国立台湾博物館





歩いてみる





国軍歴史文物館




カルフールで買い物


そして、やたらと日本語表記の商品が多いのだ。でも、日本の商品かなと思って手にとってみると日本では使わなくなった難しい漢字があったりと完全な台湾製なのだ。どうも、台湾では日本語を使っておくと消費者の購買意欲を掻き立てる作用があるようだ。これは日本に対する印象が良い台湾ならではの光景だろう。店内を一回りしてTシャツ2枚と可果美(カゴメ)のカレーの3箱セット、ビールを購入する。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 136台湾ドル | |
| 衣類 | 118台湾ドル | |
| 合計 | 254元 |
二二八和平公園・二二八和平紀念館

ここには台湾最初の蒸気機関車である1号機関車「騰雲」と9号機関車が展示されており台湾の鉄道史における重要な機関車である。ここでは10台湾ドルで汽笛が聞けたりするのだが家族連れが硬貨を投入してくれたので便乗して汽笛を聞く事が出来た。




中正紀念堂








日本ではこれは何気ない光景なのだが、大陸を旅していた自分にとっては衝撃的な光景であった。大陸なら小皇帝を叱ることなく家族全員で信号無視だ。当然、人民どもも100人中99人が交通ルールを守るという事は無いと言っても良い。台湾と大陸の差を目の当たりにした。
そして、横断歩道を渡り歩道を歩いて行くと教育部の前でデモ活動が行われていた。自由にデモが認められているとはさすが台湾!民主国家だ。大陸で同じような事をしたら投獄されてしまうだろうし、ついでに行方不明にもなりそうだ。
新光三越へ行ってみる

因みに言っておくが昨日カルフールで買ったTシャツは三越で買い物する為に小ぎれいにしておこうと買っておいたのでないぞ!既に穴あきTシャツで限界に達したから買い換えただけである。

正真正銘の日本の食料品が並んでいる。でも、値段は高い。自分はとても日本の食料品は買えないので特売の緑茶を買うので精一杯である。上流階級の世界は自分には合っていない。民工の世界がちょうど身の丈にあっている。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 12台湾ドル | |
| 二二八和平紀念館 | 20台湾ドル | |
| 合計 | 32台湾ドル |
国立歴史博物館へ行くが・・・

光華商場



悠遊卡を購入する



カルフールでビール大量購入

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 418台湾ドル | |
| SDカード | 240台湾ドル | 4GB |
| 合計 | 658台湾ドル |
総統府を見学するが・・・




自分としては植民地以前の展示も充分面白いと思うのだが、ここは先生に従う事にする。先生は日本の植民地時代の展示で下関条約や日本軍の台湾上陸を説明するが「平和的に台湾は日本に引き渡された」とか全く予想していなかった説明を受ける。確か日本が台湾を接収する際には台湾民主国を滅ぼして14000人ぐらい犠牲者が出ていたはず(参考)なのでこの説明には驚きである。まあ、大陸だったら「日寇は略奪と殺戮の限りを尽くし・・・」というような説明の筈だ。
そして、先生は教育政策の部分の説明では教育勅語を暗誦し始めて、明治天皇を明治天皇様と呼び「日本は台湾に学校を作ってくれた」「台湾をいじめたり、愚民化政策をするなら学校は作らない」と日本と明治天皇をべた褒めする。教育勅語を暗唱できる時点で既に凄いのだが、明治天皇までべた褒めするのでこれまた驚きだ。韓国なら「八つ裂きにし ても足りない日王」と紹介しても不思議ないだろう。
この様に日本を褒めちぎる中で蒋介石や宋美齢、国民党については「日本の財産は蒋介石と国民党が引き継いだ」「台湾政府は日本から財産を引き継いでいない」「支那人は嘘をつくでしょ」「支那人が来る前は強盗や殺人事件は大事件だったが、今じゃ大事件じゃないでしょ。東京にも支那人がたくさん来て同じでしょ。」「蒋介石が死んで宋美齢はアメリカに逃げた」と一転して何やら厳しい発言が・・・。というか、先生 「支那人」と言っちゃまずいですよ。
更に六士先生の芝山巌事件に関しては「この人達は台湾の教育の為に来たのに台湾じゃ悪い人にされている。本当の歴史は違う。これは反対教育、反日教育。」と予想外の展開が続き、廖添丁の展示では「この人は泥棒なのに今じゃ義賊になっている。これも反対教育、反日教育。」と言っちゃまずいような内容になっている。
そして、「ここじゃあまり見せられないけど、この本あげるからちゃんと読んでね」と日本語の本を貰う。自分もすぐにポケットに本をしまうと先生が「あの黒の上着で襟が赤の人いるでしょ。あれ国民党の人。」とかなり警戒した様子だ。どうやら、先生は蒋介石、宋美齢、国民党、大陸人がかなり嫌いなようだ。本省人と外省人の対立は予想以上に根深いというのを認識させられた。
更に「日本でも餃子の事があったでしょ。最近はインゲンとか・・・。だから支那は駄目。」と大陸批判全開である。次に台湾の水道事業の説明を受けるが「東京より先に台湾に上水道ができた」と説明を受けて「東京より先だったんですか?」と驚くと先生は「日本は台湾を重要視していたんだ」と凄く嬉しそうに説明を続けて、「日本は外国から技師を連れてきた」「台湾をいじめるなら外国から技師は連れてこない」と日本びいき全開である。
更には八田興一の説明では「八田興一さんは灌漑設備を作ってくれた」とか後藤新平の説明では「自分たちはこの人に助けられた」「日本からお医者さんをたくさん連れてきてくれた」といった驚きの発言ばかりである。
更に台湾人日本兵の説明では「台湾人も日本の兵隊さんとして戦ったんだ」「鹿児島の知覧特効基地に行ったことある?私は3回行った事があるよ。機会があれば行きなさい。」と説明が続き、従軍慰安婦についての説明というか先生の意見を聞く事になるがそれは「軍部が女の人達を攫ったなんて嘘」「強制してたら女の人はみんな自殺する」 「お金がたくさん貰えて、病気になっても国がちゃんと治療したから応募したんだ」と驚きの意見であった。
まあ、自ら応募した女性もいるかと思うが強制された女性もいるんじゃないかな?現代で例えるなら多重債務でサラ金のおっちゃんたちによってお風呂屋さんに沈められた女性みたいに嫌々というのもあるよう な・・・。というか、先生は日本の悪い所を一切説明していない。
更に「麻生はまあまあだね。小泉さんははっきり言うからいいね!福田は駄目だね。」と日本の首相を評価し始める。先生は親中の福田は嫌いなようだ。でも、安部さんは忘れ去られていた。もう、驚きの連続です!大陸では絶対にありえない発言の連続だ。そして、最後に先生から11/2が普段は非公開の2階と3階が見学できて撮影可能という特別参観日という事を教えてもらう。
国立歴史博物館


食料を食い尽くした
大陸から持ち込んだ米とラーメンを台湾に来て以来食べていたが、ついに食い尽くしてしまった。明日からは快餐を利用する事になりそうだ。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 国立歴史博物館 | 30台湾ドル |
| 合計 | 30台湾ドル |











































