また腹を壊す
大理に向かうバスの中でまた腹の調子がおかしくなり緊急事態の発生だ!原因はわかっている。昨日バスに乗る前に1元で買ったサトウキビだ。前回のパイナッ プルで学習していたのでサトウキビも中るかなと思っていたら予想通りだ。バスがトイレ休憩のたびにトイレに駆け込む。もちろん扉のないトイレなのだが贅沢 は言っていられない。他の乗客と一緒に大便である。途中ではトイレ代3角をおばちゃんに徴収され散々であった。やはり生物は食べてはいけない。苦しみなが らも1130頃に大理汽車客運站に到着する。
大理古城に滞在
まずはバスで大理古城へ向かう。しかし、到着早々に宿の客引きがしつこく追いかけてくる。おかげで逃げるために無駄な時間をすごす。途中で安い宿があると いう客引きが話しかけてきたので話を聞き、とりあえず1330頃に旅游之家旅館に1泊30元で泊まることにした。荷物を置いて散歩すると大理古城の外で天 龍八部影視城の案内を発見!大理観光の本命を早くも発見しとりあえず案内をたどるがうわさに聞いていたが坂を登り山のほうへ行く途中で疲れて引き返す。体調が戻ったら見学しよう!今日はもう疲れたので寝る。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 17元 | |
宿泊費 | 30元 | |
バス | 2.5元 | 路線バス |
トイレ | 0.3元 | |
合計 | 49.8元 |
四季客桟に移動
旅游之家旅館を1000頃にチェックアウトする。すぐに四季客桟に移動してベッドが空いてるか聞くとあるとのこと。1泊20元で会員は15元。会員になれ るか聞くと70元でカード発行できるということなので会員になる。今まで宿泊したユースホステルはいつも返事は「没有」「现在结束了」だったのでようやく会員になれた。大体14日宿泊すると元が取れるのですぐに元は取れるだろう!
今回は5日宿泊予定なのだが様子見で1泊分の宿泊費を払い良ければ明日残り4 日分をまとめて払う。部屋も4人部屋でテレビなしでトイレ・シャワー共同のバックパッカー御用達の部屋である。ようやく大理での拠点を見つけることができ た。とりあえず5日ぶりにシャワーで体を洗い、何日洗っていないか分からない服を洗濯すると思っていたらお湯は出るのだが水が出ずに熱すぎる。すぐに服務 員に聞いてみると工事中でいつ水が出るか分からないということである。まあ、仕方ないので大理古城を散歩することにする。
大理古城を散歩
昼ごろに大理古城を散歩するのだが、とりあえず南門を目的地にして東の復興路を目指して歩いてみる。冬の寒い時期にもかかわらず外国人観光客はそこそこ見かける。店とかの看板にも英語表記が目立つので観光シーズンになるともっと外国人観光客が来るのだろう。
大理古城でも一番賑わっている復興路に到達して南へ向かう。復興路には土産物、翡翠や普洱茶を扱う店が多いのだが土産物屋があるのは当然で、普洱茶は茶馬古道が大理を通っているから分かる。問題は翡翠 だ。翡翠はミャンマー産なのだ。はっきり言ってこれは買う価値がないです。
品質の問題ではなく産地と大理の関係があるのか疑問です。仮に買ってもよいとしたらミャンマー産ではなくホータン(和田)産とかの新疆ウイグル自治区の翡翠でしょう。中国に来ているのだからシルクロードに関連しているならよいだろうけど、ミャンマーだと?ですね。
疑問に思いつつ南門に向かい歩いていると大理市博物館と人民英雄紀念碑を発見。人民英雄紀念碑は軍の施設の敷地内にあるようで撮影禁止の看板はあるものの観光客はかまわず撮影しており、警備の兵士 も特に注意せず事実上撮影可能になっていた。
観光客に混ざり撮影をして次に大理市博物館を見学する。入館料は5元と低料金でありがたい。
展示内容も5元が 妥当で10元だとボッタクリになりそうだ。30分ほど見学して南門を再び目指す。
南門の古楼に登る
南門にようやく到着する。南門の古楼は入場料2元になっていたので、迷わず払い古楼に登る。古楼からは大理古城が一望でき洱海も遠くに確認でき2元分の価 値はあった。そのまま城壁を歩いていくといくつか城壁に上る入口があるのだが料金を徴収する人がいない。どうやら南門の古楼のみに料金徴収のおばちゃんが いてそれ以外の入口からの城壁のみ見学の場合は事実上無料になっているようだ。ただし、おばちゃんに見つかるとどうなるかは分からない。
古楼と城壁を見学 した後は南門周辺を散歩する。南門の前で地図や本を売るおばちゃんが声をかけてきた。どうやら本を買って欲しいらしい。大理や麗江の写真集を売り込んでく るのだが80元と高い。
本は無視して大理の地図をまだ買っていないので地図を見ていると、写真集を50元に値下げしてきた。やはり定価があってないような国だ。日本とは違う。し かし、写真集に興味のない自分は4元の大理の地図を購入するが別のおばちゃんまで本を売り込んでくるのですぐに移動する。
南門を見学したので次は東門を見 学しようと思ったら東門には閉鎖されており登れなかった。近くでは城壁の復元工事も行われており将来は城壁で古城を囲むのだろうか?東門を登れなかったものの見学して北門を目指す。歩いて分かったのだが東門から北門にかけては城壁はなく観光客もおらず、ただの農村で開発はされていなかった。大理古城といっ ても観光地とそうでないところがはっきりしている。古鎮として開発されているのは一部だけのようだ。北門に到着後は四季客桟に戻る。
市場で果物を買う
四季客桟に戻る途中で市場を見つけていたので、再び四季客桟を出発。市場でリンゴ、ミカン、バナナをそれぞれ1kg購入する。値段はリンゴ3元、ミカン2 元、バナナ2元なのだが計り売りなのでバナナが1kgを超えてしまい3元分購入する。合計8元なのだが大理ではレストランで食事するよりも市場で果物を買って節約する方が安上がりのようだ。大理は観光地なのでレストランでの料金は高く、値段表もない。
昆明にいた時の方がどれだけ安く炒飯が食べられたか・・・。果物なのであたらないようにその場で皮を剥いたりしない物を選んだ。さすがに今回は問題ないはずだ。1600頃に四季客桟に戻りリンゴなどを夕 飯として食べる。明日はいよいよ本命の天龍八部影視城を見学だ。料金がボッタクリではありませんように・・・。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 11.5元 | |
宿泊費 | 15元 | |
会員カード | 70元 | |
大理南門古楼 | 2元 | |
大理市博物館 | 5元 | |
地図 | 4元 | |
合計 | 107.5元 |
天龍八部影視城を見学
0800起床。0900頃に四季客桟を出て天龍八部影視城に向かう。30分ほどで到着するが入場料が52元と高い。
少し迷ったが天龍八部の撮影にも使われ たのでここで引き返すわけには行かずに52元を支払い入場する。
工事中の所もあれば、ほとんど放置され手入れされていない建物もある。
入口周辺だけがしっかり整備されているがその他は放置されているか工事中になっている。
ドラマで見たセットもあり期待していたのだがどうも52元を支払う価値はなかったようだ。
はっきり言ってがっかりした。客も少ないのに拡張工事していたりして経営が成り立っているのか疑問である。
1億元を投資されているようだが、とても回収できているとは思えない。
どうして中国のテーマパークはどこも入場料が高くて客の少ない所ばかりなんだろう?日本なら絶対潰れている。
将軍洞に向かう
天龍八部影視城を失意のうちに後にして、一塔寺を訪れたが工事中で入れずに次の目的地を探す。地図に将軍洞という場所を見つけ早速向かう。大理古城を一旦離れ下関に向かい。12路のバスで終点の将軍洞に1300頃に到着。
将軍洞風景区は入場料が2元でバックパッカーにはうれしい低料金だった。
将軍洞風景区は祠と龍泉が主な観光地であるが山の中にあるため自然も豊富だ。
山の中にあるため険しい山道を登るのだが将軍洞風景区からは大理の町や洱海が一望でき眺めは最高だ。
龍泉から出る水はお年寄りたちがペットボトルやポリタンクに入れて持って帰っている。
そういえば周辺でも湧き水を汲んでいる人たちがいたが、大理の湧き水 は飲料水にもなっているようだ。
将軍洞風景区は標高2000~2200mに位置しているので体力はかなり消耗するが2元以上の価値はある。大理を訪れる バックパッカーにはお勧めの場所だ。
砂鍋魚を食べる
将軍洞から1600頃に大理古城へ戻り夕飯に大理名物の砂鍋魚を食べる。洱海で獲れる魚を使った鍋でおいしかった。料金は20元とやはり高いがやはり名物を食べなければ。今回は特別に予算を奮発した。
四季客桟で停電に遭遇
四季客桟に戻ってHP製作に励んでいると停電に遭遇。宿泊客は騒いでいるが自分は気にせず川口浩探検隊のようにヘッドライトをつけて気にせずノートPCに向かう。まあ、停電で騒いでいるようだと一人前のバックパッカーにはなれないだろう。
寝る前に酒を飲む
寝る前に夕方買ったカップ酒を飲んだ。酒精38度と表示してあったが酒をほとんど飲んだことのない自分にはどの程度のものかわからない。正直言って辛くて 飲みにくかった。おそらく酒豪にとってはおいしいのだろう。今まで飲んだ酒が5L以下が確実の自分には酒の味はわからない。まあ、この先アル中にならない 程度でたくさんの種類を試してみようと思う。量り売りの酒も面白そうだ。肝臓が悪くならないように気をつけながら飲もう!
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 26.8元 | |
宿泊費 | 60元 | |
バス | 7元 | 路線バス |
天龍八部影視城 | 52元 | |
将軍洞風景区 | 2元 | |
トイレットペーパー | 3.8元 | |
合計 | 151.6元 |
今日はHP製作で籠もる
今日は雨が降ったり晴れたりと山の天気で怪しいので部屋に籠もってHP製作に励む。かなり中途半端な部分があり忘れないうちに一気に仕上げた。
鶏肉涼米線を食べる
夕飯に鶏肉涼米線を食べた。鶏肉涼米線もこのあたりの名物らしいので昨日の砂鍋魚に続いて食べたがおいしかった。でも、量が少なかったので他の店で鶏蛋炒 飯を食べてようやく満腹!夜にスーパーでまた酒を買った。老白干という酒精38度の酒だ。450mlで3.8元だったがレジで釣銭の2角が無くて、代わりにガムを貰った。中国では釣銭切れのときはガムなどで代用するようだ。酒は醜態を晒さないように寝る前に飲んでおこう。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 18.5元 | |
合計 | 18.5元 |
二日酔いで午前中は動けず
0800過ぎに起床するが平衡感覚がおかしい。どうやら二日酔いらしい。二日酔いは頭が痛くなると聞いていたが頭は痛くないのだが三半規管に異常が発生したようで平衡感覚がおかしい。天気も雨からみぞれに変わり寒い。午前中はおとなしく体調の回復を待つ。
天気悪くておとなしくする
外出してみたものの寒いし天気が悪いので郵便局で葉書を出すなど用事を済ませ部屋に戻り大人しくする。蒼山は雪化粧しており一昨日とは様子がまったく違っていた。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 7.5元 | |
切手 | 4元 | |
合計 | 11.5元 |
朝から雪でやる気なし
起きてみたものの雪が降っている。3日連続で天気が悪く寒い。初めの3日間は天気が悪くなかったので散歩したり将軍洞まで遠出できたが、この3日間は何もできずに大理に滞在している。ある意味の沈没状態だろうか?
麗江行きの切符を調達
0930頃に寒いのを我慢して麗江行きの切符調達と両替に大理古城から下関に移動する。まあ、大理古城でも出来る事なのだが大理古城から下関の路線バスで どのくらいの時間がかかるのか調べたかったので下関まで出かけた。このバスは大理古城から下関の4路の路線バスとは別のバスで3分間隔で運行しているシャトルバスみたいなものである。運賃は4路のバスと同じで1.5元で大理古城の博愛路からバスターミナルの下関客運站までを走っている。0940に発車して途中で客を乗せながら1010頃にバスターミナルに到着。この頃には雪は雨に変わっていた。
近くに中国銀行が無いか探し5分ほどで見つけ2000元引き出す。初めは3000元引き出そうとしたが1回2000元が限度額だった。3年ぐらい前は1回1000元が限度額だったか今は2000元になっていた。さら に使えるクレジットカードがVISA以外にJCB、AMEX、ダイナーズと増えている。3年でこんなに変わるとは中国の変化の速さはすごい!現金調達の後は下関客運站から西に徒歩5分ほどの所にある大理汽車客運站で麗江行きの一番安い1000発の切符を調達する。47元で保険料込である。
とりあえず、今日 の目的は達成したので近くの食堂で米線を食べて昼ごろに大理古城に戻る。大理古城に戻ると天気は雨から曇りに変わっていた。さすがにこの天気と寒さで観光 客は少ない。外国人や客引きをほとんど見かけられない。この天気では客引きも休みだろうな。明日は麗江に向けて出発だ。でも天気悪そう。
両替
JTBグローバルキャッシュ 2000元
為替レート1元=16.3005円
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 18.5元 | |
バス | 47元 | 大理→麗江(保険料込) |
バス | 3元 | 路線バス |
合計 | 68.5元 |