路線バスの車内で大小便を目撃
今日は成都の東にある洛帯古鎮を見物に0730頃に出かけたが2路のバスの車内で子供が小便をしていた。婆さんが我慢できない孫に小便をさせるという光景だ。周辺の乗客は何も気にしていない様子だが暫くすると、なんと婆さんが孫に大便をさせているではないか!
これも乗客は気にしていない様子だったが窓の開いている車内でも徐々に悪臭が充満してきてついに運ちゃんが怒り出した。でも、怒るのが遅すぎると思うが・・・。乗客たちの中にもハンカチで鼻と口を覆う者や咳き込む者も出てきた。
今まで昆明のウォルマートの食品売り場で子供が小便をするのは確認したが路線バスの車内で大小便は初めて目撃した。さすが中国!5000年の歴史を持つ国だ。外国人を驚かす行動はお手の物だ。
洛帯古鎮は古鎮とは言えず
五桂橋汽車站に0830頃到着。ここで219路のバスで洛帯古鎮を目指す。通常、旅行客は成都旅游集散中心(新南門汽車站)からバスで洛帯古鎮へ向かうが今回は完全に地元民と一緒に洛帯古鎮へ向かう。0900頃、洛帯客運中心に到着する。バスターミナルの出入口には三輪自転車の運ちゃんが待ち構えているが無視して徒歩で洛帯古鎮へ移動する。
5分ほどで到着するが古鎮と言っても綺麗に整備された土産物屋と飲食街になっていた。どうやら観光地化されて古鎮の風情が失われたようだ。でも、せっかくきたので見物していくことにする。
洛帯古鎮は三国時代に蜀の劉禅が玉帯を落としたので落帯と呼ばれるようになり、いつしか洛帯と呼ばれるようになったと伝えられている。一応は三国志にも関連しそうな場所だが、劉禅が遊んでいた場所では価値は・・・。
劉禅を抜きにすると洛帯古鎮は客家の人たちが住んでおり先祖は広東、福建などからの移民だそうだ。客家の街なので当然ながら客家語が受け継がれている。
洛帯古鎮はそれほど大きくなく見所も少ないので約1時間もあれば古鎮は十分見物できる。
明蜀王陵
洛帯古鎮の次は十陵鎮にある明蜀王陵を見物に行く。219路のバスで1030過ぎに成都大学に到着する。事前調査だと次の十陵鎮政府からボリタクで10分ほどとあったのだが成都大学の手前で明蜀王陵の看板を見つけて成都大学で下車する。看板を確認しに行くが地図や距離については表示されておらず期待した情報は入手できなかった。看板を後にして周辺を彷徨うが実は看板のある未舗装の道が入口だと後に判明する。この誤った判断で結局、明蜀王陵博物館には辿りつけなかった。
しかし、昼頃に明蜀王陵の1つである香花寺明蜀王陵は見つけることができたと言っても石碑を見つけただけでどこが遺跡かはわからなかった。情報が乏しいので1230頃に80路のバスで撤退することにする。昼食を食べた後にグーグルアースで収集したGPSデータを参考に周辺を調べると成都大学の南にそれらしい場所を見つける。これは再挑戦しなければならないだろう!
成都はご飯が安い
1週間ほど成都に滞在しているが同じドミに宿泊している日本人連れて行ってもらった食堂ではご飯がおかわり自由で食べ放題なのだ。中国各地を旅していたがご飯のおかわり自由は初めて遭遇した。さすが天府之国と呼ばれる四川省だ。でも最近は物価が上がっているようで以前はご飯が無料だった店でも1元、2元取 るようになってきている。
それでもご飯おかわり自由はありがたい。毎日ご飯は3杯くらい食べており、あまりにも食べ過ぎるので食堂のおばちゃんに目をつけられてしまったところもある。おかわり自由でも程々にしないとさすがにやばいようだ。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 9.5元 | |
バス | 8元 | 路線バス |
切手 | 5元 | |
合計 | 22.5元 |
黄龍渓
0630頃に起床して0715頃に出かける。今日は成都の南にある古鎮の黄龍渓を見物する。黄龍渓へも成都旅游集散中心からバスが出ているのだが、自分は捻くれているので路線バスで向かう。しかし、18路、819路、821路と乗って行くのだが18路から819路の乗換えのバス停が分かりづらく1時間ほど無駄に過ごしてしまい結局、黄龍渓に到着したのが1040頃だった。
これなら、成都旅游集散中心からバスに乗ったほうが楽だった。黄龍溪は洛帯古鎮と並ぶ成都近郊の有名な古鎮である。
洛帯古鎮が観光地化され古鎮の風情が全く無かったが黄龍溪は観光地化されているものの多少は古鎮の風情が残っており洛帯古鎮よりは楽しめる。
古鎮の脇を河が流れており黄龍溪の名前の由来になっているのでしょうか?
古鎮自体は1時間ほどもあれば十分見物できる。周辺には観音寺などの観光地もあるがこの辺は別に見る必要は無いと思われる。
明蜀王陵
昼食後に昨日一時撤退した明蜀王陵に再び向かう。グーグルアースでしっかり確認したので今日はちゃんと見つけることができるだろう。1530頃、80路の バスで成都大学に到着する。昨日見つけた明蜀王陵の看板の奥へ進むが正覚山庄というレジャー施設らしき場所に辿り着くが明蜀王陵の看板が見当たらない。近くにいたお婆ちゃんに聞いてみると正覚山庄の中に明蜀王陵があることが判明する。正覚山庄の中を突き進んでいくと昭王陵と僖王陵があった。
2つの王墓は鍵がかけられていたが近くの事務所で入場券を購入して王墓を見物する。
僖王陵の地下宮殿は明の十三陵の定陵に匹敵する立派な地下宮殿であった。
昭王陵の地下宮殿はまだ修復途中で物足りなかった。それでも、10元でこの内容ならば十分見る価値はあると思った。
昭王陵と僖王陵を見物後は少し離れた場所にある明定王次妃墓も見物していく。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 23.7元 | |
バス | 22元 | |
明蜀王陵 | 10元 | |
明蜀王定王次妃墓 | 2元 | |
日用品寺 | 1.2元 | 石鹸 |
合計 | 58.9元 |