福建省旅行記2016正月
ネットで切符を確保
06:30頃、12306.cnで今日の泉州→南靖行き切符を確認すると、10:40発のD6407次の一等座2枚、二等座6枚がある。昨晩は売り切れだったのだが深夜のうちに窓口で払い戻しがあったようだ。バスでアモイ経由で南靖行きを覚悟していたがアモイでの面倒な乗り換えを回避できるかもしれない。これは何とか入手しなければ!
ネットでの切符は07:00から販売なので少しの間待機となる。07:00になると同時にネット上での切符争奪戦が始まる。すぐに二等座を選択するが既に売り切れ、一等座が1枚だけ残っているので一等座を選択、支払方法選択画面になり切符が確保できたようだ。
支付宝で決済して何とか泉州→南靖の切符を購入した。二等座より8元高いがバスで移動するより実はまだ安い。とりあえず新年早々の切符争奪戦は乗り切った。08:00頃、ウォルマートで物資調達をしておく。
油断大敵しくじる
09:20頃、ユースホステルをチェックアウトする。09:30頃、花巷口のバス停から3路のバスに乗車。終点の泉州駅まで運賃2元だ。



仕方ないので12306.cnで南靖行きの切符があるか探すと14:55発のD6381次に切符に余りがあるではないか!これなら駅に到着してからネットで検索でも十分余裕ではないか。列に並びながらネットでD6381次の切符を購入しておく。高い授業料になってしまったというか新年からつまづいてしまっている。11:45頃、ようやく順番が来て窓口で切符を発券する。2時間コースの列であった。
泉州→南靖




しかし、車両や路線の設計速度は250km/hまで対応なのだが速度を落として運転されている。時刻表を見る限りだとG列車を含む他の列車も運行時間に差がないので速度を200km/h程度で抑えているようだ。
で、今回は一等座の席なのだがイベントが発生する。乗務員のお姉ちゃんが車内検札をして一等座に紛れ込んできた無座切符のおっちゃんたちを追い払っている。自分も車内検札かなと思って切符を準備したが素通りされてしまった。乗務員のお姉ちゃんは一等座に紛れ込む無座切符の乗客を見抜く千里眼を持っているようだ。
南靖→書洋




バイクタクシーで塔下村へ
18:10頃、書洋鎮に到着して下車するが、既に完全に夜で真っ暗だ。昼間なら書洋鎮で降りずに次の土楼接待中心で下車して入場券を購入して15元の景区バスで塔下村へ移動する。この時間だと土楼接待中心も既に閉まっている。今日は完全にしくじった。この先の交通手段がない!大体バスを降りるといつもはボリタクが待機しているのだがボリタクがいない。
既に運ちゃんたちは帰宅のようだ。これは本当に困った。ユースホステルは予約済みなので何としても塔下村まで行かなければならないのだが、まだ16kmも離れている。書洋鎮をさまよっているとバイクタクシーの運ちゃんが声をかけてきた。運ちゃんたち帰宅かと思ったらまだいたよ!塔下村までいくらか聞いたら50元というが、バックパックが重いのでバイクだと無理な気がするのでタクシーだといくらか聞いたら150元ということであった。

明かりのない山道をバイクが爆走していく。途中で景区チェックポイントに差し掛かるが停車して入場券買わされるのかなと思ったら、運ちゃんそのまま素通り。運ちゃんに門票とかは関係ないみたいだ。山道を爆走して生きた心地がしない状態が続き山の中に明かりが見えてくる。19:10頃、塔下村に到着、運ちゃんが村人にユースホステルの場所を確認して村の中心で降ろしてもらう。運ちゃんに50元を支払い看板のある路地へ入る。
土楼沐浴陽光国際青年旅舎



客家炒豆腐

で、会計は21元だと思っていたが20元だった。ご飯はおまけということかな?まあ料理が20元で高いから十分利益がとれているのであろう。今日は朝からしくじって予定が大幅に狂ってしまい反省すべき点が多い。何とか目的地へ到達したが新年早々散々な一日であった。
バス2元路線バスバス12元南靖駅→書洋鎮バイクタクシー50元書洋鎮→塔下村日用品8.8元
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 20元 | |
| 宿泊費 | 126元 | 1泊35元(会員料金)×5 |
| 鉄道 | 51.5元 | 一等座 泉州→南靖 |
| 鉄道 | 51.5元 | 一等座 泉州→南靖 |
| 合計 | 321.3元 |
客家の村・塔下村




引き返して塔下村へ戻るが途中で南靖-土楼のバスに追い抜かれる。南靖-土楼のバスがあるなら南靖汽車站から6路のバスでなく、土楼行きのバスに乗車すれば一番楽ではないか!
(後日、実際は書洋鎮-塔下での運行と判明)

徳遠堂


塔下村の茶畑

塔下村全景


客家料理の客家梅菜扣肉


| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 30元 | |
| 合計 | 30元 |
祐昌楼
07:40頃、塔下村から南の下板村にある祐昌楼へ向かう。塔下村南側の入口にある停車場を過ぎて10分ほど歩くとチェックポイントが見えてきたので入場券買おうかと思ったら誰もいない。まだ、出勤していないのか?でも、小屋は開いているな。







田螺坑土楼群
09:00頃、下板村を出る。続いて田螺坑土楼群がある上板村へ向かうが雨が降ってきた。


和昌楼

瑞雲楼

歩雲楼

振昌楼

文昌楼


12:45頃、塔下村の南にあるチェックポイントに到着するが真裏の遊歩道を通り素通り。
話し声は聞こえたので人はいるようだが車にだけ目を光らせて裏の歩道は放置のようであった。12:55頃、塔下村南側入口の停車場に戻ってきた。
客家梅菜扣肉

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 30元 | |
| 田螺坑景区 | 100元 | |
| 合計 | 130元 |
塔下村→河坑土楼群
08:00頃、ユースホステルを出て塔下村の北へと歩く。今日は塔下村から北へ約5kmの所にある河坑土楼群へ向かう。

河坑土楼群









13:00頃、塔下村の徳遠堂に到着。今日は元日のような賑わいはなく観光客は少なく静かだ。疲れてユースホステルに戻り寝込む。
炒菇


| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 20元 | |
| 河坑土楼群 | 50元 | |
| 合計 | 70元 |
塔下→書洋→南靖
朝から雨が降っており天気が悪い。今日はアモイへ移動するのだが、昨日まで永定の高北土楼群まで徒歩で移動するか迷っていたがアモイ行きにしておいて良かった。




南靖→アモイ

湖濱長途汽車站

廈門南湖鷺飛国際青年旅舍


青菜素麺


アモイ駅

ウォルマート

夜にアマゾン中国でロンリープラネット台湾などを注文しておく。ロンプラは台湾以外はすぐには必要ないのだが日本へ帰ってから注文すると本より配送料のほうが高くつくので中国にいるうちに購入しておく。支払いは支付宝で済ましておく。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 17.7元 | |
| 宿泊費 | 315元 | 1泊45元×7 |
| バス | 8元 | 塔下→書洋 |
| バス | 9元 | 書洋→南靖 |
| バス | 35元 | 南靖→アモイ |
| バス | 2元 | 路線バス |
| ロンリープラネット | 179.7元 | 台湾、浙江、成都、広西 |
| 合計 | 566.4元 |





















こんにちは。黒沢と申します。
今週25日に厦門にいき、土楼へも行く計画もしているのでとても参考になりました。ありがとうございます。
ところで、南靖→アモイはバスで行かれたようですが、新幹線の駅でもあるんですよね?
新幹線で厦門まで行くことも可能なんでしょうか?
おそらくバスのように気軽に乗車できないからバスで行かれたのではと思っていますが・・・
新幹線は事前にチケットの予約が必要だと思うので。
南靖→アモイは高速鉄道でも行けますよ!
南靖からは停車駅がアモイ駅とアモイ北駅の2つになりますが中心部のアモイ駅停車の列車は少ないですし、南靖駅も南靖県の中心部からかなり離れているので利便性が悪いです。
それに切符を予約しても窓口の混雑状況では並ばないといけないので近距離のアモイでは手間を掛ける必要性が・・・。
バスだったら席さえ空いていればすぐに乗車できます。
時間は掛かるかもしれませんが総合的な手間は少ないと思います。
高速鉄道でもいけるんですね。
ネットを調べてもあまり情報がなかったので。
ご返信ありがとうございます。助かります。
小学生の息子も連れていくので、なるべく長距離をバスで行くのは避けたいと思いお尋ねしました。
こちらの事情をご説明できず申し訳なかったですが参考にさせていただきます。
実際にどうやって行くかはまだ考え中ですが。