで移動する。

14:30頃、乾物屋街を歩いてみる。

海産物の干物が品ぞろえ豊富だ。

海産物以外ではキノコ類もある。

爬虫類の干物もあるな。

15:45頃、上環でスーパーマーケットの恵康により米国産ジャガイモ1kg(8.9香港ドル/約143円)や咖哩醬230g(11.5香港ドル/約184円)、処分品のフィリピン産バナナ1.1kg(7香港ドル/約112円)の合計27.4香港ドルを購入。支払いはICカードのオクトパス(八達通)で小銭のやり取りなしで楽。16:40頃、ユースホステルの送迎バスに乗車。17:05頃、ユースホステルに到着。

夕飯の準備にとりかかる。購入した食材で夕飯を作るのだがジャガイモの皮を向いて米と一緒に炊くぐらいだが・・・。バナナは明日の朝食だ。

ご飯が炊けて咖哩醬と一緒に食べるが、日本のカレー程度の辛さだと思ったら本場のインドカレー並みの辛さであった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 27.4香港ドル
鉄道 6.5香港ドル
フェリー 4.5香港ドル
トラム 9.2香港ドル
合計 47.6香港ドル

摩星嶺砲台跡

07:30頃、摩星嶺の頂上へ登る。ユースホステル前の階段を3分ほど登ると頂上だ。頂上からはユースホステルと海が見える。

頂上は公園になっており周辺にはイギリス軍の摩星嶺砲台跡が残っている。第二次世界大戦時に日本軍とイギリス軍の攻防戦があり、イギリス軍は降伏直前に砲台を破壊している。この円形の部分に砲台が設置されていたのだろう。この砲台により香港島の南岸は守られていた。

こちら火薬庫や兵舎になる。

周囲には誰もいないので風の音しか聞こえない。何ともいえない雰囲気である。

深水埗へ

08:30頃、チェックアウトして送迎バスが来るのを待つ。08:55頃、バスに乗車、09:00頃に出発。09:25頃、上環の上環新徳中心に到着。MTRで上環駅から深水埗駅へ移動するのが一番楽なのだが中環碼頭へ向かう。やはり香港ではスターフェリーに乗船しなければ!

09:40頃、中環碼頭からスターフェリーに乗船。運賃2香港ドル、香港島を離れ九龍半島の天星碼頭へ移動。09:50頃、天星碼頭に到着。

YHA美荷樓青年旅舍

10:05頃、尖沙咀駅からMTR茶湾線に乗車。運賃6.5香港ドル、10:15頃、深水埗駅で下車する。D2出口を出て道なりにまっすぐ5分ほど歩く。通りに出るとユースホステルが見えてきた。

10:30頃、ユースホステルのYHA美荷樓青年旅舍(YHA美荷楼青年旅舍/YHA Mei Ho House Youth Hostel)に到着。1泊200香港ドル(会員料金)でネットでの予約時に16香港ドル支払っているので残金184香港ドルを支払う。

部屋は掃除中で夕方4時以降に部屋は利用可能ということでバックパックを荷物置き場に預けて部屋の鍵(ICカード)を受け取り出かける。

まずはユースホステルに併設されている美荷楼生活館から見物だ。美荷楼は1950年代初頭に建設された公共房屋で、日本の公営住宅のような建物で香港市民の住宅であった。それを2013年にユースホステルと住宅だった頃の美荷楼を紹介する美荷楼生活館に改装された。

これが1950年代の部屋で香港といえどもまだまだ豊かでない様子が伺える。

住宅といっても地上部分には店舗もあり、こちらは古き良き香港といった印象を受ける。

こういった店構えは今でも外国人には受けそうな気がする。

トイレは香港でも扉なしのニーハオトイレであった。

1970年代の部屋になるとテレビや冷蔵庫がありかなり豊かになった印象を受ける。トイレはニーハオトイレから部屋に洋式トイレが設置されかなりの発展ぶりが伺える。

李鄭屋漢墓博物館

12:10頃、ユースホステルから直線距離で約600m離れた李鄭屋漢墓博物館を訪れる。

1955年8月に発見された後漢の頃に造営された墓で墓主が誰なのかは分かっておらず謎が多い古代墓である。

墓室は発見当時の状態を保っており内部に入ることはできない。ガラス越しに墓室を見ることができ保存状態は非常によい。

深水埗の電脳街

12:50頃、新高登電脳広場にやってきた。深水埗と言えば駅周辺の電脳街だ。多くのPCパーツ店が入っており秋葉原のラジオデパートに近い感じだ。でも、客が少なく空き店舗が目立ち寂れている感じだ。

13:30頃、黄金電脳商場にやってきた。おそらく深水埗で一番有名な電脳街のビルだろう。

こちらは客が多く人口密度が高く店舗も多くかなり賑わっている。ここならPCパーツは一通り揃えられる。

夕飯は近くにあるスーパーマーケットの百佳超級市場でパンと処分品のバナナを購入。これで24.9香港ドル(約399円)だ。物価が高いので味より量である。

ユースホステルへ戻り部屋へ。今回の部屋は8人ドミトリーだ。各ベッドに照明はあるがコンセントは無いが近くにコンセントがあるので電源は何とか確保できた。ロッカーは60Lのバックパック収容可能だ。(鍵は自分で用意)Wi-Fiは問題なしで速度快適。

部屋にトイレ・シャワーがあるのだが何と1部屋に2つあった。これで緊急事態でも下へ降りずに済む。築数十年の住宅だったのが改装して、ここまで綺麗になるというのは驚きである。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 24.9香港ドル
宿泊費 184香港ドル 1泊184香港ドル(会員料金)
鉄道 6.5香港ドル
フェリー 2香港ドル
合計 217.4香港ドル

港式早餐

朝から天気は雨だ。07:50頃、グランドフロアのカフェで朝食を食べる。朝食は洋食、中華、香港の3種類があり、香港にいるのだから港式早餐を注文。

港式早餐はトースト、目玉焼き、マカロニとキノコのスープ、紅茶になる。

今日はランタオ島のユースホステルへ移動する。山の中にあるようで食料を持参しないといけないようだ。08:20頃、食料買い出しに出かける。

08:30頃、百佳超級市場で買い物をする。PB品のスパゲッティ1kg(14.9香港ドル/約239円)、マカロニ1kg(14.9香港ドル/約239円)、トマトケチャップ(13.9香港ドル/約223円)、タマネギ6個(11香港ドル/約176円)を購入する。合計54.7香港ドルだ。

ユースホステルへ戻ると下段ベッドの中国語を話す兄ちゃんがチェックアウトしていたがベッドはご覧の状態。片づけもせずゴミは散乱しているしひどい状況だ。

10:55頃、ユースホステルのYHA美荷樓青年旅舍をチェックアウトする。11:10頃、MTR茶湾線の深水埗駅に到着。運賃13.9香港ドル、11:25頃、荔景駅で東涌線に乗り換え、11:40頃、ランタオ島にある終点の東涌駅で下車する。ここからはバスでの移動になるが少し休憩。

12:30頃、駅から5分ほどの所にあるバス乗り場にやってきた。ここから23線のバスで昴平へ移動する。次のバスは12:50になるので20分ほど待機となる。運賃17.2香港ドル、12:50頃にバスが発車し昴平へ向かう。

13:25頃、終点の昂坪總站(昂坪巴士總站)に到着する。昂坪はランタオ島の山の上なのだが雲の中で雨が強く視界が悪い。終点の手前でユースホステルの標識が見えたので来た道を戻り標識の所から林道へと入っていく。標識には徒歩20分とあったが雨が降る山の中なので人の気配がない。

14:43頃、新たな標識が見え徒歩6分の所まで来ているようだ。そして、人もいるし車も通った。道は間違っていないようだ。

13:45頃、新たな標識が見え徒歩4分のようだ。

YHA昂坪戴維斯青年旅舍

そして、スロープを上って、13:48頃、ユースホステルのYHA昂坪戴維斯青年旅舍(YHA昂坪戴维斯青年旅舍/YHA Ngong Ping SG Davis Youth Hostel)に到着。まずはレセプションへ行く。3泊で350香港ドル(会員料金)でネットでの予約時に28香港ドル支払っているので残金322香港ドルを支払う。

現時点では予約していた8人ドミトリーは予約しているのが自分一人なので、このままだと8人ドミトリーを3泊1人で占領になるようだ。閑散期で天気悪いからなあ・・・。宿泊客には欧米人もいるようだ。

部屋は8人ドミトリーで部屋の鍵は無し、各ベッドにはコンセントや照明は無い。なので、コンセントに一番近いベッドを占領して電源を確保。
Wi-Fiの電波は弱いがネットは問題なし。共同のトイレ・シャワーは少し古いけど許容範囲内だ。

厨房があるので夕飯の準備にとりかかる。

厨房には炊飯器や鍋など一通り道具が揃っているので自炊可能だ。自炊できないとここでの宿泊はかなりきつい。バス乗り場まで戻らないと店はないし・・・。

これが今日の夕飯。ご飯とジャガイモを一緒に炊いて、咖哩醬を付けて3杯食べます。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 54.7香港ドル
宿泊費 332香港ドル 1泊110香港ドル(会員料金)×2
1泊130香港ドル(会員料金・繁忙期)×1
鉄道 13.9香港ドル
バス 17.2香港ドル 路線バス
合計 417.8香港ドル

昴坪市集

09:40頃、ユースホステルを出てバス乗り場へ向かう。09:50頃、昴坪市集にやってきた。昨日は気づかなかったが土産物屋街の昴坪市集を中心に天壇大仏、寶蓮寺、ロープウェイの昴坪360、バス乗り場があり昴坪の中心部になる。

ここで重大な事に気がついた。昨日通ったユースホステルへの道は遠回りであった。昨日はバスを降りて道を戻り林道を通ったが、実はバスを降りてそのまま牌坊を通りまっすぐ天壇大仏と寶蓮寺の間へ進めば10分ほどでユースホステルに到着する。しかも、案内の標識も細かく配置されていた。

まずは昴坪市集を歩いてみる。実はここにはセブン-イレブンがある。さすがに24時間営業ではないが貴重な物資補給地点になる。セブン-イレブンがあるなら食料を大量に持ち込まなくても良かったな。他にもスターバックスやSUBWAYもある。

ここはロープウェイの昴坪360。霧でほとんど見えないというか山の上で雲の中だ。

大澳

10:30頃、21線のバスに乗車して大澳へ向かう。運賃6.6香港ドル、乗客は自分を含め3人だけだ。

10:50頃、大澳に到着。バスを降りると目の前は港だ。

まずは大澳街市街を歩いていく。

昔ながらの漁村の雰囲気が保たれており中国のような商業観光地の臭いはしない。

一応土産物屋で乾物屋があるがそれほど土産物屋の雰囲気はしない。

関帝古廟

11:00頃、関帝古廟に到着。

関帝古廟は三国志の関羽を祀る関帝廟であり、創建は明の弘治年間(1488-1505)になる。

関羽像の前には関平と周倉がいるのだが、他にも2人いる。説明がないので誰かは不明。

大澳の街中にあるので観光客結構いるが廟内は静かである。欧米人観光客が1人いた。

楊侯古廟

11:30頃、楊侯古廟に到着。

修復工事中で御神体だけ臨時神壇に移され参拝できるようになっていた。

洪聖古廟

11:50頃、洪聖古廟に到着。清の乾隆年間に創建され海神の洪聖を祀る廟だ。

参拝客はおらず欧米人の観光客が1人だけいた。

大澳の水上家屋

続いて水上家屋を見物してく。水上家屋は棚屋と呼ばれ漁師たちの住居となっている。

この棚屋が大澳目玉のひとつである。

12:30頃、再び大澳街市街を歩く。

乾物を見て回るがどういう風に調理するのだ?

12:45頃、バス乗り場に戻ってきた。

13:00発、昴坪行きバスに乗車する。運賃6.6香港ドル、乗客は自分含めて5人だけだ。13:15頃、昴坪に到着。

昴坪

この時間だと観光客で賑わっている。天気は晴れてきて霧が途切れると天壇大仏が見える。

天壇大仏へ行ってみることにする。まずは階段を上っていくのだが観光客多い。天壇大仏は世界第2位の高さ誇る34mの屋外大仏で有名らしく欧米人が多い。

入口の所に素食レストランの食券売場があり、食券を買うと大仏内部を見物できる。食券は98香港ドル(約1564円)でマクドナルドでセットが2つ注文できる値段だ。

外から眺めるだけなら、そのまま階段を上って見物になる。階段を上りきるが大仏は霧でよく見えない。霧が途切れると巨大な大仏が姿を現す。

周辺はかなりの賑わいだ。

寶蓮寺

14:05頃、大仏の向かいにある寶蓮寺を見物。

寶蓮寺は1924年に開山した禅寺である。
建物は新しくかなり立派だ。

参拝客は線香を供えている。14:30頃、寶蓮寺を離れユースホステルへ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 13.2香港ドル 路線バス
合計 13.2香港ドル

天壇大仏

08:00頃、ユースホステルを出て林道を歩いて、08:10頃、天壇大仏を訪れる。

今日の天気は晴れで少し雲が出ているが山の下からでも大仏が見える。

08:20頃、土産物屋街の昴坪市集へ行くがセブン-イレブンがまだ閉まったままだ。夜は人のいない観光地だから24時間営業ではないというのは分かっていたけど7時開店でもないのにセブン-イレブンというのは・・・。

この昴坪は野良犬が多い。首輪をしている犬もいるのだが、ほとんどは首輪なしだ。でも、吠えたり襲ってきたりはしない。ただ道ばたで寝ているだけだ。寶蓮寺の門前だから殺生禁止ということで保健所も手を出さないのか?犬たちは寺や土産物屋からエサをもらっているのだろうか?

ちなみにランタオ島には野良犬だけでなく野牛や水牛も生息しており、昴坪でも野牛や水牛が出没する。で、道ばたには牛糞が落ちているのだ。大都会の香港とは大きく異なる田舎の香港だ。

09:40頃、再び天壇大仏を訪れる。青空が広がり大仏がよく見える。観光客はまだ少ない。

大仏は10:00から開放なので門前で待機する。門前では犬が寝ている。

人に慣れているようで近づいても全く動かない。

毎日観光客が押し寄せてくるが犬たちには日常の一コマとなっているようだ。

09:57に開門となり一番乗りで階段を上り大仏へ向かう。

10:00に大仏に到着。

大仏からは海が見える。

それとロープウェイの昂坪360も見える。

10:15頃になると青空だったのが雲に覆われ始める。10:30頃になると観光客が増え始め賑やかになってくる。

法門古道

11:00頃、大仏を離れユースホステルへ続く林道から法門古道へ入る。

この法門古道は東涌の市街地へ続いている。

11:30頃、法門古道を歩き市街地の東涌方面へ向かう途中で香港国際空港が見えてきた。昴坪は山の中だけど少し歩くと山の下に市街地や空港が見えたりして意外と都会に近い田舎である。このまま東涌まで行くと帰りは山を登ることになるし、バスで昂坪へ戻るのも勿体無いので途中で引き返してユースホステルへ戻る。

昴坪→梅窩碼頭

10:05頃、ユースホステルをチェックアウトする。今日は香港を離れ中国広東省珠海へ向かう。10:15頃、昴坪大仏の前を通過。今日も観光客が多い。

続いて土産物屋街の昴坪市集を通る。7時に開店しないセブン-イレブンはこの時間はさすがに営業している。

土産物屋街もロープウェイの昴坪360から降りてきた観光客が結構いる。

10:20頃、バス乗り場に到着。21線のバスに乗車して大澳へ向かう。昴坪からも梅窩碼頭行きのバスがあるのだが、12:30発なので大澳へ行き梅窩碼頭行きのバスに乗車する。運賃は0.1香港ドル高くなるけど。一昨日バスに乗車したときはほとんど乗客がいなかったが土曜日だと20人以上乗客がおりそこそこ需要はあるようだ。10:35にバスが発車する。

10:50頃、大澳に到着。バス停で梅窩碼頭行きの1線のバスを待つ。

11:05頃、大澳から1線のバスに乗車して発車を待つ。運賃10.7香港ドル、11:10に発車し梅窩碼頭へ移動する。

ランタオ島→香港島

11:58に梅窩碼頭到着。バスを降りた目の前がフェリー乗り場だ。

12:10発、中環行き高速フェリーに乗船。運賃29.9香港ドル、ランタオ島梅窩から香港島中環の6號碼頭まで約30分の船旅だ。

船の速度は45km/hほどでスターフェリーより格段に速度が出ている。12:42頃、中環の6號碼頭に到着。隣はスターフェリーの中環碼頭だ。

香港→広東省珠海

6號碼頭から東へ歩いて、13:00頃、上環の信徳中心に到着。まずはビルの3Fへ行き珠海客運の窓口で14:30発、珠海行きのチケットを購入。港澳碼頭→珠海九洲港の運賃は220香港ドルだ。

13:05頃、東橋(EAST BRIDGE)からイミグレーションへ向かうが、まだ珠海行きのゲートが開いておらずしばらく待機となる。

13:50頃、今度は珠海行きのゲートが開いておりチェックインしてイミグレーションで出国手続きを済ませて待合室へ。

14:05頃、待合室で待機となる。

乗客のほとんどは中国人のようだ。

14:25頃、乗船が始まり、14:30頃、定刻通り出港する。

香港を離れ中国広東省珠海まで約70分の船旅である。今回は7年ぶりの香港になったが、やはり香港は中国とは違った。香港は道路がしっかり整備されているので、中国みたいにマンホールの蓋がないとか壊れているというのがない。
それに歩道もボコボコになっていない。香港はバス停では乗客がちゃんと並んで乗車するので乗車バトルは発生しなかった。

香港人は広東語、中国語、英語が話せるので凄い。大陸人とはオーラが全く違う。建物の作りも香港はきっちりしている。大陸だと外壁はがれてレンガむき出しとかあるけど、香港は建築工法が違うのかレンガを積み上げている工事現場を見なかった。香港は中国であって中国ではなかった。

広東省珠海

港澳碼頭を出港して船は西へと進む。速度は55km/hほどで高速だが揺れは少ない。15:45頃、広東省珠海の九洲港に到着。船を降りてイミグレーションで中国への入国手続きになる。入国カードを書いて、そのまま窓口へ。カードを記入している間に中国人はほとんど入国しており窓口はガラ空き、待ち時間無しで入国となる。

続いて税関検査で荷物のX線検査があるがここで係官に中身を開けるように言われるが、係官が確認したかったのは書籍であった。書籍がロンリープラネット2冊であるのを確認すると「行っていいよ!」と1分ほどで検査終わり。どうやら禁書狩りのようだ。香港から持ち込まれる中国政府にとって都合の悪い本を水際で没収しているようだ。GPSとかはスルーであった。個人的には禁書の有無よりGPS持ち歩いている方が怪しいと思うのだが・・・。

16:00頃、九洲港を出て予約しておいたユースホステルへ向かわないといけない。とりあえずマカオとの境界の拱北口岸へ向かう。

九洲港からは拱北口岸まで99路のバスで行けるのだが徒歩で向かう。

珠海十号别墅青年旅舍

高徳地図で場所を確認して向かうがバスで拱北口岸まで行ったほうが楽だったかも・・・。1時間近く歩いてユースホステルの近くまで来た。住所からして花園みたいに入口に保安がいると思うのだが、それっぽい所がある。保安のおっちゃんに聞いてみたら「ここだよ~」ということで中へ突入。

17:05頃、eLongで予約しておいた珠海十号别墅青年旅舍(Zhuhai No.10 Youth Hostel)に到着。レセプションで登記なのだが姉ちゃんが老板に電話で確認している。Booking.comでも予約できるので外国人OKの宿というのは分かっているのだが満室のオチか?しばらく話をして大丈夫だったようで登記する。パスポートはコピーを取らないといけないので一時預かりとなる。

で、案内された部屋は2人ドミトリーだ。あれ?予約したのは12人ドミトリーなのだが・・・。これは予約をとり過ぎたのか?設備に関してはOAタップがあるので電源の確保は問題ない。Wi-Fiは電波弱く激遅で使い物にならず。

夕飯食べに外へ出かけるが、そこら中でお姉ちゃんに声をかけられる。珠海なので分かってはいたが、ここまであからさまにお姉ちゃんたちが営業しているとは・・・。東莞は壊滅状態と聞いているが珠海はそうでもないようだ。まあ、お姉ちゃんたちには関わらないのが懸命だ。大体こういうのはお取り込みの最中に公安に踏み込まれて銭を巻き上げられるというのがオチだろう。

牛肉乾拌麺

18:30頃、イスラム食堂で夕飯に牛肉乾拌麺(12元/約240円)を食べる。珠海は物価が高いようで牛肉麺ですら9元になっていた。

食後はユースホステルの近くにあったスーパーマーケットの華潤万家に寄る。

海珠ビール

キリンの海珠ビール330ml(2.99元/約60円)を購入する。珠海で生産されている地ビールだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.99元
宿泊費 260元
合計 280.99元
本日の出費
項目 金額 備考
バス 17.3香港ドル 路線バス
フェリー 29.9香港ドル 梅窩碼頭→中環碼頭
フェリー 220香港ドル 港澳碼頭→珠海九洲港
合計 267.2香港ドル

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