雲南省旅行記2014夏5

鉄道で昆明へ

麗江を出発

07:20頃にユースホステルをチェックアウトして、白龍広場から18路のバスで麗江駅へ向かう。列車の乗客で混雑していると思ったがバスは意外にも空いていた。07:45頃、麗江駅に到着する。

バスは空いていたが麗江駅前は結構混雑していた。待合室へ向かうが麗江駅の駅員はやる気があるようで、切符と身分証の確認をちゃんとやっておりパスポートの番号と切符に印字された番号を確認してから確認の印を押していた。

いつものパターンだと駅員は外国人とは関わりたくないのでパスポートの番号を確認せずに返却なのだが麗江駅は違った。手荷物のX線検査を済ませて待合室に到着する。

ちょうど改札が始まるところで混雑している。一応並んではいるが後ろの方はカオス状態だ。そして、目の前でおサルさんが痰を吐きやがった。正直言って、おサルさんは乗車拒否にしてほしい。中国政府や共産党が、あれだけマナー向上を訴えているのに、なぜマナーが向上しないのだ?

改札が始まり列車に乗車する。列車は昆明行きのK9612次だ。列車は定刻通り発車して、まずは大理へ向かう。

車窓からの景色はよいのだが、残念ながら空調車なので窓が開けられない。これでは旅の情緒も半分以下、いや1割以下だ。やはり、窓の開けられる非空調車でなければ鉄ちゃんには満足できない。

車内の状況は普通の中国の鉄道だ。ようするにわざわざ通路に足を出しているとか、カップ麺食べているとかだ。タバコを吸っているおサルさんはいなかったので、この点はよかった。

ただし、自分の隣の中国人がゲップしやがった。中国人ではなくおサルさんであった。
ゲップするなとは言わないが人前でするな。孔子や孟子の生まれた国なんだから中国政府と共産党にはおサルさんのマナー向上に一層の力を入れて欲しい。

10:24頃、大理に到着する。停車時間は11分だ。大理で機関車の交換が行われ進行方向が変わる。大理を発車すると列車はゆっくりと40-50km/hくらいの速度で昆明へ向かう。すぐ近くの高速道路を走る車は列車を追い抜いていく。これが雲南十八怪の第十三怪「列車より車の方が速い」(汽车还比火车快)という奴だ。

昆明に到着

16:43に昆明駅に到着する。駅のホームには16:38到着となっているが、実際には5分遅れで到着だ。中国では5分の遅れは遅れにはならないのか?

6年ぶりに昆明にやって来たが駅前の警備がずいぶんと厳しい。やはり、無差別殺傷事件の影響が大きいようだ。いたる所に公安と武装警察が警備をしている。昆明も物騒になったものだ。

今日の宿は昆明駅の近くにユースホステルがあるので、そこを目指す。昆明駅前の站前路を東へ500mほど行った所にKunming The Elegant House Youth Hostel(昆明雅居国际青年旅舍)がある。

予約はしていなかったが6人ドミトリーが空いていた。1泊40元(会員料金)だ。昆明駅に近いということもあり、繁盛している様子だ。

ただ共有スペースが少し狭い。駅のすぐ近くなので土地代が高いから仕方がないか。鉄道を利用するバックパッカーにとっては非常に重宝する宿だ。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 40元
食費 20元
バス 1元 路線バス
合計 61元

昆明

公共交通ICカードをチャージする

09:00過ぎにユースホステルの1本裏の通りの永平路と永勝路(永胜路)の交差点近くにある公共交通ICカード(昆明公交IC卡)のチャージ場所の充値点(充值点)へ行く。昨日の夕方にチャージしようと行ったのだが営業時間を過ぎていたので再びやって来たのだ。営業時間が08:30-17:30なので、既に営業している。

6年前に使用していた公共交通ICカード(昆明公交IC卡)に50元チャージしたが、残額が128元になっており、以前の残額78元が残っていた。6年も前の残額なので無効にされていると思ったが、まだ有効であった。

昆明倾城国际青年旅舍

10:00頃、Kunming The Elegant House Youth Hostel(昆明雅居国际青年旅舍)をチェックアウトして站前路のバス停から2路のバスに乗車する。文廟(文庙)で下車して、人民中路から文廟(文庙)の前から華山西路を通り、10分ほどでユースホステルのKunming upland youth hostel(昆明倾城国际青年旅舍)に到着する。

予約はしてあるのだがチェックインは昼過ぎからということでレセプションの前で待たせてもらう。昼近くになるとチェックアウトとチェックインの客で滅茶苦茶混雑してくる。自分は1時間以上待っているので先にチェックインさせて欲しいところだが、その場の空気を読んで空くのを待つ。

どこかの国の愚民みたいに我先にというのはしない。でも、予約していなかったら、郷に入れば郷に従えで愚民と同じように我先にをやっているな。

13:00頃、空いてきたのでチェックインの手続きをする。16人ドミトリーで1泊35元(会員料金)だ。インターネットの予約時に3.5元を予約金で支払っているので残額の31.5元を支払う。16人ドミトリーなので、かなりのカオス状態とか、長期滞在の主とかがいると思っていたのだが意外にもドミトリーは綺麗に片付いていた。

それにドミトリーはロッカーがあったり、ベッドにはコンセント、小物を置く台、照明が完備されており、Kunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)の系列店らしく部屋はしっかりとしている。Lonely Planetにも紹介されているので欧米人は多い。

夕方にインターネットでKunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)の8人ドミトリーの予約をしておいた。ちょっと長めの1週間滞在する。でも、過去に大脚氏には1ヶ月ぐらい宿泊というか住み着いていたから1週間はまだ短いな。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 31.5元
宿泊費 24.5元 ネット予約
Kunming Cloudland International Youtd Hostel
(昆明大脚氏国际青年旅舍)
食費 16元
バス 1.8元 路線バス
合計 73.8元

昆明街歩き

明永暦帝殉国処碑

11:00頃、ユースホステルのKunming upland youth hostel(昆明倾城国际青年旅舍)をチェックアウトする。今日はThe Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)へ移動するのだがバス停へ向かう途中に明永暦帝殉国処碑を偶然見つける。これは超マイナー史跡と言って良いのだが、久しぶりに心を動かす史跡に巡りあった。

この石碑は南明の永暦帝が明王朝を裏切り清朝に寝返った呉三桂に殺害され明王朝の皇統が完全に断絶した事を示す石碑だ。呉三桂は清朝の平西王に封じられ雲南一体を治めていたが清朝に反乱を起こす。しかし、明朝を滅亡へ追いやった張本人の呉三桂に大義はなく反乱は失敗して呉三桂は非業の最期を遂げる。

バックパッカーの王道 ハンプホステルへ移動

文廟から1路のバスに乗車して、得勝橋(得胜桥)で下車して金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)へ向かう。12:30頃、金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)のThe Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)に到着する。日本ではハンプホステルとしてバックパッカーの間では昆明の定番宿の一つとして知られている。

ハンプホステルの存在は6年以上前から知っていたが、欧米人の定番宿で混雑している聞いていたのと、Kunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)が自分の沈没地となっていたので、今まで場所までは知っていたが宿泊したことがなかった。

入口は1階のバー(驼峰酒吧)の裏にあり、3階にレセプション(总服务台)がある。金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)という昆明の繁華街のド真ん中にあるのだが、入口がちょっと上級者向けの位置にあるが、何とかレセプション(总服务台)まで辿り着く。

1泊30元(会員料金)だがYHA Chinaの公式サイトで10人ドミトリーを予約して予約金を支払っていたので、残金27元を支払う。10人ドミトリーは既に欧米人が2人いた。ドミトリーの設備は60Lのバックパックが収納可能なロッカーに、各ベットに小物を置く台、コンセント、照明まであり使い勝手は文句なしだ。さらに天井が高く圧迫感がない。

金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)という昆明の繁華街のド真ん中という立地条件で、仏系スーパーのカルフール(家乐福)まで徒歩5-10分の距離である。欧米人に人気の宿というのも納得である。個人的には裏通りに地元民の安食堂があるので有り難い。

金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)

今日は天気が晴れて良いので散歩に出かける。まずはハンプホステルのある金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)を散歩してみる。金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)は中国人の昆明での定番観光地らしくカメラ持った観光客が見受けられる。

金馬牌坊(金马牌坊)と碧鶏牌坊(碧鸡牌坊)が金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)のシンボルなのだが牌坊のすぐ脇には武装警察の車両が待機している。やはり昆明駅での無差別殺傷事件の影響なのだろうか?

常楽寺塔(東寺塔)と恵光寺塔(西寺塔)

常楽寺塔(東寺塔)

恵光寺塔(西寺塔)

13:00過ぎに金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)の南にある常楽寺塔(東寺塔)と恵光寺塔(西寺塔)を訪れる。南詔国の時代に創建された塔だが、地震や戦火で失われたりして、現在の塔は清朝末期に建てられたそうだ。

カルフールで米酒と瀾滄江ビール

14:00過ぎに金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)の北東にあるカルフールへ行く。米酒290ml(3元)と瀾滄江ビール(澜沧江啤酒)(600ml)3.3元を購入する。

支払いは銀行のキャッシュカードでする。中国の銀行のキャッシュカードは銀聯(银联)のロゴが入っておりデビットカードとして多くの店で使うことができる。カルフール(家乐福)やウォルマート(沃尔玛)など大型スーパーなら確実に使える。現金を使わずに支払いができるので、ニコニコ現金払いの釣り銭で偽札を掴まされることもなく便利である。

久しぶりに米酒とビールを飲む。米酒なんて6年以上ぶりだ。米酒は湖北省産であったが、アルコール度数が0.1-0.5%で低く甘く美味かった。

ビールは瀾滄江ビール(澜沧江啤酒)で雲南省の地ビールだ。同じ容量のコカ・コーラが2.5元であったので、その差が0.8元となるとビール好きには嬉しい安さであろう。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 27元
食費 25.3元
バス 1.8元 路線バス
合計 54.1元

ユースホステル移動

ハンプホステルをチェックアウトして金殿へ

11:10頃、ユースホステルのThe Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)をチェックアウトする。今日はKunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)へ移動する。

11:30頃、カルフールの近くの南屏街東口(南屏街东口)のバス停から71路のバスで金殿へ向かう。始発のバス停から終点のバス停までの移動で45分ほど、12:10頃、終点の金殿に到着する。金殿からは147路のバスで麦沖村(麦冲村)へ移動なのだが、147路のバス停表を見ると最終バスの時間が早い。そうなるとバスの本数が少ない可能性が高い。予想通り147路のバスは30分-1時間に1本のようで12:45に出発した。

金殿バスターミナル

Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)

金殿から山道へ入っていき急激に都会から田舎へと景色が変わっていく。12:55頃、麦沖村(麦冲村)で147路のバスを下車して道なりに歩くと道路の左に臥龍寺(卧龙寺)の石碑が見えてきた。臥龍寺(卧龙寺)の石碑で左へ曲がり上り坂を登っていく。

臥龍寺(卧龙寺)を過ぎて、13:10頃、Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)に到着するが門が閉まっている。門には「開けて欲しい人は電話してちょ!」と電話番号の張り紙が・・・。中国の携帯電話持っていないのですが・・・。門を叩いて呼ぶが反応なし。

困っていると車が来て欧米人のカップルが降りてきた。タクシーの運ちゃんが「今電話したから開くよ!」と言って、すぐに老板が来て門が開いた。助かった!門から建物まで30mぐらい離れており、これでは門を叩いても気付いてくれない訳だ。

Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)は事前にBooking.comで10人ドミトリーを予約しておりチェックインの手続きは問題なく終える。

沈没地になりそうな静かなユースホステル

10人ドミトリーには、先ほどの欧米人が先客としていたが、他に滞在者はいないようだ。10人ドミトリーは綺麗に掃除されており、ロッカーがあり、各ベッドには小物を置く台とコンセントが有る。これはかなり設備が整っている。

ユースホステルの中を探検してみるが、敷地が結構広い。それに建物も比較的新しい。

どうも、ユースホステルにしては敷地が広すぎるし、建物が立派過ぎる。山の中のユースホステルなのに設備投資過剰と言っていいぐらい設備良すぎだ。元々は金持ちや共産党幹部の別荘だったのだろうか?

宿泊客は少なめで静かだ。日本の自宅警備員が、ここでドミトリー警備員になっても快適に暮らせそうだ。交通の便は少々不便であるが静かにのんびり過ごしたいという人には良いユースホステルだ。

夕飯はユースホステルの食堂で老板たちと一緒に食事である。1人10元で夕飯を食べさせてもらうが量が多い。おばちゃん料理作りすぎだ!

夕飯食べ終わって犬と遊んでいると、家族連れの宿泊客が野菜を買い込んで帰ってきた。厨房を借りて夕飯を作っているが火鍋をやるようだ。というか、厨房借りられるのか?
まあ、その辺は老板と要交渉なのかな?

そういえば欧米人のカップルは夕飯どうしたのだろうか?外に出ていった形跡ないし、厨房を借りてもいないし・・・。

夜になりインターネットで情報収集をしていると、老板と家族連れの宿泊客がお茶飲みながら談笑している。ぼちぼち寝ようかなと思ったら老板たちに一緒にお茶飲むよう誘われが、家族連れの宿泊客は台湾人だった。そうすると今日は中国人の宿泊客がおらず、全て外国人ではないか?

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 30元
食費 18元
バス 3.6元 路線バス
合計 51.6元

昆明の定番ユースホステル

ユースホステルから無料送迎で金殿へ

07:10頃に起床する。08:00頃になり台湾人の家族連れも起きてきた。朝食は何やらキャンペーン中だったので肉醤麺を無料で頂けることになった。台湾人の家族連れと一緒に朝食を食べる。チェックアウトの準備で荷物をまとめるがドミトリーの欧米人は起きてはいるが眠たそうな様子だ。09:40頃、Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)をチェックアウトして金殿までの無料送迎の車を待つ。

09:45頃、老板が手配してくれたタクシーが来た。台湾人の家族連れ6人も一緒に乗車する。自分は金殿まで送ってもらい、台湾人の家族連れは空港まで送ってもらうそうだ。というか、送迎まで無料で付けて、このユースホステルの経営は大丈夫なのか?居心地が良かったユースホステルだっただけに心配になってしまう。10:00頃、金殿に到着して、台湾人の家族連れは空港へ向かう。

昆明大脚氏国際青年旅舍

自分は金殿から10路のバスに乗車して小西門(小西门)で下車する。10-15分ほど歩いて、11:05頃、Kunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)に到着する。

2008年に宿泊して以来、6年ぶりにKunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)にやって来たが外観は変わっていない。2013年に改装したそうだが、レセプションの机が立派になっている!

チェックイン手続きをするがユースホステルの人は自分が初めて来た客だと思っているようだ。まあ、1ヶ月以上も宿泊というか住み着いていた日本人が再びやって来るとは思わないだろうな!

今回は8人ドミトリー1泊35元(会員料金)に1週間滞在するのだが、インターネットで予約して1割予約金で支払っているので残金220.5元を支払う。鍵を受け取り8人ドミトリーへ向かう。改装したばかりということもありドミトリーは綺麗で新しい。

というか、この場所は元々は活動室とかで長期滞在していた頃はネットをやっている宿泊客の溜まり場だった。ドミトリーに改装してベッド数を増やしようだ。

郵便局からEMSを出す

12:20頃、ユースホステル近くの雲南日報社(云南日报社)のバス停から64路のバスで昆明駅へ向かう。13:00頃、昆明駅に到着。駅前の郵便局へ行く。

何で郵便局なんかに行くのかって?それは、Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)をチェックアウトする時に鍵を返し忘れたのでEMSで送り返すためだ。また鍵を返し忘れてしまった。

青海省の祁連で一度やらかしていたのだが、またやらかしてしまった。
今回はEMSを使って返却することにした。それに今まで中国でEMSを使ったこともなかったので勉強のためにも使ってみる。窓口でEMSの伝票をもらい記入する。

伝票と鍵とお詫びの手紙を窓口に持って行くと、窓口のお姉ちゃんがEMS専用の封筒に鍵と手紙を入れて封をする。あとは重量計って伝票を確認する。

発送人の電話番号が日本の携帯の電話番号だったので、お姉ちゃんに中国の電話番号がないか聞かれるが、中国の電話番号を持っていないことを伝えると、そのまま処理してくれて、EMSの料金20元と専用の封筒代3元の計23元を支払う。

EMSで鍵の返却を済ましたので、次は3月に発生したの無差別殺傷事件の影響で警備が厳重な昆明駅へ行ってみる。しかし、写真なんか撮っていると、明らかに観光客なので宿の客引きのおばちゃんが声をかけてくる。

切符買いに来ただけとか、明日列車に乗るとか言っても、「休息吧」とか言って、おばちゃんの客引きは止まらない。そして、「お姉ちゃん40元(約980円)だよ!(小姑娘40块!)」とか言ってくる。40元は絶対に嘘だろ!

小姑娘は絶対にありえない!この場合は、良くてもドラム缶の胖姑娘か昔は小姑娘だったかもしれない老姑娘、ようするに大姐、おばちゃんだろ!こんなのに引っかかる自分ではないので無視しておく。

昆明駅は警備厳重で柵で囲まれ、切符売場へ行くのでも手荷物のX線検査とボディチェックを受けなければならない。そして、公安や武装警察が目を光らせている。

武装警察は自動小銃まで携帯しておりテロリストを逮捕するより射殺が優先のようだ。昆明駅には自動券売機が多数配置されているのだが、使い方を知らない人間が多いようで自動券売機は比較的空いており有人窓口が混んでいる。

自動券売機は二代身分証(二代身份证)がないと切符の購入ができず外国人は利用できない。しかし、外国人が利用できないのに英語メニューがあるのだ。

もしかして、パスポートのICチップが読み取れるのかと思い大理行きの切符購入を試してみるが、英語メニューでも二代身分証(二代身份证)を要求してきた。この状況は、どういう風に受け取ればよいのだろうか?

外国人は使えないのに英語メニュー付きの自動券売機を開発したメーカーが馬鹿なのか?二代身分証(二代身份证)を持っていないのに自動券売機で切符を買おうとした外国人が馬鹿なのか?鉄道部(今は解体され無くなった)の役人が馬鹿なのか?

13:45頃、昆明駅前の站前路から80路のバスに乗車して、14:30頃、終点の馬街で下車する。

昆明西部汽車客運站にやって来た。バスの運行状況を確認するのだが西部客運站からは大理やシャングリラ(香格里拉)など昆明から西へ向かうバスが発着している。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 220.5元 1泊35元(会員料金)×7 ネット予約の残金
食費 12元
バス 3.6元 路線バス
EMS 23元 国内EMS20元 封筒3元
合計 259.1元

昆明沈没

ウォルマートで買い物

昼過ぎに近くのウォルマート(沃尔玛)へ買い出しへ行く。インスタントラーメンとウォルマートのPB商品のパイナップルビールを購入する。インスタントラーメンは5袋入りで10.8元(約180円)と10.9元(約180円)の2つを購入。

インスタントラーメンは5袋入りだと12-13元ぐらいの商品が多い。2種類とも唐辛子がほとんど入っていないやつだ。中国ではカップ麺やインスタントラーメンには必ずと言っていいほど唐辛子を使っており辛い。

辛くないのを探すのは非常に難しく種類が少ない。日本では毎月新製品のカップ麺が発売され競争が激しいが、中国では出回っているのが大体決まっており競争は日本ほど激しくはないようだ。

パイナップルビールは330mlで1.5元(約25円)だ。レジでの支払いは銀行のキャッシュカードで口座引落にする。午後は雨が降ってきて外へ出ることができずユースホステルに缶詰だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 43.2元
合計 43.2元

靴洗ったので今日はドミトリー警備員です

日本を出てから一度も洗っていなかった靴を洗った。おかげで靴が乾くまでは完全に外に出られない。昨日ウォルマートで買ってきたインスタントラーメンで食いつないで大人しくしているしか無いな。天気も悪いしドミトリーで自宅警備員でなくドミトリー警備員をして過ごすことにする。

本日の出費
項目 金額 備考
合計 0元

靴乾かず昆明大脚氏国際青年旅舎に籠る

昨日洗った靴が乾いていないので昆明大脚氏国際青年旅舎に籠る。ウォルマートで買ったインスタントラーメンで食いつないで乗り切る。
食料の底がついたらユースホステルのレストランで注文すればいいだけなのだが、極力貧乏旅行を心掛けているので高い所は避けたいところだ。今日で昆明大脚氏国際青年旅舎の滞在は3日目になるが、日本人は自分以外に1人しか見ていない。

5年前は宿泊した8人ドミトリーの半分が日本人になっていた事もあったほど日本人が結構いた。業界の有名人である香港のゴダイゴゲストハウスのオーナーに遭遇した事もあった。

それが今では日本人がいなくなった。欧米人の宿泊客の割合も減ったような気もする。まあ、国際情勢も変化しているし、昆明に競合店が多くできているからなのだろうか?5年の間にユースホステルの勢力図も変わっているのだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
合計 0元

昆明出発準備

ネットで切符を予約して昆明駅で受け取る

朝から雨が激しく降っている。夜中は雷が鳴っていたほど強い雨だったが朝になっても強いままだ。昼前になって雨がやんだのでインターネットで8月29日の大理行きの切符を予約購入して昆明駅で受け取る。

昆明駅は相変わらずの厳重な警備だが、切符売場の自動券売機も相変わらず空いている。やはり中国人は自動券売機の使い方が分からないので有人窓口に並んでしまい混雑しているのか?

自動券売機を利用できない日本人の自分が自動券売機の使い方を知っていて、なぜ中国人が使い方を知らないのだ?自動券売機にパスポート読取り機能さえ付けてくれれば有人窓口に並ばずに済むのに・・・。

有人窓口に30分ほど並んでパスポートと予約番号(订单号)を書いたメモ紙を窓口に出して切符を受け取る。

南のバスターミナル昆明南部汽車客運站

14:00頃、昆明駅近くの永勝路から154路のバスに乗車して、15:00頃に終点の新螺蛳湾公交枢纽站で下車する。

ここは昆明の東西南北の長距離バスターミナルのひとつである昆明南部汽車客運站があるが、路線バスのバスターミナルや公共交通カード(公交IC卡)のチャージ場所もある。昆明の他のバスターミナルや空港行きのバスがある。

そして、重要なのが長距離バスターミナルの昆明南部汽車客運站だ。主に景洪、普洱、磨憨など南へのバスが多い。バックパッカーにとってはラオスのビエンチャン(万象)、ルアンパバーン(琅勃拉邦)、フアイサーイ(会晒)への国際バスが重要と言っても良いだろう。

それと、昆明南部汽車客運站の向かいには地下鉄1号線の南部汽車站があった。目の前に地下鉄1号線の駅があるのは非常に便利だ。事前に調べていなかったが地下鉄1号線を使えば渋滞に巻き込まれずに昆明駅まで行ける。昆明も大きっ変わったものだ。

義烏の昆明版「中豪・螺螄湾国際商貿城」

昆明南部汽車客運站の隣の区画には中豪・螺螄湾国際商貿城という義烏の雑貨品卸売市場の昆明版とも言える市場がある。広さは半端でなく、日本のイオンモールなんて小さすぎです。

ただし、規模がデカすぎるので奥の方や上の階へ行くと人が少なくなってくる。どうもこのままだと「ガイアの夜明け」や「未来世紀ジパング」で出てきそうなゴーストタウン(鬼城)になってしまうのではと心配してしまう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 40.5元
切符 64元 昆明→大理
バス 5.4元 路線バス
合計 109.9元

東の長距離バスターミナル昆明市東部汽車客運站

09:00頃、ユースホステルを出て22路のバスで東部公交枢紐站へ向かう。10:20頃、東部公交枢紐站に到着する。

東部公交枢紐站は路線バスのバスターミナルであるが、隣の区画には昆明の東の長距離バスターミナルである昆明市東部汽車客運站と地下鉄6号線の東部汽車站がある。地下鉄6号線は空港と結んでおり、数年以内には昆明市内へ延伸するだろう。路線バス、長距離バス、地下鉄が集中している昆明の交通の要衝だ。

昆明市東部汽車客運站は主に雲南省南部、東部へのバスが出ている。主だったバスは蒙自、箇旧(个旧)、開遠(开远)、文山、河口がある。ベトナムを目指すバックパッカーと市場の2階や3階にいるお姉ちゃんたちが目当ての人たちは国境の町である河口へのバスが重要であろう。

新華書店でロンリー・プラネットを買う

13:30頃、ハンプホステル近くの南屏街にやって来た。昆明中心部の繁華街だが、南屏街の新華書店でロンリー・プラネット甘粛・寧夏を購入するが店員の態度が悪すぎる。

まあ、国営企業の新華書店に接客サービスを求めるのは間違いなのだろうが、レジで椅子に座って業務したり、客に小銭出させて切りの良い金額にしないと釣り銭を出さないとか接客態度が悪すぎる。新華書店には顧客満足度とかいう概念が無いのだろう。明らかに売ってやっているという態度である。

今後は新華書店では本の購入は極力避けて、なるべくアマゾン中国で購入することにしよう。アマゾン中国の方が値引き販売しているし!

雲南コーヒーを買って飲む

新華書店で買い物を終えて、すぐ近くのカルフールへ向かうが、この南屏街には他にもユニクロ、無印良品、味千ラーメンの入った商業施設もある。商業施設の前にある広場には武装警察の車両が待機しており警備が厳重である。これはウイグル族のテロを警戒しているということなのだろう。反日暴動が起きた場合はユニクロや無印良品が略奪に遭っても放置なのだろうな。

カルフールでは雲南コーヒーと米酒を購入する。支払は銀聯カードでする。現金いらずで銀行口座から引き落としなので便利だ。釣り銭ごまかされたり、偽札を掴まされることもないし。

雲南コーヒーはインスタントコーヒーだけど雲南省に来たのだし特産のコーヒーを買っておくのも良いだろう。それに雲南コーヒーは1箱9.5元だが、特売で2箱だと13.8元になっていた。本当はコーヒー豆で買うのが一番良いのだろうが、コーヒー豆は高級品ばかりなので手が届かない。そして、米酒は前回買ったのと同じ米婆婆の米酒だ。

15:00頃、ユースホステルに戻り雲南コーヒーを淹れてみる。インスタントコーヒーなので手間いらずで、すぐに完成だ。自分はコーヒーの味なんか分からないので飲んでも美味いのかは分からない。ただコーヒーは嗜好品なので金持ちの飲み物というイメージしかない。

勝手にブルジョワ階級の気分に浸る。でも、中国だとブルジョワ階級は労働者階級の敵なんだよな。敵なのに拝金主義で中国人は金持ちになることを夢見ている。中国政府はこの矛盾をどう解決する?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 41.8元
バス 5.4元 路線バス
ロンリー・プラネット甘粛・寧夏 59元
合計 106.2元

地下鉄で北バスターミナルの昆明市北部汽車客運站へ

08:30頃、96路のバスで北バスターミナルがある北部公交枢紐站(北部公交枢纽站)へ行こうと思ったが、物凄い混雑で乗車できないので諦めて、地下鉄に乗車して行くことにする。イスラム食堂で刀削麺を朝食に食べて、一旦ユースホステルに戻る。

インターネットの百度地図でルート検索をして、ユースホステル近くの雲南日報社(云南日报社)のバス停から64路のバスに乗車して双龍商場(双龙商场)で下車して、近くの地下鉄2号線の環状南路(环城南路)へ向かう。

昆明にも地下鉄が開通したのだが初めて乗車する。自分の持っている公共交通カード(公交IC卡)は地下鉄が開通する遥か前に購入したカードなので自動改札機にタッチしても反応せず。仕方ないので自動券売機に並んで切符を購入する。

切符と言ってもICカードで回収されて再利用されるタイプだ。環状南路(环城南路)から北バスターミナルがある北部汽車站(北部汽车站)までは4元(約68円)だ。自動改札を通りホームで列車を待つがウンコしたくなってきた。朝食に刀削麺を食べたので、食べた分を出したくなったという訳だ。中国では外出中のウンコは大問題である。小便は最悪の場合は隠れて立ち小便という方法があるので小問題だ。

しかし、昆明地下鉄の駅には無料のトイレがあるので大丈夫だ。もちろん、昆明は文明都市なのでトイレには壁や扉がある。扉の鍵もちゃんと掛かる。便器にちょっと固形物が付いているけど、ちゃんと流してあるので安心してウンコができます。

シャングリラバスターミナルにある有料ニーハオトイレとは天と地の差以上です。シャングリラバスターミナルの有料ニーハオトイレは欧米人絶叫間違いなしのウンコ山盛りの地獄絵図でしたが、昆明地下鉄のトイレは問題なしです。

緊急事態を乗り切って、10:00頃、地下鉄2号線に乗車する。ちなみに隣の昆明駅から北バスターミナルの北部汽車站(北部汽车站)までも同じ運賃の4元(約68円)だ。もし、昆明駅から25路のバスで北バスターミナルがある北部公交枢紐站(北部公交枢纽站)へ行く場合は2元(約34円)で安いのだが渋滞とカオス状態の車内が待っている。

地下鉄2号線は空いており、渋滞とかも関係ない。何より客層が比較的上品なので精神衛生上良い。バスみたいに車内で痰吐いたり、タバコ吸ったりとかに遭遇しなかった。車内には飲食禁止、禁煙、ゴミ捨てるなの表示があったが乗客は、ちゃんと守っていた。

この地下鉄2号線は地下鉄1号線ともつながっているので、北バスターミナル、昆明駅、南バスターミナルを地下鉄だけで移動できるだ。数年後には地下鉄3号線が開通するだろうから、東バスターミナルと西バスターミナルも地下鉄で移動できるようになるだろう。

北の長距離バスターミナル昆明市北部汽車客運站

10:25頃、北バスターミナルがある北部汽車站(北部汽车站)に到着する。駅を出ると目の前に北バスターミナルの昆明市北部汽車客運站(昆明市北部汽车客运站)がある。ここは地下鉄の駅と長距離バスの北バスターミナルである昆明市北部汽車客運站(昆明市北部汽车客运站)、路線バスのバスターミナルである北部公交枢紐站(北部公交枢纽站)がある。

昆明市北部汽車客運站(昆明市北部汽车客运站)からは曲請(曲请)、富源、昭通などの雲南省北東部や貴州省貴陽、四川省成都、重慶、河南省鄭州、青島、上海行きのバスがある。青島や上海行きのバスは需要があるのか?鉄道の方が楽なような気がする。

ウォルマートで普洱茶とか購入

昼過ぎにユースホステル近くのウォルマート大観店で買い物をする。普洱茶、雪花ビール、ウォルマートのPB商品の米酒とビールを購入する。

支払は銀聯カードで銀行口座からの引き落としだ。雪花ビール(雪花啤酒)は330mlの6缶セットで9.8元(約166円)で1缶あたり約1.64元(約27円)で激安だ!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 50.6元
バス 2.7元 路線バス
地下鉄 4元
合計 57.3元

“雲南省旅行記2014夏5” への 5 件のフィードバック

  1. はじめまして。

    お聞きしたいのですが、昆明公交IC卡は昆明市のみで使えるものなのでしょうか?

    例えば、河口のバスにも使えればよいのですが、百度検索で河口の方では専用の公交IC卡があるか調べても出てこない反面、河口内での公交IC卡利用の金額が出ており、もしかしたら昆明公交IC卡が共通で使えるもしくは行政区間での専用公交IC卡があるのかなぁと思います。

    1. 昆明以外でも使えますよ。
      例えば泉州、瀋陽、大理などで使用可能です。

      1. ありがとうございます!
        現金支払いでバス乗車に戸惑ってしまうのが中国では嫌なので助かります!
        まだ昆明や河口に行く予定はこれからですが、昆明公交IC卡が手に入れば、移動範囲はかなり広がりますね。

  2. 情報ありがとうございます!
    中国も共通化へと進んでいますが、まだまだ時間がかかりそうですね。
    ひとまずは記念にと昆明公交IC卡をGETしてきます!

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