安徽省合肥 包公墓・李鴻章墓・李典墓

安徽省旅行記2015秋

朝食

07:25頃、餐庁へ行きビュッフェ式朝食を食べる。2皿ぐらい食べておきたいところだが列車の発車時間が迫っているので1皿に抑えて急いで食べて、07:38頃、部屋へ戻る。

すぐにレセプションへ行きチェックアウトの手続きをするが朝の混雑する時間帯なので自分の後にチェックアウトのラッシュが発生。少し待って07:51頃、ホテルをチェックアウトする。芍花路を歩き、約1.7km離れた毫州駅へ向かう。

毫州→合肥

08:10頃、毫州駅に到着する。切符と身分証の確認、手荷物検査を済ませ待合室へ。既に改札口には列はできておらず、群れができている。

今回乗車するのは08:35発、毫州→合肥のK8415次だ。席は硬座、運賃は50.5元、合肥まで325kmの距離を4時間35分で走る。

08:15頃、改札が始まりホームへ移動。

いつもの行先票を撮影して乗車車両へ向かう。

列車内は比較的平和で荷物棚には空きもあるが、発車間近になると尿素袋がやたらと目に付く。08:35に定刻通り発車し南へと走る。今回のK8415次は毫州始発というある意味で重要度の高い列車である。なぜ毫州始発に設定されているのだ?11:30頃になると盒飯の車内販売が始まる。1個10元だがどう見ても弁当ではなくエサである。ホテルの朝食の方が明らかに豪華だ。

一応平和な車内だと思っていたがとなりのおっちゃんが床に痰を吐いている。服を着たおサルさんが紛れ込んでいた。やはり中国、イベント無しで目的地まですんなりと移動させてくれない。昼頃になると前のおばちゃん6人組が歌い始める。中国だと公共の場でもカラオケBOX代わりの空間になってしまう。スマホで選曲して大合唱だ。日本で同じ事やったら精神病院を案内されそうだが中国では問題無しだ。中国だと突然一人で歌い出すのとかもいるからな・・・。

合肥

13:28頃、18分遅れで合肥駅に到着する。300km程度の短距離なのに遅延が発生している。駅前は工事が行われており臨時のバス停が設けられていたりする。

13:45頃、駅前から10路のバスに乗車。運賃1元、14:20頃、省第二人民医院で下車する。

合肥万能国際青年旅舎

10分ほど歩いて予約しておいたユースホステルの合肥万能国際青年旅舎(合肥万能国际青年旅舍/Hefei Valent International Youth Hostel)に到着する。1泊42元(会員料金)で4泊する。予約金を差し引いた残額151元を支払う。

部屋は8人ドミトリーだが部屋が暗いし湿気がこもっている。各ベッドにコンセントはあるが照明は下段のベッドにだけ付いている。ロッカーは小型のが人数分ある。Wi-Fiの電波は良好だがパスワードかかっていない。

トイレ・シャワーは部屋にあるが鍵付いてません。部屋にシャワーがあるから湿気が酷いようだ。

青椒土豆蓋麺

15:00頃、包公園へ向かう。途中イスラム食堂で青椒土豆蓋麺(10元/約200円)を食べる。

ピーマンとジャガイモの炒め物が麺の上に乗っている定番麺料理だ。

ちなみに合肥のイスラム食堂だと麺料理とかの値段はこんな感じだ。牛肉拉麺や刀削麺が8元だ。

炒飯は8元からになる。

包公祠

15:50頃、包公園に到着。8年ぶりの包公園だ。公園自体は無料だが公園内の包公祠(20元)、包公墓、浮庄は有料だ。まずは包公祠から見物だ。入場料は20元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

包公祠は北宋の名判官である包拯を祀っている。河南省開封にも包公祠はあるが合肥は包拯の故郷であり墓があるので包拯を記念して祠が建てられた。

殿内には金ピカの包拯や王朝、馬漢、張龍、趙虎の像があります。包青天の視聴者からするとお馴染みの面々ですが公孫先生と展護衛がいません。この2人の像もないと完璧とはいえません。

包公祠の隣には蝋人形館があり包青天の名場面が再現されています。これは打龍袍の場面です。

包公墓

16:20頃、公園内の包公墓を訪れます。これが包拯の墓です。

墓室も公開されており地下の墓道を通っていきます。

ここが墓室になります。

蘑菇青菜蓋飯

夕飯はユースホステル近くのイスラム食堂で蘑菇青菜蓋飯(10元/約200円)を食べる。キノコと青菜の炒め物がご飯の上に乗っています。

これはメニュー表で牛肉拉麺は8元になっている。

炒飯は7元からあるが蓋飯は10元からになっている。全体的に値段は高めになっており食料品はインフレ傾向にある感じだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
宿泊費 151元 1泊42元(会員料金)×4
バス 2元 路線バス
合計 173元

李鴻章墓

朝のうちにネットで25日の広州東行きの切符購入と広州でのユースホステルの予約をしておく。

08:20頃、稲香楼のバス停から6路のバスに乗車。
運賃1元、09:00頃、李鴻章享堂のバス停で下車し来た道を3分ほど歩き李鴻章享堂に到着。入場料無料で入口で台帳に登記して見物となる。天気は霧雨で外を出歩くのには条件が悪いが仕方がない。

李鴻章享堂には李鴻章の墓がある。李鴻章は清朝の北洋軍閥の総帥であり日清戦争で下関条約調印時の清朝全権代表である。合肥出身、1823年生まれで1901年に亡くなり1903年に故郷の合肥で埋葬された。墓は李鴻章、趙氏夫人との合葬墓である。

墓園は神道碑、神道、墓からなっている。神道碑は李鴻章の一生と朝廷よりの封賞などが記されている。

そして、ポメラで説明をメモしていると見物しに来ているおっちゃんたちが後ろから覗き込んでくる。中国だとメモを取っているとやたらと後ろから覗き込まれる。日本では覗き込まれることはないのだが・・・。中国では他人のメモを覗くのが流行っているのか?

李鴻章は一等侯を追封されており神道の両側には文官、武官、馬、虎、羊の石像が安置されている。

こちらは文官像。

3つの御制碑は光緒帝より賜った御制祭文碑と碑文碑になり左右の2つは実物であるが中央の1つは複製品である。

享堂の前堂には日清戦争時に下関での講話条約交渉で小山豊太郎に狙撃された際の服が展示されている。

服には血の痕が残っているのだが、これ本当に李鴻章が着ていた服なのかな?ここに展示していたら盗まれないか?複製品のような気がする。本物なら安徽博物院で展示した方が安全だろう。

享堂の寝室には李鴻章の位牌が安置されている。10:10頃、李鴻章享堂を出る。

逍遥津公園

10:20頃、106路のバスに乗車する。運賃1元、10:50頃、逍遥津で下車。

逍遥津公園に到着。

入口では張遼像がお出迎えだ。

逍遥津は後漢の建安20年(215)に10万の大軍を率いる呉の孫権を張遼が800の兵で打ち破った場所である。三国志演義では第67回の舞台であり重要な三国志遺跡である。

公園内には張遼墓と張遼衣冠塚がある。張遼衣冠塚は霧雨で見えないのであきらめる。衣冠塚のある島の前ではボートに乗ったカップルがいちゃついていた。

公園の一角ではコスプレの撮影会が行われていた。いや、一角ではなかった。各所で行われていた。

張遼墓

11:30頃、張遼墓に到着。

破壊されずに8年前と変わらず無事だ。

明教寺・教弩台

昼頃、明教寺に到着するが修復工事で閉鎖されている。ここには三国志遺跡の教弩台があるのだが、大型クレーンまで投入して工事しているので来年中に工事完了するかな?

安徽省博物館

12:05頃、逍遥津のバス停から2路のバスに乗車する。運賃1元、博物館で下車する。

安徽省博物館に到着するが、こちらは旧館で別の場所に新館がある。展示内容の半分ぐらいが抗日戦争だったのだが国民党軍の活躍がほとんどなく新四軍と八路軍の活躍ばかりでつまらない。

興味を引かれたのは安徽省の古村落の展示だ。徽商に関する展示もあったりなかなか興味深い。新館ではもっと充実した展示なのだろう。

そして、展示物を見ているとイベント発生。目の前のおっさんが床に痰を吐きやがった。何故おサルさんが博物館に紛れ込んでいるのだ?12:50頃、安徽省博物館を出る。

廬州府城隍廟

13:00頃、廬州府城隍廟を訪れる。城隍廟は北宋の皇祐3年に創建され、現存する建築物は清の光緒3年に李鴻章が資金を募り再建されたものである。

で、撮影していると地元民の爺さんがわざわざカメラの前に来てガン見している。それほど撮ってほしいのか?それとも何しているか気になるのか?爺さん邪魔なんだけど。

城隍廟は思恵楼と娘娘殿があるぐらいで正直言って見なくても良かった。上海城隍廟みたいなのを想像していたが全く違った。
これは思恵楼。

こちらが娘娘殿。

酸白菜拌麺

昼食はイスラム食堂で酸白菜拌麺(10元/約200円)を食べる。

洋葱鶏蛋蓋麺

夕飯は洋葱鶏蛋蓋麺(12元/約240円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 24元
宿泊費 22元 予約金:広州江畔国際青年旅舎
鉄道 211.5元 硬座 合肥→広州東
バス 3元 路線バス
合計 260.5元

紫蓬山風景区

08:15頃、ユースホステルを出てバス停へ。今日は李典墓のある紫蓬山へ向かう。合肥のバス停は次のバスがどれくらいで到着するかが分かるようになっているので非常に便利である。

08:25頃、曙光新村のバス停から226路のバスに乗車。運賃1元、徽園で下車し紫蓬山行きの80路のバスを待つ。5分ほど待って80路のバスに乗車。終点の紫蓬山まで運賃は1元。

09:40頃、紫蓬山に到着して、そのまま道なりに紫蓬山風景区へ向かう。

09:50頃、紫蓬山風景区の山門に到着。2007年に訪れたときは有料だったのだが入場券売場見あたらず無料になったようだ。

景区の地図には李典墓があるので、まずは目印になりそうな西盧寺を目指す。

10:15頃、桜花園、紫徽園を通過するが案内の看板見ると、わざわざ日本と日の字を削って消している。正直笑ってしまった。日本嫌いは個人の自由だから別にいいけど公共物の破壊はダメだろう。

西盧寺まで来たが寺は有料なので素通りして李典墓へ向かう。遊歩道には標識が出ているので迷うことはないだろう。2007年に訪れた際は迷って李典墓は未達に終わっているからな。

標識の通りに進みます。

李典墓

10:30頃、三国志遺跡の李典墓に到着。仙人洞の隣に李典墓はあった。意外にもわかりやすかった。李典は曹操に仕えた武将で張遼とともに合肥を守備している。

で、李典墓にも説明の標識があるのだが、日本語の説明だけわざわざ削り取られている。削り具合からして最初は平仮名だけ削っていたようだが途中から面倒になったのか漢字も一緒に削り取っているというか中途半端に削っている。漢の字まで削っているよ。

あと脇に「日本狗还写在上面」と落書きしてある。日本嫌いなのは自由だけど公共物は大切にしようよ。

そして、李典墓にも落書きが・・・。中国人は何故遺跡の破壊をするのだ?とりあえず李典の祟りがあることを期待する。11:00頃、李典墓を離れる。11:35頃、景区山門まで戻ってきた。11:50頃、紫蓬山バス停に到着。11:55頃、80路のバスに乗車。運賃1元、徽園で下車する。12:45頃、226路のバスに乗り換える。運賃1元、13:45頃、中緑広場に到着。

合肥駅

13:55頃、合肥駅到着。

明後日の広州東行きの切符を受け取る。切符売場は空いており待ち時間無しで受け取る。

切符売場には新100元札のポスターが貼られ新しい偽造防止機能を紹介していた。中国の事なので来年には新しい偽札も出まわるような気が・・・。

牛肉炒飯

14:05頃、イスラム食堂で遅めの昼食に牛肉炒飯(9元/約180円)を食べる。久しぶりの牛肉炒飯だ。油少なめだったので食べやすかった。

逍遙津公園

14:30頃、中緑広場から801路のバスに乗車。運賃1元、15:00頃、逍遙津で下車、逍遙津公園に到着。

まずは昨日に続き逍遙津公園で張遼像を見物。

張遼像は気合いの入った作りでカッコいい!

続いて昨日見えなかった張遼衣冠塚を見物。衣冠塚のある島の前をスワンボートが通過する。

こちらはボートで行く気はないので岸から見るだけだ。

葱爆牛肉拌麺

16:10頃、イスラム食堂で葱爆牛肉拌麺(12元/約240円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 24元
バス 5元 路線バス
合計 29元

安徽博物院

朝から雨が降っている。
天気予報だと昼間には雪も降るようだが中国の天気予報は当たらないので雪は降らないだろうな。08:20頃、安医附院のバス停から103路のバスに乗車。運賃1元、09:05頃、平塘站で下車する。

09:20頃、安徽博物院に到着、入場料無料だ。三国志関連の展示があるか期待してやってきたがありました。

曹氏家族墓群からの出土品が展示されており曹騰墓から出土した煉瓦に刻まれた「曹騰」の文字が読みとれる。

他にも「曹忠」「曹君」と刻まれた煉瓦もある。

呉の朱然墓からの出土品も展示されている。

三国志以外だと北宋の名判官である包拯の墓誌が展示されている。

それと徽商(安徽省の商人)の展示内容も充実している。徽商は塩、材木、茶、質屋の四業種での経営がもっとも盛んであり、明代の南京では約500軒の質屋を徽商たちが開いていた。清代になると胡貫三が長江中下流域で36軒の質屋を開き江南六大富商之一と称された。徽州での茶葉生産も盛んで屯緑、祁門紅茶が知られ、特に祁門紅茶はヨーロッパへ輸出され世界三大紅茶のひとつとされる。

安徽省の古建築では梁の部分の装飾が展示されている。その装飾に長坂坡で阿斗を救った趙雲と張郃が戦う場面が再現されている。

景山から観戦する曹操も彫られている。11:30頃、安徽博物院を出てバス停へ向かう。

中華式バリアフリー横断歩道

途中の横断歩道であることに気がつく。中国にもバリアフリーの横断歩道が設置されているのだ。

車椅子が通れるバリアフリーの横断歩道なのだが、よく見ると渡りきると植え込みで歩道へは行けず。これはチャイナクオリティなのか?それとも中華式バリアフリーということか?

葱油拌麺

昼食はイスラム食堂で葱油拌麺(10元/約200円)を食べる。葱油拌麺は江南地方の麺料理で葱と油を麺と混ぜて食べる。
油そばに近い感じだ。

蘑菇青菜蓋飯

夕飯は蘑菇青菜蓋飯(10元/約200円)を食べる。キノコと青菜の炒め物が美味い!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
バス 2元 路線バス
合計 22元

包公祠

昨晩、雪が降り歩道橋に雪が少し残っており、かなり寒い。09:00頃、包公園を訪れる。今日は広東省広州へ向かうのだが出発前に包公園をもう一度訪れた。まずは包公祠から見物だ。入場料20元だが陝西旅游年票を使い無料で見物。

朝の時間帯なので観光客少なく静かだ。カッコいい包拯像はいいのだが、やはり公孫策や展昭の像がないので物足りない。王朝、馬漢、趙虎、張龍の像はあるのに何故2人がいないのだ?

包公墓・清風閣

続いて、包公墓と清風閣を見物。入場料は35元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

ここも観光客少なく静かで雰囲気がよい。神道、享堂を通り墓へと向かう。

これが北宋の名判官である包拯の墓だ。

地下の墓室が公開されているので墓道を通っていく。

墓室は誰もおらず貸し切り状態だ。

続いて清風閣を見物。こちらは新しい楼閣で包拯に関するパネル展示がメインになる。最上階から周辺を見渡すこともできる。

ウォルマート

10:05頃、包公園を出てウォルマートへ向かうがおっちゃんが痰吐いている。偉大な中国が崩壊し学校で習った中国とひどい乖離が発生している。

10:15頃、包公園の南東にあるウォルマートで広州までの食料に饅頭を購入する。3袋で14.6元、これで広州までの食糧は確保完了。ユースホステルへ戻り出発の準備を整える。

合肥駅

11:20頃、ユースホステルをチェックアウトして226路のバスに乗車する。11:55頃、終点の中緑広場に到着。駅へ歩いていくと前を歩いていた姉ちゃんが痰吐きやがった。合肥はこんな未開の土地ではないはずなのだが・・・。包拯の生まれ故郷で何故こんなおサルさんがいるのだ?

12:05頃、合肥駅に到着、いつもの切符と身分証の確認を済ませる。

続いて手荷物検査を済ませて待合室へ。

12:47頃、自動改札機の先頭を陣取る。自分が陣取ると他の乗客も並ぶというか改札機周辺に群れだした。で、合肥駅でも自動改札機の使い方を研究しているおっちゃんたちがいる。2008年の北京オリンピックにあわせて自動改札機を見かけるようになって7年ぐらいになるが、まだ自動改札機の使い方を知らない人がいるとは・・・。

合肥→広州東

これから乗車する列車は13:47発、合肥→広州東のK311次だ。席は硬座、運賃は211.5元、1417kmの距離を19時間49分で走る。ちなみに日本の北斗星は1214kmなので、ちょっとだけ距離が長い。

13:17頃、改札が始まりホームへ移動。

いつもの行先票を撮影。

乗車して荷物置き場を確保。改札口で先頭を陣取っていたので余裕で確保。あとは発車を待つだけだ。広州東行きなので天秤棒担いだおっちゃんがいたりカオス度が高めだがイベントもなく無事に広州東に到着できるかな?でも、対面の席はおむつをした又割れズボンのガキを抱えた夫婦だ。座席でウンコイベントが発生する危険性がある。この夫婦がおサルさんでないことを祈る。

しかし、発車前にイベントが発生する。ガキが放尿したようでおむつを取りゴミ箱へ捨てる。新しいおむつを付けるのかと思ったらおむつ無しのままだ。これで次の放尿は通路確定だ。いや、通路にウンコかもしれない。

13:47に定刻通り列車が発車する。乗車率は満席で無座の乗客も少しいる。安徽省合肥から南へ走り南国の広州東駅には明朝09:36到着予定だ。

15:40頃、桐城に到着。ここで又割れズボンのガキを抱えた夫婦が降りた。これで通路に放尿とかのイベントは回避された。でも空いた席では婆さんがひまわりの種を食べながら皮は床へ。おサルさんは乗車したままであった。乗務員のおっちゃんは掃除が大変だ。

停車駅ごとに乗車率が下がり17:00過ぎには5割ぐらいにまで下がる。寝台も空きがあるようで停車駅ごとに車内放送で案内がある。

で、乗務員のおっちゃんに行き先を聞かれ広州東と答えたら空いている3列席で寝られると案内され移動する。通常は3列席を占領していると乗務員の説教が待っているのだが、ここまで空いているので逆に寝られると案内されてしまった。他の広州東への乗客も同じように空いている3列シートを案内され移動、中には1人でBOX席まるごと6人分を「六个座位,随便坐」と案内される者までいる。乗客が少ないと乗務員のおっちゃんは気前がよい。

19:06頃、江西省九江に到着。安徽省から江西省へ入った。

南昌西駅到着前の車内はご覧の通り空席だらけだ。

21:05頃、南昌西駅に到着。江西省の省都・南昌まで南下してきた。

ホームへ降りて撮影。南昌西駅は高速鉄道駅で大きいのだが乗車してきた乗客は少なく乗車率は5割以下だ。やはり快速で一晩かけて広州より、高速鉄道で一気に広州へ行く利用客ばかりなのだろう。

空いているので通路に足が投げ出されていたりする。いや、満席でも投げ出されているな。21:30頃、南昌西駅を発車。朝まで一眠りだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14.6元
バス 3元 路線バス
合計 17.6元