D413次 2等座で南京→上海
07:50頃、南京国際青年旅舎をチェックアウトして13路のバスで南京駅へ向かう。08:30頃、南京駅に到着する。
CRH専用の候车室に移動するがブルジョワ階級専用の別世界のため貧乏旅行者には刺激が強すぎる。
09:10頃、5番線ホームに降りる。CRHや軟座の乗客は候车室に入る際に改札を受けているので案内があればそのままホームに降りられる。おかげで乗客も少し心に余裕があるためか混乱はない。それに比べ硬座は・・・。同じ中国でも貧乏人と金 持ちで住む世界が違った。
CRH2に初めて乗車
階段を下りていくと5番線にはCRH2が停車している。日本のE2系を基にした車両だ。
鉄としては嬉しくて堪らない状況だが、まずは最後尾の1号車に乗車して荷物を置く。そして、先頭の8号車まで走る!撮る!鉄分補給する!と続けていきます。ホームには公安がいるのですが、もうお構いなしで限られた時間の中でホームを走り撮影していきます。
最高時速251㎞/h
鉄分補給をひとまず終えて車内に戻る。車内はほぼ満席になっており白人も数人乗車している。09:35発なのだが50秒ほど早く発車した。早く発車しても問題無いのか?発車後は白人さんたちがはしゃいでいたが特に害は無い。中国人が大声で話すよりははるかに上品だし。そういえば、CRHは運行開始当初は車内の備品が持ち去られたり破壊されたりしていたようだが、現在はそういう事は無いようだ。乗客の質も向上したようだ。ついでに普快の乗客の質も向上して欲 しい。
さて、発車後は蘇州まで200㎞/hを越える区間もあったがほんの少しの間でこれでは高い切符を買っても不満が残る。しかし、蘇州を過ぎるとCRHの本領発揮といわんばかりに速度を上げていく。
そして、車内では250㎞/hと速度が表示されていたがGPSは251㎞/hを表示していた。
上海到着、CRHが綺麗な訳は・・・
11:50に上海に到着する。このまま出口へ向かおうと思ったらCRHの車両を雑巾で拭いている光景を目撃する。中国の威信をかけて国産技術と唄っているだけあって常に綺麗にしておく考えだろうか?
まあ、国産技術と言っても実際はカナダや日本等の技術を導入しているけど・・・。CCTVの新闻联播で「CRH1はカナダのボンバルディアの車両が基です。CRH2は日本の新幹線が基です。生産は中国です。」とは絶対に言えないだろうな。
上海のユニクロは高い
上海駅から109路のバスで中山南一路で下車し今日の宿候補のひとつ上海藍山国際青年旅舎へ向かう。部屋は空いていたが一番安い40元の8人ドミは満杯で50元の6人ドミに宿泊することにする。会員料金で1泊45元、2泊することにする。
荷物を置いてまずは中国銀行へ行き以前開設した口座を解約する。そして、南京東路のユニクロへ行ってみるが日本では安くて庶民の味方のイメージがあったユニクロだったが上海では全く安くなかった。ジーパンが199元はぼったくりだろ!Tシャツ39元も高すぎ!ユニクロは中国では高級路線のようだ。ウォルマートやカルフールで買った方が安く済む。
信号無視が当たり前の上海でも武警がいると
人民広場近くを歩いていると4人の武警が隊列を組んで巡回している。歩く方向が同じだったので金魚の糞のように後ろから付いていくことにする。武警の巡回を見ていると人民は皆、武警をよけている。そして、交差点で信号が赤だとちゃんと止まって待っている。しかも、微動だにしない。おまけに普段は信号無視の人民のほとんどがちゃんと信号を守っているではないか!
上海で人民が信号を守るとは信じられない光景だ。武警がいるだけで人民が文明人に進化しようとしている。普段は公安の前でも堂々と信号無視するのに武警がいると信号を守るとはどういう事なんだ?
上海南駅はやる気無しか?
17:30頃、上海南駅を訪れるが售票厅が17:00で閉まっている。当日の切符は2階の専用の売場で買えるのだがその他の切符は買えない。田舎の駅なら 早く閉まるのは仕方ないけど、D列車が発着する上海南駅で17:00に販売終了は明らかにやる気が無いだろっ!建物は立派でもやる気は無しだ。せめて 19:00まで営業しろよ。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 5.5元 | |
宿泊費 | 90元 | 1泊45元×2 |
バス | 10元 | 路線バス |
合計 | 105.5元 |
上海南駅で切符購入
08:30頃、上海南駅で明日の福州行きの切符を購入する。切符購入の後は上海南駅の隣にある上海長途客運南站へバスの状況を確認しに行く。
上海南駅、上海長途客運南站は共に比較的新しい上海の重要交通拠点だ。バスの運行状況は隣接する江蘇省、浙江省へのバスが当然多いが青島、広州、桂林へのバスも運行されている。
福建省観光の目的
今回、福建省を訪れる目的は烏龍茶の産地で有名な安渓と客家土楼がある永定を見ることである。更にビザが1/3までの期限なのでそれまでに広東省深圳まで移動し香港でビザを再び取得する計画だ。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 4元 | |
鉄道 | 130元 | 硬座 上海南→福州 |
バス | 4元 | 路線バス |
合計 | 148元 |