いよいよ博物館通票を使って博物館巡り開始!
今日からいよいよ博物館通票を使って北京の博物館めぐりを開始する。まずは手始めに滞在している東城区にある15ヶ所の博物館を制覇することが目標だ!09:00頃に宿を出発して徒歩で最寄の智化寺へ向かう。
入口の額は明の皇帝 英宗より賜ったものである。入場料は10元だが通票を使って無料で入場する。境内はそれほど広くは無いが胡同の一角にあるので静かに見学できる。
智化寺の次は北京古観象台を目指す。北京古観象台は地下鉄建国門駅のすぐ近くなので徒歩5分ほどで到着。
北京古観象台は明の正統7年(1442)に建てられ明、清代の両王朝の天文台として使われてきた。都会の真っ只中に城門のような建物がありすぐに見つかり分かりやすい。
通票を使って入場料が半額の5元に なるはずが料金改定で更に安くなり2元で入場できた。日時計や青銅製の観測機器が屋外展示され家族連れが見学していた。
王府井小吃街を見物するが・・・
北京古観象台を後にしてバスで王府井へ足を運び北京王府井古人類文化遺址博物館を探す。
東方広場の東方新天地商城と地下鉄王府井駅の連絡通路にあるという ことなので地下にあることは分かっている。とりあえず、東方新天地商城から地下鉄の連絡通路を探してすぐに博物館まで見つけるが、特に気にしていなければ 連絡通路に博物館があることにも気付かないだろう。
入場料は10元で通票を使うと2人半額なのだが何故か1人で2人分使用できて無料で見学できた。
北京王府井古人類文化遺址博物館は1996年に東方広場の開発時に発見され博物館として保管されている。
王府井には博物館がもうひとつあり北京人芸戯劇博物館を目指し北へ向かう。途中で王府井小吃街を偶然見つける。
ちょっと覗いてみたが串焼き1本5元などボッタクリ価格で商売が行われている。
まあ、家賃とかが高いから仕方ないだろうけど、ここで食事する人たちの気が知れない。
王府井を歩いているとどこかで見たような逆バンジージャンプを見つける。
ビルの壁にぶつかることもあるようだが破損しているが直されておらず、これが危険だと強調しているように見えた。
王府井を北に進み北京人芸戯劇博物館を探すと首都劇場が北京人芸戯劇博物館と同じ住所になっていた。警備員に聞くと奥に博物館があることを教えてもらう。 奥に行くとエレベータがあり4Fが北京人芸戯劇博物館になっていた。
老舍紀念館は四合院になっており小説家、劇作家の老舍の資料館にもなっている。
胡同にあるのでちょっと場所が分かりづらいが訪れている観光客はそこそこいた。
老舍紀念館を見学後はバスで移動し14:00過ぎに北京市文天祥祠文物保管所を見学する。
15:00頃に芧盾故居を訪れるが入口に人が居らず結局無料で見学をする。
芧盾は現代作家で北京には1974年からこの四合院に住んでいた。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 10元 | |
バス | 1.2元 | 路線バス |
北京古観象台 | 2元 | |
北京市文天祥祠文物保管所 | 5元 | |
老舍紀念館 | 5元 | |
合計 | 23.2元 |
朝から王府井へ
09:45頃、王府井にやって来たが実は昨日1ヶ所忘れていた博物館があった。工美大厦にある北京工芸美術博物館だ。工美大厦の4階にあるのだが、ここは 貴金属や工芸品を扱う店が多く金持ちが来るところだった。場違いと思いつつエスカレータを登り北京工芸美術博物館に到着。
見学するも撮影不可だった。まあ、高そうな工芸品が多かったので明らかに金持ちの客向けの博物館だった。まあ、入場料は安いので何日も体を洗っていないバックパッカーは小綺麗にしてか ら訪れるように!
続いては孔廟・国子監を目標にしてバスで移動する。孔廟・国子監は孔子を祀る孔廟と明清代の最高学府である国子監があった場所である。
11:00頃に到着 して入口の写真を撮影していると白人の団体客が押し寄せてきた。どうやら、白人にも孔子は人気のようだ。見学に来たときはちょうど工事中であり立ち入り禁止の場所もあった。
工事は6月に終わる予定のようで北京五輪を控えて孔子を世界中から来る観光客に売り込もうということだろうか?
昼前に鐘楼を目指しトロリーバスで移動する。鐘楼だけを見るつもりだったが鐘楼の前に鼓楼があった。
こうなると鼓楼も見てから鐘楼に向かうことにする。鼓楼の入場料は20元でちょっと高い。鼓楼からは景山公園、北海公園まで見える。
鐘楼は元代に建てられるも火災で消失、明の永楽18年(1420)に再建されるも又も火災で焼失、現在の鐘楼は清の乾隆10年(1745)に建てられたものだ。
鼓楼と鐘楼の周辺は胡同があり胡同ツアーの三輪自転車をよく見かける。
北京皇城芸術館と正陽門を見学しようとバスと徒歩で天安門まで来たが様子がおかしい。警備の数が多いし、天安門広場が封鎖されている。
どうやら、全人代の真っ最中のようだ。天安門広場には多数のバスが停車しており臨時駐車場になっている。
警備が厳重な中、14:15頃に天安門の東にある北京皇城芸術館に到着。ここは今までの博物館と違い係員はスーツを着ている。これは、天安門のすぐ隣にあ り外国人観光客が訪れそうな場所ということだからだろうか?
なんかきっちりしすぎているので違和感を覚える。やはり、入口でおっちゃんやおばちゃんがお茶を飲んだり世間話をしているのが中国の博物館や公園だと思うのだが・・・。正陽門を見学しようと思っていたが天安門広場が封鎖されているとなると正陽門が見学できるか怪しい。
とにかく正陽門へ向かうが途中で公安の職務質問を受けている人民を複数目撃する。中には職務質問に不満があるようでゴミ箱に八つ当たりしている人民もいた。何が原因で怒っているのだろうか?正陽門が見えてきたが封鎖されていた。他にも中国国家博物館も休館で規制線が敷かれていた。全人 代が終わるまで天安門広場周辺は避けた方が良さそうだ。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 12.4元 | |
バス | 1.6元 | 路線バス |
北京工芸美術博物館 | 5元 | |
鼓楼 | 20元 | |
北京皇城芸術館 | 10元 | |
合計 | 49元 |
北京警察博物館へ行く
今日は北京警察博物館から見ていくことにする。地図を調べると天安門広場の近くで公安部の裏手の通りにあるようなので徒歩で向かう。10:00頃、北京警 察博物館に到着。道を挟んだ対面には、なんと最高人民法院があるではないか!さらに後で分かったのだが北京警察博物館は北京市公安局の敷地内にあった。
まさに周辺一帯は中国の司法の中心部だ。とにかく博物館に入ってみるとまずは所持品検査が待ち受けていた。金属類は全て出して金属探知機を通るが当然の如く 引っかかる。ポケットには果物の皮むきに使う十徳ナイフを入れたままにしていた。場所が場所だけに非常にまずい状況だ。「身柄拘束かな?」と思っていたら 「ナイフは持ち込み禁止ですので預かりますので出るときに返却します」と言われ何とか助かった。
博物館には警察の歴史、装備品の展示があり興味深いものばかりだ。展示されている銃器の中には、なぜか日本の三八式歩兵銃があった。博物館には警察だけでなく消防の展示もあった。
いよいよ西城区の博物館を見学
東城区の博物館は正陽門と北京自来水博物館の2ヵ所を残すだけだが正陽門は16日まで休館ということが訪れて分かった。北京自来水博物館は月、火が休館日なので明日見学できる。ということで、今日から西城区の博物館も見学することにする。まずは北京市古代銭幣展覧館から見学する。
天安門広場からバスで徳勝門に移動する。12:30頃、徳勝門に到着。北京市古代銭幣展覧館は徳勝門内にあるのですぐに辿り着いた。
北京市古代銭幣展覧館 は古代の貨幣や紙幣を扱った博物館だが展示内容はかなり充実しているといってよい。珍しく、ここは十分見る価値のあるところだと正直思った。但し、撮影禁 止なのが残念である。警備も防犯カメラとおばちゃんの監視が厳しい。まあ、扱っているのが貨幣や紙幣だから当然かな?
15:00頃に北京動物園のすぐ近くの中国古動物館を訪れる。ここは恐竜の化石から猿人や原人の資料展示まで充実した博物館だ。
展示資料は恐竜の化石が中心のようだがシーラカンスの実物の標本もあった。
カルフールで靴下を買う
中国古動物館を後にして中関村のカルフールで靴下を買う。ユニクロで買った靴下は2週間で穴が開き、3足の靴下を使っていたが新しくすることにした。今回買った3足の靴下は何週間持つだろうか?少なくともユニクロの靴下よりは長持ちしてほしい。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 15元 | |
バス | 2.2元 | |
中国古動物館 | 10元 | |
日用品 | 13.9元 | 靴下 |
合計 | 41.1元 |
中国地質博物館を訪れ・・・
09:15頃、中国地質博物館に到着。実は博物館と同じ建物には国土資源部があり、まさに中国政府の面子をかけた博物館なのだ。そのためか館内は非常に綺 麗で、もちろん展示内容も政府の面子をかけたもので内容も非常に充実している。
正直言って「よくもまあこんなにも石ころから宝石、化石まで揃えたなあ」というのが感想です。石や化石だけでなく海についても詳しい展示があり、理科の教科書を呼んでいるより面白いです。そして、国土資源部と同じ建物にあるとい うことで政治的にも重要な博物館であることを確認してしまった。
4Fの展示区で各地で採掘された石油が展示されていたのだがそのひとつに「東海平湖」と表 記された石油を発見!あのガス田開発で揺れる東シナ海の石油が展示されていた。撮影したかったのだが警備員の目が光っておりやむなく断念!博物館でも既成事実を着々と積み重ねているとは正直驚いた。
歴代帝王廟、白塔寺、北京魯迅博物館・・・
中国地質博物館から徒歩で5分ほどの所に歴代帝王廟がある。歴代帝王廟は明の嘉靖9年(1530)に建てられ三皇五帝から歴代王朝の皇帝が祀られている。
敷地内には関帝廟もある。団体(3人ぐらいから)で訪れていた観光客には入口でガイドが付いて案内されていた。1人で訪れた自分はガイドなしで気ままに見 物です。
歴代帝王廟には漢昭烈帝の位牌が会った。これはまさしく劉備の位牌です。だけど、劉禅の位牌はありません。孫権や曹操、曹丕の位牌もありません。 歴代帝王廟といっても明、清王朝から認められていないと祀られなかったようです。
昼頃に白塔寺を訪れる。白塔寺は元朝に建立された由緒ある寺である。名前のとおり白塔があり目印にもなっている。
博物館には魯迅故居もあるのだが、紹興の魯迅故居と比べると観光客がほとんどいない。
博物館は綺麗に整備されており 展示資料も多いと思うのだが自分が見学しているときに4人ぐらいしか見学者がいなかった。
もう、北京魯迅博物館をほとんど自分1人での貸しきり状態でし た。
入口のおばちゃんと警備員だけが逃票防止に目を光らせていました。
13:30頃に北京天文館に到着。じつは北京天文館は昨日訪れた北京古動物館の隣にあり、北京天文館は昨日は休館日あった。再び訪れようやく見学する。しかし、工事中の所があり新館のみの見学になる。まあ、はっきり言って新館はつまらないです。
建物は新しくお金のかかった展示があるのですが、しょぼいテー マパークというような感じです。工事中の所がどんな内容かによって評価は変わりますが、はっきり言えるのは北京天文館の新館は期待を裏切ります!
中国工芸美術館、北京自来水博物館を・・・
15:00頃に中国工芸美術館を訪れるが閉まっており張り紙には、「春節期間中は休館です」とあった。肩を落とし北京自来博物館に向かうが到着したのが16:00過ぎで閉館していた。閉館していては仕方ないので宿に戻る。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 16.8元 | |
バス | 2元 | 路線バス |
中国地質博物館 | 15元 | |
歴代帝王廟 | 10元 | |
合計 | 43.8元 |
北京自来水博物館、首都博物館などを見に行く
09:30頃に北京自来水博物館に到着する。昨日は閉館時間で見られずに帰ったがようやく見学できる。中国語で「水道水」を「自来水」と言い、北京自来水博物館は名前の通り水道の博物館である。まあ、名前から予想できるが見学者は少なさそうです。
少ないというよりも見学者がいるのかも怪しい。おまけに場所 も高層アパートが並ぶ住宅地域の中だ。見学者がいないのを期待して博物館へ入っていく。
すると予想に反して見学者がいた。5人もいたのだ。驚きながら見学をしていくが館内には北京の水道の歴史や北京の水道の供給状況などの資料展示がある。
北京自来水博物館から首都博物館へ向かう途中バスの乗換えついでに天安門広場を散歩したが、ちょうど両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議の略)の会期中で警備が厳重なのだが人民大会堂のすぐ脇で公安とおばあちゃんのいざこざを目撃してしまう。
見たところ民主化運動ではないのは確かなのだが野次馬も集 まっている。近くではさすがに撮影すると無理やり理由をつけて逮捕されかねないので離れてこっそり撮影である。
それでも自分のすぐ脇には公安がいるので人 民大会堂を撮影する振りしてこの現場を撮影である。
11:30過ぎに首都博物館に到着するが建物がでかいし立派過ぎる。明らかに中国の面子をかけた対外的な博物館だ。
見学者には外国人も見受けられた。お金 をかけた博物館なので通票を使っても入場料30元が2割引の24元にしかならない。しかしながら、面子をかけている博物館のようなので展示内容は凄い。
北京の古代から現代までの資料が豊富にあり入場料30元の価値は十分ある。さらに映像展示も3D映像を使っており相当予算をかけて作られている。おかげで見 学するのに2時間かかった。
徐悲鴻は中国の有名な芸術家のようで徐悲鴻紀念館には作品が展示されており、はっきり言って紀念館というより美術館です。芸術の分からない自分は15分ほどで見学終了。次の郭沫若紀念館へ向かう。
郭沫若紀念館のある前海西街は胡同ツアーの三輪自転車の集結地のようで多数待機していた。郭沫若は日本留学の経験を持つ文学者、歴史学者である。
郭沫若が住んでいた四合院を紀念館として資料や部屋が保存、公開されている。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 6元 | |
宿泊費 | 245元 | 1泊35元×7 |
バス | 2.8元 | 路線バス |
首都博物館 | 24元 | |
郭沫若紀念館 | 10元 | |
合計 | 287.8元 |
中国科学技術館へ・・・
09:00頃に宿を出て中国科学技術館へ向かうが渋滞でバスはなかなか進まず、10:30頃に中国科学技術館にようやく到着する。
博物館通票ではA館が半額の15元で入館できる。他にもB館、C館とあるのだが見る価値はなさそうだ。A館を見学するが正面には中国の宇宙船神舟1号が展示 されている。神舟5号ならもっと凄いのだが・・・。
見学してみたけどここは特にこれといって興味を引かれるものは無かった。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 10元 | |
バス | 2元 | 路線バス |
中国科学技術館 | 15元 | |
合計 | 27元 |
東城区を制覇して、新たに崇文区・・・
09:00頃、天安門広場に到着。今日は天安門広場周辺から観光を始めるといっても土曜日なので朝から外国人の団体観光客が多くて天安門広場は賑わっている。言い方を変えれば見るからに観光客の鴨が多数いる。特に白人さんは一目で分かるし、おまけに無防備にカメラを首から提げたままだ。どう考えても「襲ってください」といっているようなものだ。まあ、観光客が襲われても自分が被害に遭わなければどうでも良いことなので・・・。
まずは崇文区の北京市规划展覧館から探すことにする。天安門広場の南東にあるということなのだが・・・。大きな建物なのですぐに見つかる。さっそく見学をと行きたいところだが、ここの見学 はしないことにした。理由は簡単である。「入場券が高い」からである。それと北京市规划展覧館という名前から、どうも都市計画に関する内容のようだから別 にどうでも良いのである。
続いて正陽門に向かう。正陽門はしばらく休館していて、今日から再び開館する。
これで東城区の博物館は見学し終える。通票を使い無料で入場する。
資料展示はいくらかあるのだがあまり期待するほどのものは無かった。
09:30頃、天安門広場の西にある中国銭幣博物館を見学する。ここは両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)の期間中は休館であったが、今日から再び開館である。ここは名前の通り貨幣や紙幣に関する博物館なので警備が非常に厳しい。常に警備員が巡回しており警備体制は万全である。さらに撮影禁止なので警備員が巡回している中での撮影は無理であった。
しかし、展示内容は満足いくものである。古代の貨幣鋳造方法の紹介や現在流通している紙幣の紹介まであ る。撮影ができれば文句なしなのだが残念である。しかし、なぜ両会の会期中は休館なのだろうか?人民大会堂のすぐ近くとはいえ、会期中は目の前の通りは特 に歩行者に対する通行規制は無く何度も通れた。何か問題でもあるのだろうか?
そして、宣武区の博物館を初めて訪れるときが来た。1100前に北京松堂斋民间雕刻博物馆を訪れるが何と改装中で休館であった。
しかし、周辺は骨董品や美術品の店が立ち並ぶ通りであり、外国人観光客も多数見受けられた。どうやらこの地域は有名らしい。
まあ、改装中であっては仕方が無いので諦めて次の目的地 へ向かう。
11:00過ぎに北京湖広会館を訪れる。北京湖広会館は清の嘉慶年間に建てられ元の名は「湖南、湖北同郷会館」である。ここは国民党成立大会が開かれた場 所でもある。
12:30頃、睦明唐古瓷標本博物館に到着するが、ここは来なくても良かった。博物館なのだが本業は茶芸館のようだ。
場所もちょっと分かりにくく時間の無い人は来る必要はないだろう。
13:30過ぎ、バス停から胡同を通りながら法源寺に到着する。北京でも寺の門前には乞食がいた。
だが、今まで遭遇した乞食とは少し違っていた。今まで遭 遇した乞食は窮状を訴えたりしていたが、ここでは特に何もせず入口にいるだけで他の乞食仲間と話し込んでいる。
どうも、ここの乞食は本当に困っているよう ではなさそうだ。これが噂に聞く職業乞食なのだろうか?
15:15頃、天壇公園の西門から西に歩いて行き先農壇に到着する。
ガイドブックとかでは紹介されていなかったが、天壇公園からも近いので意外と観光コースに組まれているのかもしれない。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 17.95元 | |
バス | 3.6元 | 路線バス |
合計 | 21.55元 |
2007年北京風景名勝遊覧優恵年票を購入
08:30頃に北京大観園を目指して出発するが北京駅で59路のバス停が見つからずに出だしで躓く。30分ほど北京駅周辺をうろついてようやくバス停を見 つける。地図に表記されていた場所と全く違い駅からかなり離れたところにバス停があった。
何とか乗車して10:30頃に北京大観園に到着。通票では40元 の入場料が2人まで無料になるのだが券売所に向かう。券売所ではインターネットで見つけた2007年北京風景名勝遊覧優恵年票が販売されていた。この 2007年北京風景名勝遊覧優恵年票は司馬台長城、居庸関、十三陵神路、昭陵などの33ヶ所の観光地の年間パス(年票)である。しかも、年間パスで価格は 100元と低価格だ。
司馬台長城だけでも入場料は40元だから、司馬台長城に3回行けば元が取れます。この安さは半端ではない!券売所で100元を支払 い、年票に貼り付ける写真(縦4cm横3cm)を提出して待つこと約5分。年票を受け取り、これで司馬台長城、居庸関などを1年間何度でも見学できるよう になったのである。
北京大観園を見物
2007年北京風景名勝遊覧優恵年票を購入した後は北京大観園を見物する。ここは古典小説「紅楼夢」の舞台を再現したテーマパークなのだが、残念ながら自分は紅楼夢を読んだことが無いので北京大観園を半分も楽しめなかったと思われる。
園内は40元の高額入場料にもかかわらず賑わっており紅楼夢は相当人気が あるようだ。
紅楼夢を読んだことのある人は十分楽しめるテーマパークのようだ。
そして、北京大観園に来た目的はもうひとつある。以前、テレビ東京の「ガイアの夜明け」で 放送されていた納豆菌を使った水質浄化ブロックが北京大観園で使われていたのが放送されていたがその後はどうなったか気になったので見に来たのである。園内を探すとすぐに見つかった。水がほとんど抜かれた池にブロックが沈んでいる。どうやら今は使われてはいないようだ。
番組は去年12月に放送されたのだが、当時番組を見たときは「春になれば池の水が綺麗になって浄化作用が証明されるんだ」と思っていましたが、ほとんど水が抜かれた状態で水質浄化ブロックが水の無いところに剥き出しでは意味がないとしか言いようがない。これでは水質浄化ブロックの使用は失敗だったということなのだろうか?
せっかくその後が 気になって来たのにがっかりです。大観園を後にする頃に北京では珍しく雨が降り始めた。でも、ほとんど降った内に入らない程度だ。
11:30頃に北京大観園の北にある古陶文明博物館を見学する。ここは扉が閉まったままで閉館しているようだったので帰ろうとすると扉が開いておばちゃんが出てきて「見学かい?」と聞いてきたのでどうやら見学できるようだ。通票を使って半額の10元で見学をする。
展示物の量はそこそこあるのだが入場料10 元の価値があるかは微妙なところだ。
恐らく展示物の価値が分かる人は満足するのだろうが自分は価値が分からないのでボッタクリではないのだが満足はできなかった。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 12.5元 | |
バス | 0.8元 | 路線バス |
2007年北京風景名勝遊覧優恵年票 | 100元 | |
古陶文明博物館 | 10元 | |
合計 | 123.3元 |
今日はHP制作で籠る
北京の天気は昨日に続き悪い。夜中に雨が降っていたのは知っていたが昼間も霧雨が降っている。こういう日は出歩かずにHP制作をするのが得策である。ついでに明日以降の計画も練っておこう!
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 16.5元 | |
合計 | 16.5元 |