三国志遺跡・成都武侯祠

天気悪い

朝から雨が降っており天気が悪い。これでは外へ出られない。今日は籠るしかないようだ。とりあえず朝のうちに成都までの切符を予約しておく。

包子と焼麦

夕飯は隣のスーパーマーケットにある包子屋で包子と焼麦を購入。

包子と焼麦を食べて寝るが雨が激しくてなかなか眠れん。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.9元
鉄道 224元 硬座 広州→成都
鉄道 24.5元 硬座 深圳→広州
合計 267.4元

福田口岸から香港へ

08:00頃、ユースホステルを出て地下鉄1号線の僑城東駅から会展中心へ移動し地下鉄4号線に乗り換え終点の福田口岸駅で下車。運賃は3元。08:40頃、福田口岸のイミグレーションに並び香港へ出国。イミグレーションでは因縁付けられずに済む。

08:50頃、香港側の落馬洲から香港へ入国。税関を通過しイミグレーションを出た所にセブン-イレブン、watsons、両替所、トイレなどがあり準備を整えてバス乗り場、鉄道のMTRの切符売場へ行ける。

バス・タクシー乗り場はイミグレーションを出て左へ、鉄道の落馬洲駅はエスカレータで上の階へ行く。

バス・タクシー乗り場にやってきた。雨が降っているが2階建てバスとマイクロバスが停車している。

落馬洲からは2階建てバスのB1、マイクロバスの75番の2路線が運行されており、両方とも元朗行きになる。元朗のライトレールを乗り鉄しに行くにはちょうど良さそうなバスだ。

中国再入国

09:40頃、落馬洲のイミグレーションから香港を出国。混雑はなく3分ほど待つだけで済む。

09:45頃、福田口岸のイミグレーションから待ち時間無しで中国へ入国。係官は出入国スタンプを確認しておらず、特に因縁も付けられず無事に中国再入国だ。検査していないザルの税関を通過してイミグレーションを出る。

イミグレーションを出た所に両替所、チャイナユニコムのSIMカード売場、中国銀行のATMがある。両替所は香港の交通ICカードのオクトパス(八達通)の払い戻しだか買い取り、深圳の公交ICカードの販売もやっている。

深圳西駅

10:25頃、福田口岸から100mほど離れた国花路口のバス停からM453路のバスに乗車。

運賃2.5元、市六医院で南山微循環1号線(南山微循环1号线)のバスに乗り換える。運賃1元、終点の南頭火車西站のバス停が深圳西駅になる。

11:45頃、深圳西駅に到着。切符売場で明日の広州行きの切符を受け取る。

駅前のバス乗り場から、運賃2元で234路のバスに乗車し康佳集団のバス停で下車。
ユースホステルへ戻る。天気が悪いのでどこかへ行くというのは無理だな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
地下鉄 3元
5.5元 路線バス
合計 23.5元

深圳西→広州

07:30頃、隣のスーパーマーケットへ食料買い出しへ行く。今日は鉄道で深圳西→広州→成都へと乗り鉄で移動なので饅頭や包子を購入しておく。開店直後の時間帯だが朝市やっているようで店内大混雑。食料調達して荷物をまとめてユースホステルをチェックアウトする。

08:00頃、康佳集団のバス停から234路のバスに乗車して、運賃2元で終点の南頭火車西站へ移動。09:05頃、南頭火車西站に到着、バスを降りると目の前が深圳西駅になる。

いつもの切符と身分証確認、手荷物のX線検査を済ませて待合室へ入る。深圳西駅は深圳駅や深圳北駅とは雰囲気が違い、かなりボロい。外にはむき出しの鉄骨やプレハブ小屋の売店があり、C、D、G列車といった高速鉄道は無く、K列車とかで列車本数は少なく農民工の出稼ぎ列車専用駅といった位置付けのようだ。

今回乗車する列車は、10:10発、深圳西→重慶北のK836次だ。広州までの乗車で席は硬座、運賃24.5元、距離は344kmになる。

待合室は朝の時間帯で列車が少なく比較的空いている。

まずは改札口の先頭を陣取って乗車バトルに備える。

09:45頃、改札が始まるが深圳西駅からの乗客は少ないようで乗車バトルはなく平和だ。

まずは行先票を撮影。深圳西-重慶北がメインの運行で、重慶北-達州-広安-巴中を空いた時間に運行ということかな?

車両は25Gで年季が入っており傷みがある。どうやらお古の車両が割り当てられているようだ。座席はこんな感じだ。10:10に定刻通り発車して重慶北へと向かう。

12:40頃、広州駅に到着。

広州→成都

まずは外へ出て切符売場へ向かう。

切符売場で成都行きの切符を発券しなければならないのだが外にまで行列が出ている。

切符売場は御覧の通りの混雑だ。

幸いネット予約の発券用窓口があり空いていたので10分ほど並ぶだけで済んだ。だが、10分ほどの待ち時間の間に周辺の窓口では身分証無しで切符を買おうとしたり、自分の身分証だけで仲間の切符を買おうとするおっちゃんたちが続出する。この10分間で何度も「身份证拿过来」(身分証持ってきて)を聞くことになる。

切符売場の隅にはメンテナンス中の自動券売機が・・・。

おまけにパスポート読取り機能有りで外国人利用可能だ。この読み取り機能が全国の主要駅の券売機にあれば非常に便利なのだが。

成都行きの切符を受け取ったので、そのまま切符と身分証確認、手荷物のX線検査を済ませて待合室へ移動。

13:20頃、待合室に到着。待合室は一応平和だが荷物大量の農民工のおっちゃんたちがいるので乗車バトルが展開されそうな気配がする。

今回の乗り鉄は15:08発、広州→成都のK192次だ。席は硬座で運賃は224元になり、広東省、湖南省、貴州省、重慶、四川省と2014kmの距離を29時間13分で走っていく。久しぶりの2000km超の鉄道での移動である。

13:50頃、K192次の乗客向けにホームへの優先入場券の販売が始まる。1人20元で並ばずに商務候車室から先にホームへ移動して乗車できるいうやつだ。乗車バトルが嫌な金持ちたちが主に利用しているようだ。ここでも金持ちと貧乏人の格差が・・・。

14:20頃、改札口の先頭を陣取ると周辺のおばちゃんたちが「並んでいるの?」と聞いてくる。そして、改札口が混雑し始めるが列でなく群れが形成されていく。なぜ1列に並べないのだ?乗車バトル確定だ。

14:45頃、改札が始まるが改札口変更の罠が発動して先頭だったのが大幅に出遅れる。

遅れを取り戻し、まずは行先票の撮影。続いてホームを走り乗車。

既に乗客がいるが荷物置き場は無事に確保。出稼ぎ列車のようなので天秤棒担いだおっちゃんやスコップやバケツを持ったおっちゃんまでいる。そして、列車内がワキガ臭い。ワキガだけの臭いではないと思うが、とにかく臭い。成都まで苦行の乗り鉄になりそうだ。

2分遅れの15:10に列車が発車する。成都まで約29時間の乗り鉄になる。無座客は見当たらないので何とか平和かな。広東省から湖南省へ入り、夜になり衝陽駅を通過し四川省へ向けて列車が走る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16.5元
2元 路線バス
合計 18.5元

湖南省→貴州省→重慶→四川省

列車は湖南省を西へと走り日付が変わり深夜になると車内は静かになる。乗車率も徐々に下がり横になって寝ている乗客も見られるようになる。寝ているというより燃え尽きているという表現の方が適切かもしれない。中国の鉄道で2000km超の移動となると、それだけ過酷とも言える。

昨日のうちに広東省、湖南省を通過して、06:45頃、貴州省の銅仁駅まで到達。外の天気は雨だ。30分ほど遅延が発生しており、この先どのように遅れを取り戻すのだろうか?車内の乗車率は5割ぐらいまで落ちており夜のうちに人知れず乗客が下車していく。

13:00頃、重慶の涪陵駅に到着。昼時なので車内販売の盒飯(10元/約170円)を購入。ご飯とニンニクの芽などの炒め物で味は悪くないのだが見た目が猫の餌である。まあ、ぶっかけ飯ですね。

15:05頃、重慶北駅に到着。ここで約50分の停車となり、タバコを吸う乗客やビールなど買い物をする乗客がホームへ降りる。

このホームでの買い出しが鉄道旅行の醍醐味とも言えるかもしれない。

日が暮れて定刻より3分早い20:18に成都駅到着。

成都駅前は相変わらずの大混雑。地下鉄1号線と3号線を乗り継いで新南門駅で下車。

成都熊猫夫人青年旅舍

予約しておいた成都熊猫夫人青年旅舍に到着。1泊40元で2泊する。

部屋はいつもの6人ドミトリーだ。

魚香茄子

晩御飯は近くの食堂で魚香茄子(10元/約170円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22元
宿泊費 80元 1泊40元×2
1.8元 地下鉄
合計 103.8元

地下鉄駅に三国志名場面

地下鉄3号線で武侯祠へ向かう。高升橋駅で下車して改札を出ようとするが、目の前の壁に三国志の名場面が描かれているのを発見する。

武侯祠最寄りの駅なので諸葛孔明の名場面が多数描かれている。絵も気合いが入っており孔明ファン大喜び確実である。

お約束の草船借箭。

こちらは木流牛馬。

もちろん三顧の礼もあります。

こちらは出師表。

三国志遺跡 武侯祠

08:30頃、武侯祠に到着。四川省成都まで来たら孔明ファンは訪れなければならない三国志聖地が武侯祠だ。入場料60元だが年間入場券を持っているのでそのまま中へ。

まずは劉備像を見物。

続いて蜀の武将や文官たちの塑像を見物していく。

こちらは姜維像。

右が趙雲像なのだが、なぜか文官の姿になっている。

こちらが武侯祠になるが大きな声が聞こえ騒がしい。

既に観光客で混雑している。良くいえば賑やか、悪くいえばやかましい。

諸葛孔明像を見物しながら三国志聖地を満喫。

孔明像の前では団体観光客の記念撮影会が始まる。

うるさくなってきたので裏の三義廟へ移動する。

劉備、関羽、張飛の像が鎮座しており、武侯祠とはまた違った雰囲気が漂う。

最後に劉備の墓になる恵陵へ行く。

ここも団体の観光客で賑わっている。
観光シーズン過ぎても武侯祠は朝から観光客で大賑わいだ。

錦里

09:30頃、武侯祠の隣りにある錦里を見物。錦里は古い街並みを再現した観光街になる。

朝から観光客で賑わっており成都の定番観光地になっている。

武侯祠の隣りにあるというのもあり三国志関連の土産物も見かけられる。こちらは諸葛孔明の置物のようだ。

こちらも色々と人形がある。

排骨刀削麺

昼食は近くの食堂で排骨刀削麺(10元/約170円)を食べるが辛い。大阪ではわさびテロが流行っていたようだが成都では唐辛子テロが流行っている。

スープが真っ赤っ赤で額から汗が吹き出るだけでなく辛さで涙と咳も出ます。四川人にとっては大した辛さではないのだろうが、小日本にとっては激辛です。残すのはもったいないのでスープも全部頂きますが汗が額から流れ落ちます。

ホイコーロー

晩御飯は回鍋肉(15元/約255円)を食べる。豚の脂身とニラの組み合わせで絶妙な旨さでご飯が何杯でもいけます。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 27元
宿泊費 100元 予約:長沙書院国際青年旅舍
鉄道 163.5元 硬座 成都東→長沙
3.6元 地下鉄
合計 193.6元

鉄道で成都東→長沙

09:30頃、成都熊猫夫人青年旅舍をチェックアウト。新南門駅から地下鉄3号線、2号線を乗り継いで成都東客站へ移動。成都東客站が成都東駅になる。

10:00頃、成都東駅に到着。最新の駅舎であるが三星堆遺跡や金沙遺跡の古代巴蜀文化をイメージした駅舎になっており四川省らしさが出ている。

まずは切符売場でネットで予約した長沙行きの切符を受け取らないといけない。開いている窓口が少ないので長蛇の列になっている。

列に並んで順番が来るのを待つ。

そして、隣には外国人使用不可の空いている自動券売機がずらりと並んでいる。なぜ混雑している窓口で切符を購入しようとするのだ?窓口が混雑していると当然割り込みが発生するが珍しく公安が割り込み客を追い払っている。

しかし、大人しく追い払われることはなく言い争いが発生。どう考えても割り込みする方が問題なのだが・・・。

切符と身分証確認が自動化

10:40頃、ようやく順番が来て30秒ほどで切符が発券され切符を受け取り待合室へ向かう。

いつもの切符と身分証確認、手荷物のX線検査を済ませるが、最新の成都東駅には切符と二代身分証の照合機が導入され自動化されていた。人海戦術の中国でも省力化が進められているようだ。パスポートの自分はいつも通り窓口で照合になる。

手荷物のX線検査はご覧の通り。


金属探知機を通りボディチェックがあるのだが、重慶北駅など一部の駅だとX線による自動チェック機が導入されている。

成都東駅は最新の駅舎なので待合室は巨大だ。

待合室でしばらく待機となるが、バアサンがガキを抱えてトイレ脇のゴミ箱で放尿させている。目の前がトイレなのになぜゴミ箱へ?最新設備でも利用客の方はおサルさんのようだ。成都は蜀の都なのに・・・。劉備や諸葛孔明が草葉の陰で泣いているぞ。

11:00頃、改札口の先頭を陣取る。10分ほどすると自分の後ろに列ができるが、なぜか隣の誰もいない自動改札機には誰も並ばない。おそらく自動改札機を使ったことがないので先頭に並ばないのだろう。中国はこういった部分でも格差が激しい。11:20頃になると本格的に列ができ乗車バトルに備え臨戦態勢になる。

今回乗車するのは12:00発、成都→長沙のK504次。席は硬座、運賃163.5元、2014kmの距離を走り約18時間半の乗車になる。

11:35頃、改札が始まりホームへ移動。先頭で自動改札機を通過しているのでホームは空いており平和だ。数分後には各車両の乗車口を中心に秩序無き混雑が発生するのだろうが。

まずは行先票を撮影。車両は25Gで乗車して発車を待つ。

定刻通り12:00に発車して重慶北駅、湖北省宜昌の宜昌東駅を経由して湖南省長沙へと向かう。車内は満席で出稼ぎ労働者の農民工から一般の乗客まで客層は幅広い。

重慶北駅

15:35頃、重慶北駅に到着し、ここで半分ほどの乗客が降りていく。発車は16:12になり約40分の停車になる。

車内は一時的に空くがほどなくして重慶北駅からの乗客で再び満席となる。17:25頃、豊都駅を通過する。豊都駅は高速鉄道のD列車やG列車の停車駅だ。どうやら線路は高速鉄道と在来線の共用なので宜昌東駅まで高速鉄道のダイヤの隙間を利用して走るようだ。

宜昌東駅

22:30頃、6分早着で宜昌東駅に到着、湖北省宜昌まで来た。ちょうど半分の道のりを越えたぐらいになるが、まだ湖南省長沙まで約8時間走る。

停車時間が長いのでホームで乗客がタバコを吸ったり買い物をしたりと様々だ。22:56に宜昌東駅を発車する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 4元
地下鉄 2.7元
合計 6.7元

鉄道で雲南省から四川省綿陽へ三国志遺跡巡り

雲南省旅行記2016

昆明駅

04:14頃、昆明駅に到着。

まずは切符売場へ行くが、04:30から販売開始でまだ閉まっている。

5分ほど待つと切符売場が開く窓口は1つしか開いておらず。05:00にようやく複数の窓口が開いて客をさばき始めるが基本的に自動券売機の使い方がわからない人たちやネットで予約といった事が出来ない人たちなので、列車番号や発車時刻とかを把握しておらず窓口で行き先だけ告げて目的地への列車を探してもらうので時間がかかる。

05:25頃、ようやく切符を受け取り、切符と身分証確認、手荷物のX線検査を済ませて待合室へ移動。これから約4時間の待機となる。

昆明→成都

まだ早朝なので待合室にはほとんど人はおらず平和だ。

今回の列車は09:52発、K1140次の昆明→成都、席は硬座で運賃は141.5元になる。四川省成都へは西周りの成昆鉄道でなく東周りの貴州省六盤水を経由していく。成都には08:29到着、所要時間22時間37分、距離は1133kmになり、東周りだと成都まで3時間ぐらい余計に時間がかかる。

朝食に売店でカップ麺を購入、駅の売店なので少し高めの5元だ。

07:00過ぎになると徐々に混雑し始めるが列車の本数が多いので待合室から溢れるようなことはない。

08:25頃、改札口の先頭を陣取る。

09:20頃、改札が始まりホームへ移動。行先票を撮影して一番乗りで乗車。

まだ誰もいない車両だが数分後には満席になる。満席なら良いが最悪は阿鼻叫喚の世界になるので要注意だ。

定刻より3分遅れの09:55に列車が発車する。一眠りして目が覚めると既に昼頃で曲靖駅に到着する。30分ぐらいの遅れになっているが中国では列車遅延は当たり前。

曲靖でかなりの乗客が下車して乗車率は7割ぐらいになる。この先の乗車率がどうなるかwww.12306.cnで確認してみると、六盤水で硬座が700枚以上残っている。これだと成都まで空席がかなり発生した状態で平和に乗り鉄出来そうだ。曲靖駅を発車して次は宣威駅の停車だ。宣威までは平地が多く景色にはあまり面白味がないので昼寝する。

13:20に宣威駅到着。30分ほどの遅れだったのが、8分の早着になっている。遅れを取り戻すのはよいのだが、チャイナクオリティでダイヤがいい加減だ。宣威を過ぎると山岳地帯に入っていくがトンネルが多い。たまに見える山岳区間ならではの風景は見応えありだ。車内は空席が目立ち3列シートを一人で占領して昼寝中の乗客もいる。

16:14に六盤水駅到着。雲南省から貴州省六盤水までやってきたが、時刻表だと16:50着なのだが36分も早着。遅れが多いのにあり得ないような早着。ダイヤ編成いい加減では?六盤水駅は四川省方面、雲南省方面、貴陽方面の三方からの路線が交差する要衝なのだがホームに売店とかはない。

17:05に定刻通り発車する。機関車を交換して進行方向が逆になり四川省へ向かう。

19:31に昭通駅到着し、再びに雲南省に入った。列車は9分早着で順調に成都へ向かっている。乗車率は5割くらいで横になって寝ている乗客が多い。昭通は標高2000mに位置しており、この先は標高が下がっていき四川省宜賓、内江を経て成都平原に行き着く。

老害が騒ぐ

20:50頃、イベント発生。ボケた爺さんが寒いから空調の温度上げろと騒ぎ始める。乗務員の兄ちゃんが温度調整をするが老害は機嫌が悪いようで乗務員の兄ちゃんに難癖を付けている。勝手な想像だが老害はこのまま寝ると寒さで漏らしてしまうのだろうか?自分はTシャツなのだが・・・。

で、こちらは撮影させてもらうが大人の事情で途中で撮影中断。最終的には列車長のおばちゃんたちまで登場して老害を静める。個人的にはドブ川にでも沈めればいいと思うのだが・・・。乗務員は老害対応もしないといけないので大変だ。

21:30頃、腹が減ったので車内販売でカップ麺を購入。6元で駅より1元高い。

23:00過ぎになると寝ている乗客や燃え尽きてしまった乗客が多くなり車内は静かになる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
合計 11元

成都駅到着

日付が変わり四川省へ入り宜賓を通過する。乗車率は3割ぐらいで車内は平和。

05:45頃、資陽駅に到着。あと2時間ほどで四川省成都に到着だ。乗車率は3割以下で寝ている乗客がほとんどで通路の足が出ていたりして平和だ。

08:07頃、終点の成都駅に到着。22分の早着で中国では滅多にない大幅な早着だ。

駅前では新兵の送り出しが行われている。日本で同じようなことやったら自称平和団体から自衛隊へ抗議殺到だ。

08:30頃、まずは地下鉄1号線に乗車。新南門駅まで公交ICカードで運賃は1.8元。

朝のラッシュで車内はすし詰め状態。おまけにドア付近の中国人は自分の下車する駅でない限りどかない。なので、停車駅ごとにアメフトの如く押しのけて下車するという光景が見られる。さらに乗車してくる中国人は下車する乗客がいても乗車しようとする。ようするに普段の中国である。係員の誘導には従っているようには見えないし・・・。

08:42頃、省体育館駅に到着。ここで自分も下車するために人民の波を押しのけて越えていく。ラッシュ時間の地下鉄は要注意だ。少し休んで体力を回復させて、09:02頃、省体育館駅で新しく開業した地下鉄3号線に乗り換え新南門駅へ移動。09:07頃、新南門駅に到着。

熊猫夫人青年旅舍

駅を出ると目の前がバスターミナルの新南門汽車站で、3分ほど歩いて、09:15頃、Booking.comで予約しておいた成都熊猫夫人青年旅舍(Chengdu Mrs Panda Hostel)に到着。1泊40元の6人ドミトリーでとりあえず2泊する。

で、まだドミトリーが空いていないということで待機。昨日は満室だったようだ。Lonely Planet China2015年版に紹介されているだけのことはあり繁盛している。ドミトリーが空いて寝床を確保。部屋は以前と変わらない6人ドミトリー。ベッドにコンセント、照明有りで問題無し。もちろんWi-Fiもちゃんとつながる。

土豆絲蓋飯

昼食は近くの食堂で土豆絲蓋飯(12元/約204円)を食べる。蓋飯は炒飯と並ぶ定番の御飯系料理だ。明後日の綿陽まで切符と宿を予約しておく。

魚香茄子

夕飯は近くの食堂で魚香茄子(10元/約170円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23元
宿泊費 80元 1泊40元×2
宿泊費 7.2元 予約:綿陽蒲公英国際青年旅舍
鉄道 18.5元 硬座 成都→綿陽
地下鉄 1.8元
合計 130.5元

武侯祠

朝から天気が悪い。これでは遠出はできないの籠るしかなさそうだ。14:50頃、新しく開通した地下鉄3号線で武侯祠へ行ってみる。新南門駅から高升橋駅で下車して15分ほど歩いて武侯祠に到着。

平日でも入口には観光客が溢れている。入場料は60元だが自分は年間入場券を使い入場する。

まずは劉備像を見物。

続いて奥の武侯祠へ。この辺りは団体さんで混雑している。

廟内の諸葛孔明の像を見て

最後に劉備の墓を見物してユースホステルへ戻る。

夕飯は魚香茄子(10元/約170円)、土豆絲(8元/約136円)とレバーの炒め物を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
地下鉄 3.6元
合計 21.6元

成都→綿陽

朝から雨が降っている。09:50頃、ユースホステルをチェックアウト。10:00頃、新南門駅から地下鉄3号線に乗車。運賃1.8元、省体育館駅で地下鉄1号線に乗り換え火車北站(成都駅)で下車。

10:25頃、まず成都駅の切符売場へ。相変わらず人多い。窓口のおばちゃんと農民工のおっちゃんのバトルも発生しているし・・・。自分の身分証1枚だけで仲間の切符まで購入とかダメでしょ。綿陽行きの切符を受け取り、いつもの切符と身分証の確認、手荷物のX線検査を済ませて待合室へ。

今回は第一候車室で待機になる。

待合室の雰囲気からして乗車バトルにはならない感じだ。比較的平和な移動になりそうだ。

11:10頃、改札口の先頭を陣取る。

今回の列車は12:13発、成都→江油のK9544次だ。途中の綿陽までの乗車で、席は硬座、運賃18.5元、距離は115kmになる。

11:30頃、改札が始まりホームへ移動。乗客が少ないので乗車バトルはなく平和。

まずは行先票の撮影。どうやら成都-揚州がメインで成都-江油は空いた時間を利用して運行されているようだ。

列車に乗車するが、今回珍しく乗務員から身分証提示を求められる。パスポートを提示するが写真欄を確認せず返却、二代身分証だけちゃんと確認しており外人は用無しのようだ。定刻通り12:13に列車が発車し綿陽へ向かう。車内はほぼ満席だが平和だ。

綿陽

14:00に綿陽駅到着だが雨が結構降っている。

蒲公英国際青年旅舍

駅前から40路のバスに乗車。運賃2元、南山寺のバス停で下車する。バス停から10分ほど歩いてユースホステルのある126文化創意園が見えてきた。中へ入り5分ほど歩いて予約しておいた蒲公英国際青年旅舍(蒲公英国际青年旅舍/Pu Gong Ying International Youth Hostel)に到着。

昔工場だった建物をユースホステルに改装している。1泊36元(会員料金)で今回は2泊、予約時の残金を支払う。

部屋は6人ドミトリーで各ベッドに照明、コンセント有り。エアコン、人数分の中型ロッカーもある。Wi-Fiは問題なく繋がる。

共用のトイレ・シャワーはトイレに問題有りだ。3つあるトイレは2つは扉がなくてカーテン、1つは扉あるけど鍵壊されている。これだとうっかり開けたら先客がウンコ中というのに遭遇しそうだ。ある意味で上級者向けトイレだ。シャワーの方は問題なくちゃんとお湯が出る。

共用スペースは書籍が多数置かれておりのんびり出来そう。雰囲気的には良いのに、なぜトイレがあんな状態なんだ?まあ共用のトイレが嫌な場合はトイレ・シャワー付きの部屋しておけば良いだろう。

中国のマンホール

夕飯を食べに出かけるが歩いていると壊れたマンホールの蓋が・・・。

中国はマンホールの蓋が壊れていたり、無かったりというのが多い。特にセメントだかコンクリで作られた蓋は安物で耐久力が無いようで、すぐに壊れてマンホールに穴が開く。日本だったら役所の電話鳴りっぱなしだよ!中国だから放置なんだな。人が落ちようと問題ないようだ。

熊拿豆腐

夕飯は食堂で熊拿豆腐(12元/約204円)と米飯(1元/約17円)を食べる。熊拿豆腐は四川料理の一つになり豆腐を油で黄色く揚げて、豚肉やキクラゲ、白菜と炒めている。夜に国慶節の連休後の切符を予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
宿泊費 64.8元 1泊36元(会員料金)×2
地下鉄 1.8元
バス 2元 路線バス
合計 81.6元

綿陽三国志遺跡巡り

08:20頃、三国志遺跡巡りのため出かけようとすると、レセプションのお姉ちゃんに声をかけられる。どうも、昨日のお姉ちゃんがオンラインの住宿登記のビザ情報をノービザで登録して派出所から問い合わせがきたようだ。お姉ちゃんのスマホでビザと入国スタンプの写真を撮って派出所に送る。どうやらMビザを免签证(ノービザ)の免(Mian)と勘違いしたようだ。

08:30頃、南山寺のバス停に到着。綿陽のバス停はどれぐらいでバスが来るか表示されているので親切である。綿陽は結構IT化が進んでいる。

08:43に100路のバスに乗車、運賃2元で安昌橋へ向かう。

安昌橋のバス停で下車、44路のバスに乗り換える。運賃2元、09:10頃、西山人行地道のバス停で下車。

道路沿いに標識が出ているので迷わず西山公園の入口に到着。西山公園は約9年ぶりの再訪問である。

立派な牌坊を通り、三国志遺跡の蔣恭侯祠、蔣琬墓、営盤嘴へ向かう。

蔣恭侯祠

09:25頃、まず蔣恭侯祠に到着。ここは蔣琬を祀っているのだが外には蔣琬像がある。蔣琬は諸葛亮亡き後の蜀を支えた重臣である。

蔣恭侯祠の内部は小さな資料館になっている。とくに蔣琬を祀っているという訳ではなさそうだ。

蔣琬墓

蔣恭侯祠の隣にあるのが蔣琬墓になる。

山門をくぐり奥へ進むと蔣琬墓がある。清の道光29年に建立された墓碑が残っており、「漢大司馬蔣恭侯墓」と記されている。ちゃんと立派な墓が残っており、ここは重要な三国志遺跡だ。

更に墓の裏側には清の光緒年間に建立された墓碑がある。

営盤嘴の石碑は撤去か?

西山公園に残る三国志遺跡で最後に訪れるのが姜維、蒋琬、諸葛瞻が駐屯していた営盤嘴なのだが公園の案内図には出ているのだが、そこは農園になっていた。

2007年に訪れた際は林の中を通った覚えがあるのだが、どうもかなり変わってしまったようだ。

林の中へ入り営盤嘴の石碑を探してみるが見当たらない。ここが営盤嘴というのは公園の案内図からも分かるのだが肝心の石碑がない!

これは農園を作るときに撤去されてしまった可能性があるな。どこか別の場所に移転なら良いのだが・・・。

営盤嘴まで来たが石碑は断念だ。

鶏湯米粉

11:10頃、西山人行地道から44路のバスに乗車、運賃2元、11:45頃、海棕路で下車する。
昼時なので米粉屋で昼食を食べる。

今回は鶏湯米粉(7元/約119円)を注文。鶏ガラスープに昆布やタケノコ、鶏ガラが入っている。

綿陽博物館

13:00頃、綿陽博物館を訪れる。綿陽博物館は新館に移転しており富楽山公園の富楽堂の脇にある。以前の漢平陽府君闕があった旧館は綿陽科技館に変わっている。

まずはパスポートを提示して入場券を受け取る。

新しいだけの事はあり内部はかなり広い。展示内容は羌族の展示に力が入っている感じだ。

綿陽で羌族のイメージはないのだが・・・。それと赤い展示が珍しくなかった。

三国志テーマパーク富楽山公園

13:30頃、綿陽博物館の脇にある富楽山公園にやって来た。富楽山公園も重要な三国志遺跡というか三国志テーマパークだ。まずは諸葛亮、蔣琬、費禕、董允たちの蜀漢四英像。

続いて関羽、張飛、趙雲、黄忠、馬超の五虎上将像。

こちらは涪城会館。富楽山は劉備と劉璋が対面した場所であり三国志演義の名場面である「涪城の会」の舞台となっている。

内部は「涪城の会」が再現されている。

富楽山で劉璋が劉備を歓待しているが、この後に劉璋は蜀を明け渡すハメになるのだが・・・。

続いて龐統智献三策の像だ。龐統が劉備に蜀攻略の策を献じる場面が再現されている。

どうも龐統が腹黒く見えてしまう像だ。

富楽山公園の頂上にあるのが富楽閣だが工事中で入れず。

最後に富楽山公園の正門を出て近くにあるのが桃園三結義の劉備、関羽、張飛たちの像だ。これで綿陽での三国志遺跡巡りは完了。

聖水寺

14:55頃、21路のバスに乗車、エアコン無しで運賃1元、安昌橋のバス停から33路のバスに乗り換える。エアコン無しで運賃1元、終点の聖水寺のバス停で下車。

16:00頃、聖水寺に到着。山門への階段には乞食が営業活動中。いるだろうと思っていたが本当にいるとは・・・。

綿陽市内で一番大きな寺で山門に臨済の文字があるので臨済宗の寺院のようだ。

聖水寺は唐の咸通年間(860-874)に創建され、宋代に興慈禅院と呼ばれたが寺の裏山から泉が湧き出し為に「聖水寺」と呼ばれるようになる。「中川第一禅林」とも称される千年古刹である。

参拝客が多く大量の線香や紙銭が焚かれているため境内は煙や灰が多い。

ご覧の通り大量の線香が焚かれているがゴミもかなり散らかっている。これではご利益はあるのだろうか?

聖水寺の見所は階段の塑像だろう。新しいのだがかなり力が入っている。

千年古刹なのだが各所で工事が行われ拡張中である。16:45頃、33路のバスに乗車、運賃1元で安昌橋のバス停にて下車。19路のバスに乗り換え、運賃2元で南山寺のバス停へ移動。17:30頃、ユースホステルへ戻る。夜は明日の成都行きの切符と宿を予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17.8元
宿泊費 76.19元 予約:熊猫夫人青年旅舍
鉄道 18.5元 硬座 綿陽→成都
バス 11元 路線バス
合計 123.49元

綿陽→成都

07:30頃、ユースホステルをチェックアウトしてバス停へ。南山寺のバス停から100路のバスに乗車、運賃2元で終点の火車客站へ移動。08:15頃、終点の火車客站で下車して、まずは綿陽駅の切符売場へ。

08:20頃、窓口に並んで成都行きの切符を受け取るのだが窓口2つしか開いておらず長蛇の列。

自動券売機は待ち時間0分なのだが、使い方が解らない時代に取り残された多数の人民が窓口に並んでいる。窓口のおばちゃんまで果てしなく遠い。08:50頃、ようやく切符を受け取り待合室へ。

いつもの切符と身分証の確認、手荷物のX線検査を済ませて待合室で待機だ。綿陽駅は高速鉄道対応駅になっているので待合室は広く、改札口は自動改札機になっている。でも、成都行きの乗客で混雑している。

今回の列車は10:16発、西安→成都のK879次に乗車だ。綿陽→成都の距離は115km、席は硬座、運賃18.5元になる。

09:40頃、自動改札の先頭を陣取り乗車バトルの備えは準備万端だ。

10:06に改札が始まるが列車が未到着で足止め。10:10頃、列車が到着してホームへ移動。まずは行先票を撮影。

続いて乗車。次の徳陽に停車したら終点の成都なので車内は比較的空いている。定刻通り10:16に列車が発車する。

12:03に成都駅到着。12:20頃、成都駅前西側の路線バスターミナルから34路のバスに乗車。運賃1.8元、12:35頃、一環路北四段站で下車。

Booking.comで予約しておいた成都老宋国際青年旅舍(成都老宋国际青年旅舍/Hello Chengdu International Youth Hostel )に到着。Lonely Planet China2015年版に掲載されているユースホステルだ。チェックインは問題なし。

部屋は1泊30元の8人ドミトリー、各ベッドに照明、コンセントあり。エアコン付きの部屋。部屋に付いているトイレ・シャワーは湿気が溜まっているが許容範囲内。お湯はしっかりと出る。WiーFiは問題なく繋がる。

排骨鋪蓋麺

昼食は近くの食堂で排骨鋪蓋麺(11元/約187円)を食べる。鋪蓋麺は重慶名物の麺料理だが座布団みたいな四角い麺が特徴。

特色白味骨湯炒手

夕飯は特色白味骨湯炒手(12元/約204円)を食べる。炒手は四川省でよく見かけるがワンタンの事である。豚骨スープに入っておりワンタンとスープの味が絡み合って美味い。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 26.5元
宿泊費 30元
バス 3.8元 路線バス
合計 60.3元

熊猫夫人青年旅舍に戻る

10:10頃、老宋国際青年旅舍をチェックアウトして、10:15頃、地下鉄3号線の前鋒路駅から新南門駅へ移動。運賃1.8元で10:30頃に到着。駅から3分ほど歩いて熊猫夫人青年旅舍に到着。

部屋はいつもの8人ドミトリーで予約時に支払い済み。

香菇滷肉米線

昼食は香菇滷肉米線(10元/約170円)を食べる。米線は雲南省が有名だが四川省でも米線の店が結構ある。

麻婆豆腐

夕飯は四川省にいるので麻婆豆腐(10元/約170円)と米飯(1元/約17円)を食べる。その辺の食堂でも麻婆豆腐は山椒が効いた辛さで美味い。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 21元
鉄道 36.5元 硬座 大理→楚雄
鉄道 52.5元 硬座 楚雄→昆明
地下鉄 1.8元 路線バス
合計 111.8元

朝から雨で籠る

朝から天気は雨で外に出られない。これでは食事に出かけるのも一苦労だ。昼食は昨日、欧米人のお姉ちゃんから貰った月餅を食べて乗り切る。

14:30頃、防空訓練のサイレンが鳴り響く。今日は満州事変の発生日なので毎年恒例の秋の反日祭りである。雨が降っているので防空訓練はやらないと思ったが天気は関係ないようだ。地下鉄駅周辺の一般市民は強制的に防空訓練参加で駅へ避難だろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
合計 11元

成都→昆明

12:45頃、地下鉄3号線の新南門駅から成都駅へ向かう。運賃1.8元、13:10頃、火車北站で下車。

まずは成都駅の切符売場へ。13:35頃、昆明行きの切符を受け取る。

切符と身分証の確認、手荷物検査を済ませて待合室へ。今回乗車するK165次は成昆鉄道を通り昆明へ行くはずなのだが、攀枝花-広通北が土砂崩れで不通になっており、貴州省六盤水経由に変更になっている。

13:50頃、待合室は相変わらずの混雑。

とりあえず改札口の先頭を陣取る。

乗車する列車は14:57発、西安→昆明のK165次、席は硬座で運賃は138.5元だ。今回は経路変更で距離が1100kmから1133kmになる。

14:40頃、K165次に遅れが発生して14:57発から16:00発になる。1時間近く遅れるなら、もっと早く列車遅延情報出せるだろうに・・・。列車遅延の原因も公表されず相変わらずチャイナクオリティだ。

15:45頃、改札が始まりホームへ移動。

まずは行先票を撮影。

続いて乗車。今回のK165次は成都を発車したら臨時の経路変更により停車駅無しで昆明へ向かう。ある意味でZ列車だな。車内は空いており昆明行きの乗客のみで、その他の乗客は成都で皆下車して払い戻しか列車変更になっている。1時間21分遅れの16:18に列車が発車する。次は終点の昆明だ。

20:20頃、内江駅に停車。本来の停車駅ではないので乗客の乗り降りは無しだ。

23:00過ぎになると乗客の殆どが寝ている。今回は経路変更で乗客が少ないので1人でボックス席占領とか当たり前なので横になって寝ている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
鉄道 138.5元 硬座 成都→昆明
地下鉄 1.8元
合計 155.3元

列車内足臭い

深夜になりほとんどの乗客が横になり寝ているが車内に異臭が漂う。凄い足臭いのだ。自分も足臭いけど、この臭気には到底及ばない。明らかに数日洗っていない臭いが漂っている。この異臭で寝ることは不可能である。

眠れないので乗客の観察だ。ある意味で雑伎団並みの体勢で寝ていたりする。自分には到底真似できない。

04:10頃、昭通駅を通過。06:45頃、六盤水駅に到着。08:40頃、宣威駅に到着。この時間になると寝ている乗客は少なくなるが痰吐きの音が頻繁に響くようになる。日本では遭遇することの難しい乗車環境である。09:40頃、曲靖駅を通過。

11:15頃、昆明駅に到着。そのまま切符売場へ直行し、大理までの切符を購入する。

昆明→大理

大理までの列車は11:55発、昆明→麗江のK9682次、昆明→大理の距離は358km、今回の列車は座席無しの寝台列車なので硬臥上段、運賃は97.5元になるが、切符には「05車下016号上鋪」と記されている。5号車下16番上段という意味だが、これは2階建て車両か?

発車時間が30分切っているので切符と身分証確認、手荷物検査を済ませて急いで改札口へ向かう。既に改札が始まっていると思っていたら遅れが発生していた。急がなくても大丈夫であった。

でも、このK9682次を逃すと次の大理行きの列車は夜までなくバスでの移動になってしまう。硬臥で運賃97.5元で高いのだが昆明→大理のバスは運賃110元、所要時間約4時間、さらにバスだと西バスターミナルまで移動しないといけないので、昆明駅→西バスターミナルの移動時間とか考えると、所要時間に大した差はなく、まだ寝台でも列車で移動した方が楽で少しだけ安く済む。

2階建て寝台車両

12:20頃、改札が始まり先頭でホームへ移動。

まずはいつもの行先票を撮影。

で、今回初めて2階建て寝台車両に遭遇。車両はSYW25だ。

さっそく乗車するが滅茶苦茶狭い。

硬臥なのだが2階建て車両なので寝台は2段になっている。連結部近くだけ寝台は3段だ。そして、2階建て寝台車両SYW25の最大の特徴は荷物棚が無く、通路の補助席が一つだけ!さらにカートで車内販売が出来ない!なので、非常に使い勝手が悪い。何で2階建て寝台車両なんて開発したんだ?

定刻より45分遅れの12:40に発車する。12:50頃、乗務員が切符を換票証に交換しに来た。換票証に交換することで下車駅が近くなると切符と交換しにくるの強制的に起こされ寝過ごすことがないので一眠りだ。

17:40頃、乗務員が換票証を切符に交換しに来た。大理まであと少しだ。

18:05に大理駅到着だが天気は雨だ。

ここで2階建て寝台車両とはお別れだ。まずは切符売場で予約しておいた楚雄行きの切符を受け取っておく。

大理沐府国際青年酒店

18:20頃、8路のバスに乗車、運賃2元で大理古城へ向かう。19:10頃、終点の六十医院で下車。
バス停の斜め向かいにBooking.comで予約しておいた大理沐府国際青年酒店(大理沐府国际青年酒店/Dali Mufu International Youth Hotel)がある。初めて大理を訪れる人はバス停の目の前で便利だろう。客層は欧米人多めで賑わっている。レセプションでの登記は問題無しだ。

部屋は1泊19元の特価で出ていた8人ドミトリーだ。部屋は少し狭めだが窓があるのでちゃんと外気を取り込める。大型ロッカーもあり60Lぐらいのバックパック収納可能だ。各ベッドには照明、コンセント有り。Wi-Fiは問題無く使用できる。共用のトイレ・シャワーは少し狭いが別々に分かれている。夜は明日の宿を予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5元
宿泊費 19元
宿泊費 112元 予約:大理金玉縁中澳国際青年旅舍
鉄道 97.5元 硬臥 昆明→大理
バス 2元 路線バス
合計 235.5元

甘粛省から四川省ゾルゲ・松潘古城へ

チベット文化圏旅行記2016

二度寝してもうた

06:00頃、起床して出発準備を整えるが二度寝してしまった。急いでバスの出発地点へ向かうが、07:00発のゾルゲ(若尔盖)行きバスを逃してしまった。こうなると選択肢は2つになり、郎木寺でもう1泊するか国道まで出て四川省へのバスを拾うかだ。

07:30頃、国道213号の合流地点になる郎木寺橋頭(郎木寺桥头)へ向けて歩き始める。郎木寺鎮を出ると山と草原だけになる。

そして、国道213号が見えてきた。

08:15頃、国道213号との合流地点になる郎木寺橋頭に到着。国道を南へ行けば四川省になる。まずは国道沿いでバスを待つ。郎木寺橋頭には合作や迭部などへ行く地元民たちもバスやタクシーを待っている。08:40頃、ゾルゲ→合作のバスが通過する。これだと、おそらく合作→ゾルゲのバスも出発しているだろう。

乗り合いタクシーで郎木寺→ゾルゲ

08:55頃、郎木寺鎮から出てきた乗り合いタクシーの運ちゃんが声をかけてきてゾルゲまで1人30元ということで乗車。バスと同じ運賃だ。乗客は尼さん2人、おっちゃん1人、ガキ1人だ。

まずは隣の紅星郷へ向かう。09:05頃、紅星郷に到着し、ここで乗客全員下車していく。1人残った自分はゾルゲ行きの仲間の運ちゃんが来るまで待機となる。

09:20頃、仲間の運ちゃんの車に乗り換え。最初の運ちゃんに郎木寺→紅星の5元支払う。仲間の運ちゃんには紅星→ゾルゲ(若尔盖)の25元で合計30元。

ゾルゲの大草原を爆走して南へ向かう。途中で羊の大群に国道を塞がれたりする。ここでは車より家畜優先になる。

大草原の中を1時間ほど爆走して行く。

四川省ゾルゲ

10:30頃、標高3400mの四川省ゾルゲ(若尔盖)の県城が見えてきた。街の中心で降ろされ3分ほど歩いく。

10:40頃、バスターミナルの若爾蓋汽車客運中心に到着。

まずは時刻表を確認して松潘行きのバスチケットを購入、14:30発のバスで運賃46元。

達扎寺

4時間弱の待ち時間があるので、ゾルゲの外れにあるチベット仏教寺院へ行ってみることにする。1kmほど歩いて11:20頃、達扎寺に到着。

達扎寺の正式名称は「達扎具徳吉祥善法寺」になり、チベット仏教ゲルク派の寺院になる。350年以上の歴史を持ち、寺には2名の活仏と136名のラマ僧が在籍する。本殿と思われる建物にはラマ僧が集まりお経を唱えている。ラマ僧だけでなく地元民も集まっており、重要な法会でもやっているのか?ラマ僧たちが本殿へ入っていく。

そして、本殿の入口には地元民が集結している。これは滅多に見られない凄い光景だ。こうした厳粛な雰囲気が漂う中で遅れてくるラマ僧も数人でなく10人以上見受けられる。結構いい加減な破戒僧予備軍もいるようだ。

本殿では活仏かは不明であるが一人だけ法衣が違うラマ僧がいる。高僧なのは確かだろう。

しばらくすると入口にはかなりの地元民が集まって、この行事を見守っている。郎木寺で二度寝せずにバスに乗っていたら、そのまま松潘へ行っていただろうな。乗り合いタクシーでゾルゲまで移動して達扎寺でラマ僧たちが見られたのは怪我の功名と言っても良いかもしれないな。

本殿以外にも幾つか建物があるので見物していく。

何故か鹿が放し飼いになっている建物もある。

ゾルゲ→松潘

12:30頃、若爾蓋汽車客運中心に戻りバスの時間まで待機。14:10頃、松潘行きバスに乗車する。同じ14:30発の郎木寺行きのバスには10人ぐらいのフランス人の団体が押し寄せている。

松潘行きのバスは14:30発で運賃46元になる。1人検票していない客がおり5分遅れの14:35にバスが発車して国道213号をゾルゲから松潘へと南へ向かう。乗車率は9割ぐらいで若干空席があるが途中で客を拾うから満席になるだろ。

草原を南下していくが標高3000m以上の高原でも蜂客がおり養蜂が行われている。高山植物の花から採れる蜂蜜は格別なのだろう。

ゾルゲから松潘までの草原は多くのヤクや羊が放牧されており絶景である。17:10頃、川主寺に到着。九寨溝への乗客はここで降りて、待機中のボリタクの運ちゃんと料金交渉へ突入。バスの運ちゃんの話だと1人30元で九寨溝へ行けるらしい。

17:35頃、松潘のバスターミナルになる松州客運站に到着。ゾルゲから約3時間の道のりであった。

松潘まで来ると建物がチベット様式から中国様式に近づいてきた。それでも中国様式というより四川様式と言った方がいいかな?それと街もかなり大きくなってきた。

小欧洲青年旅舍

まずは松潘での宿探しだが狙っている所は決まっているが満室だとヤバイ。バスターミナルから徒歩5分ほどの路地にある欧米人宿の小欧洲青年旅舍(Emma’s Guesthouse)へ行ってみる。

ここはバスターミナル近くの外国人OK宿で知られているので第一候補だ。レセプションみたいのなのはなく、そのまんまチベット人のおっちゃんとおばちゃんに聞いてみたら部屋を見せてくれた。そして、英語ペラペラの老板娘が来て登記をする。おっちゃんとおばちゃんは老板娘の両親のようだ。

1泊50元の4人ドミトリーに2泊する。部屋は狭めだが各ベッドにコンセント有り、照明は無しだが寝るには問題無し。

トイレ・シャワーは部屋に付いており掃除してあり許容範囲内。Wi-Fiもちゃんとつながり問題無し。

ちなみに表の国道沿いには老板娘が経営するレストランの小欧洲西餐咖啡厅もある。通常は宿泊客は最初にレストランへ行き老板娘にゲストハウスへ案内されるようだが、自分は直接ゲストハウスへ行き着いてしまった。

青菜拉麺

夕飯はイスラム食堂で青菜拉麺(10元/約170円)を食べる。松潘はチベタン食堂が多いと思ったのだが目に付くのはイスラム食堂と四川料理の店だ。まあ、手っ取り早く食べるのにはイスラム食堂が調度良い。

青稞酒

食後はとりあえず松州古城を歩いて超市で青稞酒320ml(5元/約85円)を3本購入。ビールばかりではつまらないので松潘で造られた青稞酒を購入。松潘が産地なので地酒といったところかな。

ユースホステルへ戻るとドミトリーに欧米人の兄ちゃんがが1人増えていた。国籍は聞かなかったけど旅行中のようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 27.5元
宿泊費 100元 1泊50元×2
バス 46元 ゾルゲ→松潘
乗り合いタクシー 30元 郎木寺→ゾルゲ
合計 203.5元

松州古城

07:20頃、バスターミナルの松州客運站で明日の成都行きチケットを購入。朝から天気は曇りで雨が降らなければよいが。07:30頃、松州古城の北門にやってきた。北門にあるのがソンツェン・ガンポと文成公主の像。

松潘は古くは松州と呼ばれ元々は羌族の街であり、紀元前316年に松州の街が作られた。松州の名は周辺に松の木が多く生えていたことに由来する。古来より川西北区の茶馬古道の重要な街でありチベット人、羌族、回族、漢族たちの茶馬交易地として栄えてきた。

唐の武徳元年(618)に松州が置かれ、貞観2年(628)に松州都督府が置かれる。吐蕃のソンツェン・ガンポが唐に公主の降嫁を願い出るが拒否され、貞観12年(638)に20万の大軍を率いて松州へ侵攻、唐の松州都督の韓威は敗れ松州は陥落、唐の太宗の命により吏部尚書が兵を率い松州へ進軍、川主寺での戦いで唐軍が大勝し吐蕃軍は撤退する。この後に唐の文成公主が吐蕃へ降嫁する。

天宝12年(753)に松州都督府が4県を領し、太和3年(829)に剣南西川節度使の李徳裕により城が築かれる。明の洪武12年(1379)に御史太夫の平羌将軍が松州を攻略。洪武13年(1380)に松州城が再建され工事に携わったのはイスラム教徒の回族で、この工事をきっかけに松潘に回族が定住することになる。洪武16年(1383)に耿忠の指揮により城壁を煉瓦づくりにする。嘉慶5年(1526)に城の改修が行われ松州城が完成。清朝になると松州庁が置かれる。

北門の城壁は登れるようになっているが入場料60元でボッタクリ。古城内を歩くがまだ朝なのでほとんどの店は閉まっており人は少ない。

松州古城内には長江の支流になる岷江が流れており、岷江に架かる古松橋を渡る。

古松橋は地元民が野菜やキノコを売っており市場のような感じだ。

08:05頃、松州古城の南門までやってきた。

08:15頃、南城門の城壁へ登ってみる。こちらは整備途中のようで入場料は無料。

南門には一部に土塁だけの古い城壁が残っており、ここから当時の松州城の規模が想像できる。煉瓦づくりの城壁は修復か建て直されたようで新しい雰囲気が漂う。お得意の観光用の城壁だろうか?

城壁から古城内を見ることが出来るが、まだ開発途中のようで古い街並みは中途半端だ。

松州古城西門

09:00頃、松州古城の西に架かる映月橋を渡り、西山遊歩道から西門頂へ向かう。松州古城が標高2800mぐらいになるが山頂にある城門は標高3000m越えるだろうな。

まずは観音閣を通過。観音閣は剣南西川節度使の李徳裕により創建されたが工事中で見物できず。

再び西山遊歩道を登っていく。

09:35頃、標高2970mの城隍廟に到着。これで半分登ったようだ。

城隍廟自体は古くからあるようだが建物は新しく再建されたようだ。

10:00頃、再び西山遊歩道を登っていく。天気は曇り空だったが遠くに青空が見え始める。雨は降らずに済みそうだ。

10:30頃、標高3180mの威遠門(西門)に到着。天気は晴れになり青空が広がっている。

威遠門からは松潘の街や松州古城が一望できる。観光客は少なく静かで雰囲気がよい。日差しは強いが標高3180mの山頂なので風が涼しい。

この威遠門(西門)は観光用に築かれた城門で煉瓦を積んでいるように見えるが実際はよく出来たハリボテの城門。

松州古城は東西を険しい山に囲まれており西側から吐蕃が攻めてくる可能性は低かったようで唐代には城門はなかったようだが、明の正統年間(1436-1449)に松潘で反乱が発生して西山の山頂が占拠され、山頂からは松州城内の布陣が丸見えであった。以後は山頂を占拠されないように麓から山頂まで城壁が築かれたという。ただし、山頂には城壁の遺構が残っておらず本当に城壁が築かれていたかは疑わしい。

威遠門(西門)の更に西へ続く道があり数軒の民家があるようだ。おそらく車の通れる道があるのだと思うが山の上に住んでいるのは凄い。

11:10頃、山を下り始める。12:40頃、松州古城に戻ってきた。

古城の東門からは山巴、川主寺行きのバスが発着している。

古城からは山頂の威遠門(西門)が見えるが登るのはしんどかった。

鮮牛雑

13:15頃、チベタン食堂で鮮牛雑(15元/約255円)を食べる。ヤク(牦牛)のホルモンになり味は薄味であっさりしており食感を楽しむ感じだ。食後は宿に戻り明日の成都での宿を予約しておく。

青菜拉麺

夕飯はイスラム食堂で青菜拉麺(10元/約170円)を食べる。松潘は物価が高めで牛肉麺や青菜拉麺が最低10元になっている。

夜は成都→昆明 硬座138.5元と昆明→大理 硬座64元の列車の切符をeLongで予約しておく。支払いはeLongで貯めておいたキャッシュバックを使い切符代は実質0元だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 26元
宿泊費 32元 予約:成都金陵路4号国際青年旅舍
合計 58元

松潘客運站

06:25頃、ゲストハウスを出てバスターミナルへ。昨晩チェックアウト手続きをしておいたので勝手に出て行くだけだ。隣のドミトリーの欧米人も出発のようだと思ったら郎木寺のユースホステルで同じドミトリーだった白人さんだった。

06:30頃、松潘のバスターミナルになる松州客運站に到着。

とりあえずバスの時刻表だけ、もう一度確認しておく。成都行きは、06:00、06:20、07:00、12:30の4本だ。

今回のバスは07:00発、松潘→成都で運賃は110元だ。

バスに乗車して発車を待つ。ゲストハウスの白人さんたちも同じ成都行きのバスに乗車だ。郎木寺からだと松潘、成都へ行くのが定番ルートなのか?

松潘→成都

5分遅れの07:05にバスは発車し成都の茶店子客運站へ向かう。茶店子客運站まで直線距離で南へ約220kmだ。実際は332kmになり山岳地帯を走っていくので1.5倍くらいの距離になる。

08:20頃、トイレ休憩で15分ほど停車。

標高2800mの松潘から標高2300mまで下りてきた。まだ朝なので国道は混雑しておらず車は少ない。

10:10頃、標高1500mの茂県を通過。かなり標高が下がってきた。

10:55頃、標高1300mまで下りてきてトイレと洗車で25分ほど休憩。

ここまで標高が下がってくると気温が高くなってくる。11:30頃、汶川を通過して、これで成都までの道のりは残り半分となる。汶川からは高速道迂路を走り、12:30頃、都江堰を通過する。12:55頃、郫県で一度高速を下りて乗客を降ろし再び高速道路で成都へ爆走する。

成都茶店子客運站に到着

13:35頃、バスターミナルの茶店子客運站に到着。約6時間半で松潘から成都に到着した。
そのまま地下鉄2号線に乗車。

公交ICカードで運賃3.6元、14:10頃、天府広場駅で地下鉄1号線に乗り換え省体育館駅で下車。

成都金陵路4号国際青年旅舍

駅から10分ほど歩いて、14:20頃、Qunar.comで予約しておいたユースホステルの成都金陵路4号国際青年旅舍(成都金陵路4号国际青年旅舍/CHENGDU No.4 JINLING INTERNATIONAL YOUTH HOSTEL)に到着。YHA China加盟店で8人ドミトリー35元(会員料金)だがQunar.comで先払いの特価で1泊32元になる。なので、宿泊費は既に支払い済み。

部屋は以前と同じ8人ドミトリーと思ったら6人ドミトリーになっていた。どうやら8人ドミトリーに居座っているのがいるようだ。各ベッドにコンセント有り、照明は有ったり無かったり。共用のトイレ・シャワーは許容範囲内。WiーFiもちゃんとつながる。

ユースホステルの隣というか同じ建物の1Fにはコンビニがあるので物資調達に便利だ。

紅焼排骨麺

15:00頃、近くの食堂で遅めの昼食に紅焼排骨麺(9元/約153円)を食べる。紅焼だけど唐辛子少なめにしてもらい辛さ控えめです。

虫目撃情報

ユースホステルへ戻りシャワーと洗濯して部屋へ戻るとスタッフと同じドミの兄ちゃんが何か話している。問題が発生したらしい。よく話を聞くと虫目撃情報でトコジラミのようだ。要するに南京虫が出たらしい。自分のベッドには虫はいないようなので現時点では問題無し。

麻婆豆腐と糖醋蓮白

夕方になり新規開拓で違う食堂へ行ってみる。麻婆豆腐(8元/約136円)、糖醋蓮白(8元/約136円)、米飯(1元/約17円)を注文。ご飯が桶で出てきて思ったより多い。

まずは定番の四川料理の麻婆豆腐(8元/約136円)から食べます。辛さと山椒のしびれが効いており美味い!

糖醋蓮白(8元/約136円)はキャベツの甘酢炒めで定番の家庭料理になる。

部屋交換

ユースホステルに戻ると虫目撃情報の影響で部屋交換ということになった。で、6人ドミトリーから4人ドミトリーへ引っ越し。8人ドミで予約していたのがグレードが上がっていく。でも、4人ドミは狭い。グレードダウンのような気がする。

虫の出た6人ドミはバルサンでも焚くのだろうか?でも、トコジラミの生命力は凄いらしいからバルサン効くのか?いや、中国だから日本で禁止されているような強力な薬品があるのだろうな。人体にも強力に効くような奴とか。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 28.5元
地下鉄 3.6元
合計 32.1元

青椒土豆絲

10:40頃、昨日見つけた食堂で青椒土豆絲(8元/約136円)と米飯(1元/約17円)を食べてエネルギー補充。

成都駅

11:45頃、ユースホステルをチェックアウトして、省体育館駅から地下鉄1号線で成都駅へ移動。ちなみに省体育館駅から開業したばかりの地下鉄3号線に乗り換えが出来る。これで地下鉄で新南門まで移動可能だ。火車北站駅まで運賃は2.7元、12:10頃、成都駅に到着。

まずは切符売場で昆明行きの切符を受け取るために窓口に並ぶ。真夏の暑さなので腹出し族が切符売場の各所で出没している。成都は四川省の省都で大都市のはずなのだが、なぜ腹出し族が出没しているのだ?12:35頃、切符を受け取り待合室へ。

駅舎の入口でいつもの切符と身分証の確認だが見習いの実習員窓口があったので敢えてそちらへ並ぶ。さてどういう反応があるかな・・・。切符とパスポートを出すとちゃんと中身を確認しているが、処理が分からないようで駅員に聞いているが結局問題なし。

続いて手荷物検査だがX線検査はいつも通りだが、今回は金属探知機と保安によるボディチェックではなく、新型の自動検査機を利用。

この機械に乗るとベルトコンベアで移動して乗客は自動で検査される。

成昆鉄道で成都→昆明

12:50頃、改札口の先頭を陣取る。

待合室は既にカオス状態だ。始発駅とはいえ確実に乗車バトルだな。腹出し族や肥料袋を持った農民工のおっちゃんたちが大量にいる。上級者向けの出稼ぎ列車確定だな。

今回乗車する列車は14:28発、成昆鉄道を通る成都→昆明のK145次だ。座席は硬座、運賃は138.5元だ。

13:30頃になると待合室は野生の王国と化す。改札口には列でなく群れが出来て、おサルさんたちのポイ捨て、痰吐きが各所で見られるようになり、日本では滅多に見られない光景の連続だ。裸族も出没している。ある意味でサファリパークを越えている。

13:50頃、電光掲示板に「開始検票」が表示されカオス度は最高潮に達する。群れが一気に乗車バトルの戦闘態勢へと突入。

14:05頃、改札が始まる。改札口の先頭を陣取っていたのでホームへ問題なく移動。後方は列でなく群れなので我先にの戦闘状態だが、どうなろうとこちらには関係ない。ホームへ降りると鄭州行きのK870次と昆明行きのK145次が停車しており手早く鄭州行きを撮影。

こちらは14:38発、成都→鄭州、K870次の行先票。

続いて14:28発、成都→昆明、K145次の行先票。

行先票の撮影が終わりK145次に乗車する。

車内はとりあえず空いているがすぐに満席になるのだろう。

定刻より1分早く14:27に列車が発車する。車内は満席で連結部分には無座切符の乗客が溢れている。

17:00過ぎになると成昆鉄道の山岳区間に入ったようでトンネルが多くなってくる。

峡谷に沿って列車は南へと走っていく。

車内バトル発生

21:00頃、越西駅に到着するがイベント発生!越西駅で乗車してきた乗客のおばちゃんたちと乗務員、乗警のバトルが始まる。どうやら切符なしで乗車して車内精算でもめているようだ。

で、身分証がないと切符が買えないので車内精算でも同様なのだが身分証を巡ってバトルが発生している。おばちゃんたち身分証は持っているようだが問題がありバトル中。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9元
地下鉄 2.7元
合計 11.7元

四川省を出る

00:11頃、西昌駅に到着する。昆明まで西昌と撃枝花の2駅が主要駅なので、ここでかなりの乗客が入れ替わる。

03:37頃、撃枝花駅に到着。主要駅はこれで終わりになり四川省を出て雲南省へ入るだけだ。

雲南省に入る

夜が明けると外の景色が変わり赤土の雲南独特の風景になり川の水は赤土の色に濁っている。

昆明駅

定刻より10分遅れの09:52頃、昆明駅に到着。

農民工のおっちゃんたちの後ろを歩いて出口へ。

まずは第一售票区で切符売場で予約しておいた明後日の大理行きの切符を受け取ろうと思ったのだが・・・・。

大混雑や・・・。夏休み中なので人多すぎだし、割り込みにブチ切れたお姉ちゃんがおっちゃんに怒鳴っているし。もう一箇所の切符売場のほうがいいかな・・・。

ということで、10:15頃、第二售票区へ。

大して変わらない混雑だ。ここで並ぶが4人前のおっさんがクセモノであった。昆明→ハルビンの切符を買おうとしているが直通の列車はない。瀋陽か北京で乗り換えが必要なのだが安い運賃と乗り換え方法などを聞き始めて教えて君状態に・・・。窓口のお姉ちゃんはwww.12306.cnで細かく調べられるよと優しく撃退。おばちゃんだったらブチ切れて追い出されているだろう。

10:40頃、明後日の大理行きの切符を受け取る。窓口は大混雑であったが自動券売機は空いている。何故わざわざ混雑している窓口に並ぶのだ?並ぶの嫌で割り込んでいるし・・・。やっぱ自動券売機の使い方が解らないのか?

永平路の昆明公交IC卡售卡充值点で公交ICカードを100元チャージしておく。10:55頃、駅前の永平路のバス停から64路のバスに乗車。公交ICカードで運賃1割引の0.9元、11:20頃、雲南日報社(云南日报社)のバス停で下車。

大脚氏国際青年旅舍

5-10分歩いて宿は昆明の定番ユースホステルになる大脚氏国際青年旅舍だ。今回はBooking.comで予約しており1泊35元の8人ドミトリーに2泊する。

8人ドミトリーは珍しく欧米人部屋であった。過去2回は中国人部屋だったのだが・・・。部屋の設備は問題無しで各ベッドに照明とコンセント有り。Wi-Fiが去年宿泊した時より速くなっている。ネットの回線変えたのか?

マンゴー

近くの市場でマンゴー900g(11元/約187円)を購入。今年最初のマンゴーを食べる。値段が下がってくるまで買うの我慢していたが、やはりマンゴーは美味い。夜は大理での宿を予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
宿泊費 70元 1泊35元×2
宿泊費 32元 予約:大理清亭国際青年旅舍
宿泊費 21元 予約:大理古城路边青年旅舍
宿泊費 20元 予約:大理古城阑若寺青年旅舍
宿泊費 15元 予約:大理梦馬青年旅舍
バス 0.9元 路線バス
合計 178.9元

四川省宜賓 三国志遺跡・丞相祠

四川省旅行記2016春

楽山→宜賓

07:15頃、ユースホステルをチェックアウトする。07:20頃、海棠公園のバス停から9路のバスに乗車。運賃1元、バスターミナルの楽山客運中心站へ向かう。

バスに乗車するが朝から乗客のおっちゃんと運ちゃんの痰吐きの大合唱だ。日本ではあり得ない光景だが中国では平和ないつもの光景だ。今日も絶好調の中国だ。研究衛生!

07:45頃、客運中心站で下車する。バスターミナルの楽山客運中心站に到着。手荷物のX線検査を済ませて待合室へ移動。

今日は楽山から宜賓へ移動するが天気が悪い。昨晩は雨が降り朝から曇りだが雨が降りそうな状態だ。宜賓へ移動後はボー人懸棺のある洛表鎮へ突撃するか、宜賓で三国志観光して重慶方面を目指すか迷っている。宜賓での天気次第だな。

乗車するバスは08:50発車、運賃61元の宜賓行きのバスになる。08:45頃、乗車が始まるが遅れそうな雰囲気だ。乗車して発車を待つが隣の兄ちゃんの体臭が酷い。口臭が充満したドミトリーのようで臭いの一言だ。宜賓まで苦行か・・・。4分遅れの08:54に出発する。宜賓まで直線距離で約130kmになるので昼までには到着かな?高速道路を爆走しながら南東へと走る。

宜賓高速公路客運站

10:40頃、宜賓の北にあるバスターミナルの宜賓高速公路客運站に到着。高速道路の出入口近くにあり宜賓高客站とも呼ばれる。バスを降りるとボリタクの運ちゃんたちが群がってきて乗客たちに声をかけている。荷物を回収して早々にバスから離れる。

天気が悪いので洛表鎮へ突撃はやめて宜賓で三国志観光にしておく。まずはQunar.comで外人OK宿を予約しておく。10:55頃、4路のバスに乗車。11:15頃、運賃2元、翠屏山で下車する。

停電で宿にチェックインできず

予約しておいた速8酒店に到着。速8酒店は1972年にアメリカ中西部サウスダコタ州で開業したビジネスホテルで中国各地で見かけるビジネスホテルチェーンだ。部屋は特価の1人部屋で1泊93元だ。

予約時に支払いは済ませており登記は問題なしと思ったら停電で登記どころか予約の確認ができない。午後にならないと復旧しないようなので荷物預けて出かける。それと宜賓の方言なのだろうか、前台のお姉ちゃんの言葉ほとんど理解できず・・・。外に出ると確かに周辺一帯停電で信号も消えていた。再び4路のバスに乗車して南バスターミナルの南客站へ向かう。運賃はエアコン無しのボロバスで1元だ。

南岸汽車站

昼頃、南客站で下車する。バスターミナルの南岸汽車站に到着。

南岸汽車站は主に宜賓周辺へのバスが運行されている。まあ、田舎へのバスが多いと言うことだな。

洛表行きのバスは南岸汽車站から1日3本出ている。2本は王家行きのバスで途中下車になる。

路線バスを確認すると4路が高客站と南客站、5路が南客站、宜賓駅(火車站)、西客站を結んでいる。5路のバスに乗車して、運賃2元で宜賓臨港客運站へ移動。

宜賓臨港客運站

12:40頃、バスターミナルの宜賓臨港客運站にやってきたがほとんど人がいない。かなり大きいバスターミナルだが、まだ本格運用ではないようだ。

12:45頃、再び5路のバスに乗車。エアコン無しのボロバスで運賃1元だ。次は宜賓駅と西客站へ向かう。

宜賓駅

13:25頃、火車站で下車して宜賓駅に到着。時刻表に載っていない巡場行きがあるかと思って行ってみたが、巡場行きは無くなっていた。

西門汽車客運站

13:40頃、宜賓駅から徒歩5分ほどの所にある西門汽車客運站に到着。西客站とも呼ばれている。重慶、成都など各地へのバスがある。

13:50頃、西客站のバス停から高客站行き11路のバスに乗車。宜賓は4路、5路、11路のバスを抑えておけば駅、バスターミナルの移動には困らないだろう。運賃2元で三国志遺跡のある丞相祠がある流杯池公園へ向かう。

三国志遺跡 丞相祠

14:10頃、流杯池公園のバス停で下車する。目の前に丞相祠がある。

流杯池公園は宜賓八景之一になり、流杯池は北宋の詩人、書家である黄庭堅により建てられ900年以上の歴史を持つ。この流杯池公園には丞相祠があり創建は宋代になり、諸葛亮が南征の際に宜賓を通っており、それを記念して建立された。公園内には関帝廟、孔明井、点将台といった三国志遺跡もある。

まずは丞相祠から見物だ。

内部へ入ると目の前に孔明の位牌が安置されている。

そして、丞相祠は諸葛亮を祀っているだけでなく関羽、張飛ら五虎大将や姜維、馬忠たちの像もあり蜀ファンのための三国志遺跡になっている。

もちろん本殿には諸葛亮の像が祀られている。

更に孔明に関係する三国志の名場面が壁画に描かれている。これは赤壁の戦いの前に呉の文官たちを論破する場面だ。

そして、丞相祠には隆中百味というレストランがあるのだが、店内からは麻雀牌の音が聞こえてくる。客が麻雀しているのか店員が麻雀しているのかは不明だ。

丞相祠に隣接するのが関帝廟。

関羽像が安置されている。

丞相祠の裏手にあるのが点将台になる。点将台は諸葛亮が南征時に宜賓で南蛮軍に進軍を阻まれ駐屯した場所だ。この点将台にある巨石に諸葛亮が登り兵を指揮した事から、この巨石は点将台と呼ばれるようになった。

点将台には清の光緒年間に建立された石碑が残っている。

公園内の池近くにあるのが孔明井だ。孔明井は諸葛亮が南征時に、この場所で井戸を掘り兵馬の水を確保した。諸葛亮が蜀へ戻ると人々はこの井戸を孔明井と呼ぶようになった。

残っている孔明井は井戸にはなっておらずただの石である。古いのは孔明井の近くにある照壁が明代に作られた物であるということだ。15:58頃、流杯池公園のバス停から、運賃1元で6路のバスに乗車して人民広場で下車する。

速8酒店

予約しておいた速8酒店に戻ってきた。今度は停電が復旧しており、ようやく登記できそうだ。予約内容が確認できてお姉ちゃんが「身分証」というのでパスポートを出す。この段階で「身分証」といわれた場合、話が面倒になる確率が上がる。

で、パスポートを見たおねえちゃんはどこかへ電話確認している。そして、外人お断りの流れになる。Qunar.comには「接待外賓」と外人OKになっていたのだが、去年も新彊ウイグル自治区ホータンでQunar.comにはやられて酷い目に遭っているからな。

また、やられたか・・・。というか、見て外人って分からないのか?しかし、今回は外人OK宿だから予約してきたことをいうと、またどこかへ電話確認して何とかOKになった。派出所にも電話しておりパスポートのオンライン登記ができないから登記をどうすればいいか聞いて、コピーを派出所に持って行くということになる。何とか今回は追い出されずに済む。

部屋は1泊93元の1人部屋で広さはコンパクトでちょうど良い。

部屋にはテレビ、エアコン、電気ケトル、電話がある。

トイレ・シャワーもある。

Wi-Fiは問題なく使える。

そして、部屋の床に何かがある。

どうやらお姉ちゃんたちが色々なサービスをしてくれるみたいだ。

夜になるとお姉ちゃんたちの名刺が放り込まれのか?

部屋にある電話でお姉ちゃん呼ぶのか?

宜賓燃麺

夕飯は宜賓名物の宜賓燃麺(7元/約119円)を食べる。スープ無しで唐辛子や油分の多い麺料理だ。

食後は近くのスーパーマーケットで食料調達だ。

インスタントラーメンと饅頭を購入。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17.5元
宿泊費 93元 1泊93元×1
バス 10元 路線バス
合計 120.5元

四川省の世界遺産 楽山大仏・峨眉山&芭石鉄道

四川省旅行記2016春

峨眉山→楽山

昨日から雨が降っているが、今日も雨だ。予定では報国寺とか見物してから楽山へ移動しようと思ったが、これでは見物は無理だな。まあ、楽山で宿を予約しているのでとにかく移動だ。

09:45頃、宿をチェックアウトして徒歩2分ほどの峨眉山旅游客運中心へ移動するが折りたたみ傘壊れる。楽山行きチケットを購入してバスに乗車する。楽山までの運賃は11元。

10:00頃、バスが発車する。乗客は自分を含め4人。10:19頃、成昆鉄路の峨眉駅の近く、北西にある名山広場站で客が乗り込んでくる。

肖壩旅游車站

楽山まで客を拾いながら走り、10:50頃、バスターミナルの肖壩旅游車站(肖坝旅游车站)に到着する。

まずはバス情報を確認しておく。時刻表を見ると成都と峨眉山行きのバスは多そうだ。

峨眉山行きは報国寺(报国寺)と表記されているのが峨眉山旅游客運中心へ行くバスだ。

続いてバス停で路線バスを確認する。1路と2路は楽山市の北にある楽山聯運汽車站(乐山联运汽车站)、8路は楽山大仏の観光フェリーが出ている楽山港、13路が楽山大仏(乐山大佛)へ行くバスだ。

10:58頃、8路のバスに乗車。運賃1元、11:10頃、海棠公園站で下車する。雨が降る中、来た道を400m-450m戻ると道の向かい側にユースホステルが見えてきた。

楽山海韵国際青年旅舍

11:20頃、ユースホステルの楽山海韵国際青年旅舍(乐山海韵国际青年旅舍/Leshan Haiyun International Youth Hostel)に到着。YHA Chinaの加盟店だがQunar.comで予約しておいた。1泊35元で3泊、既に予約時に料金は支払い済みで登記は問題なし。料金表見ると飛び込みだと8人ドミトリー50元になっているのでネットで予約したほうが良さそうだ。

部屋は8人ドミトリーで各ベッドに照明とコンセント、小物を置く台、仕切りのカーテンもある。部屋はかなり広めでエアコン、洗面台、電気ケトルがある。人数分の中型ロッカーもある。Wi-Fiは電波良好でネットは問題なし。共用のトイレ・シャワーは許容範囲内だ。

香菇炖鶏麺

12:30頃、近くの麺屋で香菇炖鶏麺(9元/約153円)を食べる。シイタケと煮込んだ鶏の骨付き肉が具材に載っている。長時間煮こまれているので骨は柔らかくそのまま食べられる。スープは鶏ガラのようで透明であっさり系だ。

楽山港

雨が降っているので宿に戻るが、14:30頃、雨が止んだので楽山市内の調査に出発。15分ほど歩いて楽山港に到着。楽山大仏の観光フェリーがここから出ており70元もする。

一昔以上前は楽山港から岷江を下り宜賓や重慶へのフェリーがあったようだが、現在は姿を消し楽山大仏の観光フェリーのみになる。

15:20頃、楽山港の路線バスを確認しておく。8路が肖壩旅游車站(肖坝旅游车站)、9路と12路が楽山客運中心站(乐山客运中心站)へ行く。15:25頃、運賃1元で9路のバスに乗車して客運中心站(客运中心站)へ移動。

楽山客運中心站

15:55頃、バスターミナルの楽山客運中心站(乐山客运中心站)に到着。

バス情報を確認するが距離表しか見当たらず。自動券売機があったので芭石鉄道の犍為県(犍为县)行きのバスがあるか確認すると犍為県行きのバスが運行されていた。

路線バスは3路が高速鉄道の楽山駅(高铁乐山站)と楽山大仏(乐山大佛)、9路と12路が楽山港、21路が高速鉄道の楽山駅(高铁乐山站)と楽山聯運汽車站(乐山联运汽车站)へ向かう。16:05頃、21路のバスに乗車、運賃1元、聯運汽車站(联运汽车站)で下車する。

楽山聯運汽車站

16:25頃、バスターミナルの楽山聯運汽車站(乐山联运汽车站)に到着。

バスを確認すると時刻表があった。近郊へのバスが多いようだ。芭石鉄道の犍為県(犍为县)行きのバスは10分間隔の運行のようだ。予約サイトの四川汽车票务网だと芭石鉄道の嘉陽(嘉阳)行きもあるのでバスターミナルの時刻表は古いようだ。

路線バスは21路が高速鉄道の楽山駅(高铁乐山站)と肖壩旅游車站(肖坝旅游车站)、1路が肖壩旅游車站(肖坝旅游车站)へ行く。

楽山にもあるウォルマート

16:40頃、1路のバスに乗車、運賃1元、土橋街で下車。3分ほど歩いて、17:00頃、ウォルマートに到着。楽山にもウォルマートがあった。しかも泊まっているユースホステルから直線距離で約400mだ。

ウォルマートで折りたたみ傘を買おうとしたがダサイタマな柄物しかない。なぜシンプルな黒の折りたたみ傘がないのだ?傘は他で買えばいいか。

今回はウォルマートでライチが売られているのを見つける。海南省海口産、500gで13.8元(約235円)になる。いよいよライチの季節に入ったようだ。まだ値段が高いが6月になれば広東省産が流通し始めて流通量が増えて価格も下がるだろう。

ウォルマートで購入したのはフランスパン(3.5元/約57円)を2本。

傘は露天で購入。25元(約425円)の安物なので1年持てばいいほうかな?

鶏湯紹子麺

夕飯は鋪蓋麺の店で鶏湯紹子麺(10元/約170円)を食べる。鋪蓋麺は麺が四角く伸ばされているのが特徴の重慶名物の麺料理だ。スープは鶏ガラ系のようで透明であっさり味だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 26元
バス 4元 路線バス
バス 11元 峨眉山→楽山
25元
合計 66元

世界遺産 楽山大仏

07:45頃、ユースホステルを出て、海棠公園のバス停から13路のバスに乗車。運賃1元、楽山大仏(乐山大佛)へ移動。

08:20頃、楽山大仏の北門に到着。入場料は90元になるが、2009年から90元のままでやっているようだ。まあ、値上げしたら反発を招くだろうからな。

楽山大仏は唐の開元元年(713)に貴州の海通和尚により岷江の水害を治めるために、弥勒菩薩の大仏を作り始めた。海通和尚が亡くなると工事は一時中断するが、開元27年(739)に剣南節度使の章仇兼瓊による寄付により工事が再開されるが、その後中断される。貞元元年(785)に西川節度使の韋皐により工事が再開され、貞元19年(803)に大仏が完成する。

1996年に峨眉山とともに世界遺産に登録されている。

08:35頃、凌雲寺に到着。

凌雲寺の創建は唐代になり楽山大仏が開削される前から存在している。唐の開元元年(713)、大仏開削時に寺が拡張され、その後修復が繰り返されてきた。

08:50頃、楽山大仏を見物。間近で見ると本当に大きい。

大仏の脇には成金や土豪といった金持ちの観光客で溢れている。

続いて大仏の足元へ桟道になっている階段を降りるのだが、観光客が多いので混雑している。

この階段は途中に撮影ポイントがあるので記念撮影をする観光客が多い。大仏だけ撮影なら問題にならないのだが、ポーズ取られたりして撮影すると渋滞が発生する。

大仏の足元に到着。

足元から見る楽山大仏の迫力はすごい。

こちらは階段を降りてくる観光客。この急な階段が大仏の足元へ行く唯一のルートのようだ。

大仏は岷江に面した場所にあるので、観光船で見物する金持ちたちもいる。09:30頃、楽山大仏を離れる。

麻浩崖墓

10:00頃、麻浩崖墓に到着。麻浩崖墓は後漢の頃の古代墓になる。後漢の頃に四川で流行した墓で山に穴を掘って墓としたために崖墓と呼ばれた。麻浩崖墓は凌雲山と烏尤山の間の崖に分布しており、数は500余りになる。

ここも楽山大仏の一部で世界遺産なのだが観光客はほとんどいない。ほとんどの観光客は楽山大仏のみ見物して帰ってしまうようだ。

この様に後漢の古代墓が公開されており観光客がほとんどいないので世界遺産を独り占めできる。

そして興味深いのが、この古代墓には「荊軻刺秦」という壁画がある。荊軻が秦王の政(始皇帝)を暗殺しようとする場面を描いている。暗殺は失敗してしまい荊軻は殺されてしまう。この事件が後漢の古代墓に壁画として描かれている事は興味深い。10:30頃、麻浩崖墓を離れる。

烏尤寺

10:40頃、烏尤寺に到着。烏尤寺も楽山大仏景区の観光地の一つになる。

こちらも観光客は殆どおらず静かだ。

山の上にあるが寺の規模は大きめだ。羅漢堂が五百羅漢が見どころだろう。11:05頃、烏尤寺を離れ山を降りる。

楽山→峨眉山

11:20頃、烏尤寺のバス停に到着。11:25頃、運賃1元で13路のバスに乗車して肖壩旅游車站へ移動する。12:00頃、バスターミナルの肖壩旅游車站(肖坝旅游车站)に到着。

昨日、雨で報国寺などを見物せずに楽山へ移動したので、11元で報国寺(报国寺)へのチケットを購入、次のバスは12:30なので待機となる。バスの行き先が報国寺(报国寺)になっているが、実際に到着するのは峨眉山の麓の峨眉山旅游客運中心になり、これが峨眉山行きのバスになる。

12:22頃、バスに乗車して発車を待つ。12:30頃、バスが発車する。13:20頃、峨眉山旅游客運中心に到着。

報国寺

13:35頃、報国寺に到着。

入場料は8元で比較的良心的な料金設定た。

報国寺は元々は会宗堂と呼ばれ、明光道人により明の万歴43年(1615)に建立される。その後、清の順治年間に聞達禅師により修復が行われ、康煕42年(1703)に報国寺と改名される。

峨眉山の麓にある寺では一番有名らしい。

報国寺には宿もあり観光客が宿泊できるようになっている。英語でも表記されているようなので外国人もOKかな?料金設定は8元から880元まで幅広い。安い部屋というかドミトリーは大雄宝殿とか古い建物で僧坊だな。14:10頃、報国寺を離れる。

伏虎寺

14:30頃、伏虎寺に到着する。入場料は6元。

伏虎寺は唐代に心庵禅師により創建された千年古刹になる。

観光客は多いが山の中なので雰囲気は良い方だ。

境内は比較的広めだ。14:55頃、伏虎寺を離れる。

善覚寺

15:40頃、善覚寺に到着。明の万歴年間になり道徳禅師により創建され、当時は「降龍院」と呼ばれ、清代初期に元亨禅師が修行する。康煕年間に「善覚寺」の名を下賜される。

寺の規模は小さめだが大雄宝殿に信徒が集まり読経していた。15:50頃、善覚寺を離れる。

素炒竹笋

16:15頃、バスターミナルの峨眉山旅游客運中心まで戻ってきた。少し早目の夕食にレストランで素炒竹笋(15元/約270円)と米飯(2元/約36円)を食べる。あと消毒済みのラッピングされた食器(1元/約18円)を使うが、衛生的な環境で消毒されたのかは不明だ。

素炒竹笋はタケノコ炒めになり、ネギ、生姜、ニンニクと一緒に炒められている。峨眉山の登山道では地元民たちがタケノコを売っていいたので旬の野菜のようだ。

峨眉山→楽山

16:50頃、峨眉山旅游客運中心で楽山行きのチケットを購入。運賃11元で次のバスは17:00発車だ。

バスに乗車すると車内が物凄く汗臭い!エンジン止めているので乗客のおっちゃんたちの汗の臭いが車内に充満している。16:57頃、エンジンが掛かりエアコン全開になり、悪臭が徐々に消えていく。17:00頃、バスが発車する。18:05頃、楽山のバスターミナルの肖壩旅游車站(肖坝旅游车站)に到着。運賃1元の1路のバスに乗車してユースホステルへ戻る。

ユースホステル近くのウォルマートで処分品の康師傅の茉莉蜜茶550ml×4(2元/約34円)を購入する。

賞味期限が1ヶ月を切っているので激安だ。

夜になりSDカードスロットの壊れたポメラDM100をUSB接続で今日のファイルを回収しようとしたらエラーが出てテキストファイルが消えやがった!今日一日の行動記録が・・・。今日の日記は写真の撮影時刻、GPSデータ、自分の記憶を元にして一から書き直している。

22:00頃、下のベッドの中国人のおっさんがうるせえ。白人さんが夢の中なのに、気にもせずデカイ声で電話してやがる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
バス 3元 路線バス
バス 11元 楽山→峨眉山
バス 11元 峨眉山→楽山
楽山大仏景区 90元
報国寺 8元
伏虎寺 6元
合計 149元

楽山→犍為

今日は朝から霧が出ている。ただの霧か、PM2.5などたっぷりの毒霧かは・・・。07:25頃、海棠公園のロータリーにやってきた。ロータリーの湖宿泊所のバス停から1路のバスに乗車して聯運車站へ向かう。

今日は犍為県の芭石鉄道を調査しに行く。調査と言っても今回は行き方と乗り方を調べる簡単なものだ。芭石鉄道は嘉陽小火車とも呼ばれるナローゲージの鉄道だ。蒸気機関車が現役で走っており海外でも知られており情報も多い。

07:45頃、バスターミナルの楽山聯運汽車站に到着。

犍為行きのチケットを購入、運賃は17元である。

07:52頃、バスが発車する。乗車率は3割ぐらいでかなり空いている。途中で客や配達の荷物を拾いながら国道213号を南へと走る。

犍為汽車站

09:20頃、バスターミナルの犍為汽車站(犍为汽车站)に到着。犍為に2つあるバスターミナルの1つになり、もう一つは北門車站である。

まずはバス情報を確認。

犍為→三井

09:30頃、バスターミナル対面のバス停へ。路線バスも確認しておく。

バス停前に三井行きバスが停車していたので乗車。とりあえず三井まで行くことにする。三井まで運賃4元。09:35頃、北門汽車站を通過。10:15頃、終点の三井に到着。

芭石鉄道

バスの発着場所近くには游客中心があり、観光案内の地図もある。話には聞いていたがかなり観光地化されている。どうも訪れるのが遅かったようだ。10年前なら昔ながらの田舎の姿を見られたのだろう。

300mほど離れた芭石鉄道の躍進駅へ向かうと、ちょうど蒸気機関車が入線してきて、10:30発の芭溝行き観光列車の乗車が始まる。

ホームの向かいには立派な駅舎がある。

駅には地元民が利用する普通客車の運賃表があり1駅5元とあり石溪-黄村井の全区間に乗車すると40元になる。

観光列車は乗車せずにまず撮影だ。

10:30に芭溝行き観光列車が1両編成で発車していく。この観光列車の運賃は片道80元、往復130元になっていた。調子こいて値上げしている。

まあ、観光列車は今回の目的ではない。GPSデータの収集と普通列車への乗車だ。やはり乗車するなら地元民が乗車する普通列車だな。次の列車は13:00のようだが駅や游客中心には時刻表がない。これは観光客を何としてもボッタクリの観光列車に乗車させるための作戦か?それともダイヤ改正でもするのか?

次の列車まで2時間半待機となる。その間に石炭輸送の電気機関車を撮影しておく。

12:45頃、観光列車が帰ってきた。1両編成なので物足りないな。

これは芭石鉄道の行先票。

12:55頃、石溪駅からの列車が入線してきた。

地元民や物好きな少数の観光客に混じって普通客車に乗車する。

客車ごとに乗務員のおばちゃんがおり運賃を徴収してくる。
終点の黄村井までは35元だ。

13:00頃、黄村井行きの普通列車が発車する。4両編成のうち1両は観光用客車だ。

車内は乗車率100%で大混雑。足元には卵など食料品が置かれている。

途中駅で地元民が降りていくのを期待して乗り鉄です。

途中のスイッチバックを行う蜜蜂岩駅には動かなくなった蒸気機関車が展示されている。放置とも言うが・・・。

のどかな田舎の風景を見ながら乗り鉄をしていくが、いつの間にか地元民が下車して座れるようになる。

14:00頃、芭溝駅に到着。駅舎には芭蕉溝とも表記されている。ここでほとんどの観光客が下車する。

14:10頃、終点の黄村井駅に到着。機関車の付け替えが行われ作業完了後にすぐ発車となる。

黄村井→石溪は運賃40元だ。黄村井駅から帰りは乗客少なく空席が目立つ。芭溝駅でも乗客が少なく確実に座れる状況だ。この時間は帰る観光客が少ないようだ。

途中駅ではホームが無かったりするが地元民の利用が多い感じだ。

仙人脚駅では観光客車の観光客が下車する。機関車が蒸気を噴き出して走行し撮影会が始まる。観光客が再び乗車して再び通常走行だ。15:20頃、躍進駅に到着。乗客のほとんどが下車する。ここで観光用客車を切り離す。15:27頃、躍進駅を発車。

15:40頃、石溪駅に到着。しばらく蒸気機関車は機関庫に籠もっている。よく見ると水と石炭の補給をしている。

補給が終わり機関庫から出てきて客車に連結される。16:15頃、石溪駅を離れる。3分ほど歩いて犍為への道に出ると、ちょうど三井→犍為のバスが来て乗車する。犍為まで運賃2元。

16:45頃、北門車站外校のバス停で下車する。

北門車站

犍為に2つあるバスターミナルの一つである北門車站に到着。

まずはバス情報を確認。

楽山行きは楽山客運中心站と楽山聯運汽車站行きの2つがあり、今回は17:00発車の高速を使う楽山客運中心站行きのチケットを購入。

運賃20元、17:00頃、犍為汽車站からの楽山行きのバスが来て乗車する。高速道路を快調にバスが北へと爆走していく。

そして、隣のオバハンの痰吐きも絶好調。おっちゃんでなくオバハンの痰吐きというのがポイントだ。中国は毎日ネタを提供してくれてありがたいのだが、たまには痰吐き以外のネタを提供してほしい。

楽山→宜賓のチケット購入

18:00頃、バスターミナルの楽山客運中心站に到着。自動券売機で明日の宜賓行きのチケットを購入しておく。

窓口だとおサルさんの割り込みがあったりするので、自動券売機が使えるときは、なるべく券売機を利用する。おサルさんたちは自動券売機には寄りつかないので高確率で空いている。

今回の券売機は現金非対応でスマホでの支付宝の支払いのみ対応だ。こういう時に中国の携帯番号持っていて良かったと思う。

18:20頃、客運中心站のバス停から9路のバスに乗車。運賃1元、夕方のラッシュで渋滞が酷くノロノロ運転だ。18:45頃、海棠公園で下車する。

鶏湯双打麺

夕飯は重慶名物の鋪蓋麺の食堂で鶏湯双打麺(10元/約180円)を食べる。この四角いのが鋪蓋麺の特徴で麺じゃないようだけど麺料理だ。スープは透明な鶏ガラ系であっさりしており美味い。

ユースホステルへ戻ると部屋の窓全開でエアコン稼働中だ。中国のエアコンは部屋だけでなく地球全体を冷やせるようだ。エアコンの排熱はどうなるんだ?ベッドで読書している中国人の兄ちゃん教えてくれよ!

というか窓閉めてエアコン稼働させろよ。電気代と資源の無駄だろうが!中国には節約という概念はないようだ。テレビでは「节能」「环保」という省エネ、エコを意味する単語が出てくるが、右の耳から入って左の耳から出て行き、頭の中には「浪費」という単語が留まっているようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
鉄道 35元 躍進→黄村井
鉄道 40元 黄村井→石溪
バス 2元 路線バス
バス 17元 楽山→犍為
バス 20元 犍為→楽山
バス 4元 犍為→三井
バス 2元 石溪→犍為
バス 61元 楽山→宜賓
合計 191元

四川省の世界遺産 峨眉山トレッキング

四川省旅行記2016春

都江堰→峨眉山

08:00頃、宿をチェックアウトする。08:25頃、バスターミナルの都江堰市客運中心に到着。

今日は峨眉山へ向かうが峨眉山市にはバスターミナルが2つあり峨眉山景区近くの峨眉山旅游客運中心と峨眉山市郊外の峨眉山市城北客運站になる。都江堰からバスは郊外の峨眉山市城北客運站行きになる。チケットには「峨眉山」と印字されておらず「峨眉」と印字されているので峨眉山市城北客運站行きとなるようだ。峨眉行きのバスはまだ到着していないので少し待つことになる。

08:45頃、バスが来て09:00発の峨眉行きのバスに乗車する。今回はチケットを2日前に自動券売機で購入しておいたので眺めの良い最前列席になる。ただし事故った場合はあの世行きの確率が高い席だが・・・。

09:00に定刻通りバスが発車、峨眉客運中心まで約3時間の道のりになる。乗客は10人で半分以上の席が空いている。いつもの途中で客を乗せながらの運行だな。成灌高速に入り、まずは成都方面へ向け爆走していく。09:25頃、郫県で高速を降りて一般道を走っていく。09:35頃、郫県客運中心に到着。ここで峨眉行きの乗客が乗車してくる。09:40頃、郫県客運中心を出発する。10:00頃、再び高速道路に入り爆走する。

11:10頃、眉山服務区でトイレ休憩になる。11:20頃、高速を爆走して峨眉へ向かう。11:45頃、高速を降りる。12:00頃、夹江客運中心に到着する。

峨眉山市到着

12:25頃、峨眉山市城北客運站に到着。ボリタクの運ちゃんたちが待ちかまえていたが、そのままやり過ごす。

まずバスの運賃時刻表を確認する。さて、峨眉山へ移動しようとするが現在地がよくわからないので、GooglePlayが入っていないレノボの糞スマホで高徳地図を確認する。峨眉山市城北客運站は市内でなく市の北の外れに位置していた。そうすると、まず市内へ移動になるので路線バスを確認すると11路のバスで高速鉄道の峨眉山駅まで移動できる。

バスターミナルの斜め向かいのバス停で11路のバスを待つ。12:50頃、城北客運站から11路のバスに乗車、運賃1元で終点の高鉄広場站(高铁广场站)へ移動する。峨眉山駅まで行けば峨眉山景区への路線バスもあるだろうし最悪徒歩でも行ける。ちなみに終点の1つ手前の高鉄站(高铁站)は峨嵋山駅の南口(裏口)でほとんどの乗客は降りないので要注意。

高速鉄道の峨嵋山駅

13:15頃、終点の高鉄広場站(高铁广场站)に到着。目の前は高速鉄道の峨眉山駅で新しいデカイ駅舎がある。

13:20頃、高鉄広場站-伏虎寺站の5A路のバスに乗車する。5A路のバスが峨眉山景区行きになり、13:25頃、5A路のバスが発車。運賃1元、13:35頃、旅游車站(旅游车站)で下車する。

徒歩2分ほどでバスターミナルの峨眉山旅游客運中心(峨眉山旅游客运中心)に到着。報国寺汽車站、旅游汽車站とも呼ばれている。

バスの情報を確認するが峨嵋山景区の観光バスと成都、楽山、重慶などのバスが運行のようだ。

この峨眉山旅游客運中心には峨嵋山景区の入場券185元と観光バス90元のチケットが販売されている。ここから観光バスで一気に峨嵋山景区の奥にまで行ける。

峨嵋山3077客桟

13:45頃、eLongで予約しておいた峨嵋山3077客桟(峨眉山3077客栈/Mt.emei Hostel 3077)に到着。Booking.comでも予約できる外国人OK宿だ。1泊30元のドミトリーに3泊するが予約時に支払い済みである。

部屋の鍵はオートロックのパスワードで開けるタイプになる。部屋は4人ドミトリーで各ベッドにコンセントと電気毛布が付いている。

部屋にはエアコン、テレビ、電気ケトルがあるので一通り揃っている。Wi-Fiは問題なく使える。共用のトイレ・シャワーは少々古めだ。シャワー室は鍵壊れとる・・・。お湯はガンガン出るので、まあ問題なしかな?

客桟には酒吧やレストランも併設されているが宿泊客以外も対象にしているようで酒吧は結構大きい。宿より酒吧やレストランが本業か?

麓からの峨嵋山登山は難易度高

14:50頃、周辺調査を開始。まずは迎賓広場にやってきた。

広場で峨眉山景区の入場券や、ロープウェイ、観光バス、寺の入場券の料金一覧表を確認する。寺の入場券以外は全てボッタクリの料金設定だ。

15:40頃、雷音寺の手前にある峨嵋山景区の入場券売場にやって来た。この先は2日有効の185元の入場券を購入しないと進めない。今日はここまでだな。

ここは徒歩の観光客が利用するのだが案内表示を見ると雷音寺→金頂 52kmとある。峨嵋山の頂上まで徒歩だと52kmもあるのだ。入場券売場のおばちゃんにも聞いてみたが本当に52kmあるということだった。1日で歩いて行くのは不可能だ。2日でも頂上にたどり着けるか怪しい・・・。

これは雲南省徳欽の雨崩村へ行くのと同じように宿に荷物預けて軽装で登山でないと苦しいな。ロンリープラネット四川・重慶を読む限りだと峨嵋山景区内には清音閣景区、雷洞坪景区、金頂景区の3箇所に宿が集まっているが金頂景区が頂上に一番近いので宿代も一番高くなる。雷洞坪景区で1泊して金頂へアタックする観光客が多いようだ。

体力が無かったり、時間が無い場合は麓から観光バスで雷洞坪景区へ行きロープウェイで頂上の金頂景区へ行き、歩いて雷洞坪景区まで降りてくるようだ。徒歩で52kmは自分にはできそうもないので観光バス使うしかないな・・・。

在来線の峨眉駅

バスターミナルの峨眉山旅游客運中心から景区路を下り名山路との交差点近くにある峨眉山旅游度假区站(天下名山)のバス停へ移動。16:20頃、8路のバスに乗車して峨眉山市の東にある峨眉駅へ向かう。

運賃2元、16:45頃、峨嵋火車站(峨嵋火车站)で下車する。峨眉駅は在来線の駅になり世界有数の山岳路線の成昆鉄路の駅になる。まあ、峨眉駅は山岳区間の入口にすぎないけど・・・。

羊雑米線

夕飯は西昌料理の食堂で羊雑米線(10元/約170円)を食べる。

米線は雲南名物だと思っていたが西昌も米線が名物のようだ。西昌は牛や羊のホルモンを使った牛雑米線と羊雑米線が名物のようだ。今回は羊雑米線なので羊ホルモン米線と言ったところかな?スープはホルモンを煮込んだだけで味はあっさり系になる。唐辛子の味付けや脂っこい味付けに飽きている場合は結構いけるだろう。

食後は近くにあるスーパーマーケットで金威ビール500ml(1.99元/約34円)と処分品のジュースを購入。お釣りで元、角より下の補助通貨単位の分は飴玉で返ってきた。

峨眉駅近くの旅博広場には上游型蒸気機関車が屋外展示されている。いや、野ざらしともいうかな・・・。

保存状態はあまり良くない。せっかくの貴重な蒸気機関車が。

18:20頃、8路のバスで天下名山のバス停まで戻り歩いて宿へ。宿へ戻るとドミトリーに中国人2人がいた。2日かけて徒歩で峨眉山の山頂を目指すそうだ。自分は2日で山道50km以上は歩ける自信がない。

明日の準備をしていると中国人1人が洗濯物を干し始めた。部屋で洗濯物干すのは自分もやる時があるので別に構わないのだが、部屋で洗濯物絞るのはやめてくれ。窓の所で絞って水を外へ捨てるとかなら分かるのだが、ゴミ箱の上で絞って水をゴミ箱に捨てるというのは・・・。

まあ、駅や列車内でカップ麺の容器がスープ入りでゴミ箱に捨てられているのを頻繁に見るので中国人は水などの液体をゴミ箱に捨てる習性があるようだ。あまりゴミに水分が多いと焼却炉の温度が上がり難いのだが・・・。それ以前に焼却処分しているかという問題もあるが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.9元
バス 6元 路線バス
合計 18.9元

世界遺産 峨眉山へ

04:50頃、起床する。同じドミの中国人2人も起きて出発の準備をしている。2人は峨眉山頂上の金頂景区まで登山するということだ。50km以上の道のりを徒歩で制覇しようとは・・・。

05:40頃、宿を出て徒歩2分ほどで峨眉山旅游客運中心(报国寺客运中心とも呼ばれる)に到着。既に窓口には列ができている。峨眉山景区185元の入場券と景区内のバスチケット90元を購入。観光客の足元見てボッタクリだ。

峨眉山景区の入場券は2日間有効、バスは当日有効になる。

報国寺→雷洞坪

05:50頃、雷洞坪行きバスに乗車する。バスは06:00から運行だが客が集まったバスは先に発車していく。早朝でもかなり混雑している。06:04頃、客が集まり発車する。今日の日の出は06:11、日の入りは19:54になり日の出前の出発となる。

06:10頃、黄湾を通過。06:45頃、バスの冷却水補充とトイレ休憩になる。バスが多数停車して冷却水の補充をしている。

売店があるので朝食を購入する観光客も多い。そして、人口密度の高いところなので朝から豪快に痰吐きをしているおサルさんたちがいる。朝から世界遺産 峨眉山に痰吐きの音が響きわたる。今日も中国絶好調のようだ。07:00頃、バスが出発する。

零公里車站

07:05頃、零公里車站に到着。ここがバスの観光客の入口になりバスを一度降りて入場券の確認になる。入場券を買っていない場合は、ここで入場券購入となる。

再びバスに乗車して発車を待つ。入口には武警が配置され警備に当たっている。他の場所でも警備しないとゴミやタバコのポイ捨てされるだろうな。07:20頃、バスが発車する。

峨眉山登山開始

07:55頃、標高約2400mの雷洞坪車站に到着。ここからは徒歩になる。

天気は晴れで青空が見え登山には最適だろう。

天気は良いのだが早朝06:00に麓を出発したのに登山道は人民の海と化している。そして、痰吐きやゲップの音が聞こえてくる。ここは世界遺産 峨眉山なのだが・・・。世界遺産の感動でなくガッカリ感、やってもうた感が漂っているのは気のせいか?

08:20頃、ロープウェイの金頂索道のある接引殿に到着。標高約2500mになる。ロープウェイには金持ちの成金や土豪たちが群がっておりカオス度が高い。

接引殿には登山道を行く観光客だけが見物して裏手の登山道へと進んでいく。

08:40頃、登山道を登り始める。登山道は観光客が少なく静かな環境が広がっていた。これが本当の峨眉山だな。

09:20頃、標高約2860mの太子坪に到着。太子坪は寺院になり売店が2軒ほどある。寺院や売店には宿があるが外人OKかは?

金頂景区

09:55頃、ロープウェイの金頂索道の上の乗り場がある金頂景区に到着。ここに来ると観光客が多くなり痰吐きの音が響き始める。ここは世界遺産 峨眉山なのだが・・・。

金頂景区は峨眉山山頂付近に位置しており金頂は3077m、万仏頂は3099mになる。景区内には華藏寺、臥雲庵、接引殿、洗象池などがある。万仏頂は工事中で立ち入り禁止になっていた。

ここはロープウェイ乗り場近くの金頂大酒店で成金や土豪といった金持ちが宿泊するホテルだ。峨眉山頂上の金頂に近いので料金も当然高い。

10:20頃、臥雲庵を見物。臥雲庵は標高3064mに位置しており、創建は唐、宋の頃になり、明の嘉靖年間に性天和尚により再建される。寺の名の由来は寺の外が白雲に包まれており雲の中に寝ているようなので「臥雲庵」と呼ばれるようになった。

明代末期に寺は荒れ果て、清の康熙2年(1663)に伏虎寺の僧である可聞が兵部侍郎の哈点や文武官員の援助を受けて再建する。庵の屋根は錫の瓦で覆われ日の出の際に銀色の光を放ち「銀頂」とも称される。

峨眉山頂上

10:45頃、峨眉山頂上の金頂に到着。

眼下には雲海が広がっている。

しかし、峨眉山の頂上は虫が多い。ユスリカみたいな虫が大量に発生しており撮影の障害になる。5月の峨眉山は虫が多いのか?

こちらは華藏寺になり峨眉山頂上の金頂景区で一番大きな寺だ。

観光客が熱心にお参りしているが、ほとんどはロープウェイで来た金持ちだ。登山道を歩いて来た巡礼者はほとんどいないだろう。

この華藏寺の大雄宝殿を見物するが内部は撮影禁止だ。金ピカの新しい仏像があり熱心にお参りしている観光客がいるが、どうも銭の臭いが漂っている。表面上は仏教だが中身は・・・。

11:45頃、金頂景区を離れ下山する。下山する観光客は多めで戻りの登山道は少々やかましい。

12:30頃、接引殿に戻ってきた。

ロープウェイで降りてきた成金や土豪といった金持ちが登山道を降りるのでやかましい。

で、こういう人口密度の高い所ではゴミのポイ捨ては基本である。

カップ麺の容器が登山道にポイ捨てされているのが中国らしい。

12:55頃、雷洞坪車站に戻ってきた。バスのチケット売場で雷洞坪からの運賃を確認すると一番近い万年寺でも40元、麓の報国寺は50元になる。これだと片道で購入していると高くつくな。初めから往復で購入しておいて正解であった。

ここからバスで万年寺車站へ移動する。13:00頃、万年寺行きのバスに乗車。続いて団体客が乗り込んできて定員オーバーになり先の乗車していた夫婦2人が降ろされた。おばちゃん文句言いながら仕方なく降りていた。しかし、文句言いながらでもよく降りたな。中国なのでそのまま殴り合いの喧嘩になると思ったが・・・。やはり20人以上相手では勝てないと思ったか?13:05頃、バスが発車する。13:38頃、零公里車站を通過。

13:42頃、バスの水補給で休憩となる。13:55頃、バスが発車する。

14:20頃、万年寺車站に到着。万年寺車站からのバス料金を確認。

14:30頃、万年寺の検票口から再入場して登山開始。

万年寺へ向けて参道を登っていく。途中に幾つかの集落があり土産物屋や宿があったりする。万年寺の手前で抜き打ちの入場券チェックが行われており、皆入場券を準備している。文句言っている観光客もいたけど・・・。逃票で見物している観光客がいるのだろう。

万年寺

15:10頃、万年寺に到着。入場料は10元。

万年寺は峨眉山市黄湾郷万年村に位置しており、東晋の隆安5年(401)に創建され当時は普賢寺と呼ばれた。唐代に慧通禅師により再建され白水寺、宋代には白水普賢寺と呼ばれていた。明の万歴28年(1600)の再建時には万暦帝より「聖寿万年寺」の額を下賜され万年寺と呼ばれるようになる。

無梁磚殿の創建は明の万歴28年(1600)になり万暦帝が母の為に建立した。

峨嵋山の主要観光地になり多くの観光客がお参りに訪れている。

境内は広めだが山門近くは人で賑わっているが奥の方へ行くと静かになってくる。

建物は古いものが多いので雰囲気的には良い。15:50頃、万年寺を離れる。

登山道を下って行くと野生の猿たちが観光客を待ち構えている。

そして、観光客たちから荷物を強奪していく。

野生の猿は観光客が近づいても全く怖がっていない。道のど真ん中に居座っている。

白龍洞

16:05頃、白龍洞に到着。白龍洞は白龍寺とも呼ばれ、明の嘉靖年間に別伝禅師により創建される。寺の後ろには白龍二洞があり、伝説によれば白娘子が修行した事から白龍洞と呼ばれるようになった。清朝初期に寺が再建され、康熙41年に康熙帝より祖元大師に金剛経の一部と聯語を賜る。

現在の白龍洞は清朝末期に建てられたもので、民国27年(1928)に破壊され1953年、1980年に修復される。16:25頃、白龍洞を離れる。

16:35頃、清音閣に到着。ここまで来ればバス乗り場までもう少しだ。16:45頃、清音閣を離れる。

17:20頃、五顕崗車站に到着。バスの運賃を確認。

麓の報国寺へ戻る観光客で混雑しているというか、団体客と個人客が入り乱れてバス争奪戦となり修羅場と化している。観光客が帰る夕方は鬼門だ。何とか改札口のおっちゃんに声をかけてバスを確認して、17:25頃、麓の報国寺行きのバスの乗車する。17:30頃、バスが発車する。17:43頃、黄湾車站を通過。17:50頃、峨眉山旅游客運中心に到着。

今日一日だけで思った。世界遺産 峨眉山はバスだと平日の朝一番でも頂上を目指す人民の海に飛び込むということ。片道50km以上だが早朝出発で2日、3日かけて山頂を目指したほうが自然を満喫できるだろう。

熊掌豆腐

夕飯は近くのレストランで熊掌豆腐(15元/約270円)と米飯(2元/約36円)を食べる。熊掌豆腐は四川料理のひとつになり、直訳すると「熊の手豆腐」だが残念ながら本物の熊の手は入っていない。

薄切りの豆腐を油で炒めて黄色く表面を揚げる。あとは豆板醤やニラなどと一緒に煮て完成。外見は麻婆豆腐の豆腐が揚げ豆腐に変わった感じ。この揚げ豆腐が熊の手に似ているから熊掌豆腐と呼ばれている。

唐辛子控えめなので辛くなく食べやすく美味い。洗面器で出て来たご飯をお代わりして満腹である。夜は楽山での宿を予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17元
宿泊費 105元 予約:楽山海韵国際青年旅舍
バス 90元 峨眉山景区観光バス
峨眉山景区 185元
万年寺 10元
合計 407元

世界遺産 峨眉山トレッキング2日目

06:10頃、峨眉山旅游客運中心にやってきた。

既に人多い。おそらくほぼ全員が雷洞坪車站まで行って峨眉山頂上の金頂を目指すのだろう。今日は昨日最後にバスに乗った五顕崗車站(五显岗停车场)まで行って清音閣から雷音寺へのトレッキングを再開する。窓口で五顕崗車站までのチケットを購入しようとするが、片道は販売しておらず往復だけと言われる。おいおい、五顕崗車站とか他では峨眉山旅游客運中心(報国寺車站)までの片道販売していて逆ルートは販売してないのかよ?この辺はチャイナクオリティだ。

雷音寺

予定変更で下りルートから上りルートで雷音寺から清音閣への道を上っていくことにする。

06:45頃、入場券売場の雷音寺售票站にやってきたが早朝で誰もおらず、そのまま通過。逃票やり放題だな。今日の天気は曇りで涼しいが登山道を歩いているとTシャツでも汗が吹き出て暑い。夏は暑すぎて登山は無理だな。

雷音寺

07:00頃、雷音寺に到着。創建は15世紀の明代になり創建時は観音堂と呼ばれた。15世紀中頃に大足の宝頂寺の僧侶が住み雷音寺と名が変わる。16世紀中頃には解脱庵とも呼ばれた。

明代創建の古刹であるが建物はそこまで古くはない。寺の規模は小さく尼僧が数人いたので尼寺か?

07:15頃、雷音寺を離れ山の中を進んでいく。

純陽殿

07:50頃、標高約900mの純陽殿に到着する。宋代には既に存在しており峨眉山最大の道教寺院(道観)になる。1585年に再建され呂仙行祠と呼ばれ、1633年に四川監察御史により修復され純陽呂祖殿と呼ばれた。清初期に荒れ果てるが、乾隆年間から嘉慶年間にかけて仏堂と元の純陽殿として再建された。

小さな寺で少し見るだけで十分である。08:10頃、純陽殿を離れる。

聖水閣

08:43頃、聖水閣に到着。地図には神水閣と表記されているが、聖水禅院の額が掲げられている。

聖水閣は聖水禅院、神水閣とも呼ばれ水や泉があることから寺の名が来ており、創建は隋、唐の頃になる。聖水禅院は元の大峨寺、勝峰庵などの古寺院の跡にあり1980年代に再建された。現在は20人ほどの尼僧の道場となっている。峨眉山では比較的新しい寺院になり規模はそこそこだ。

ここで観光客のおっちゃんたちと遭遇するが寺の境内で痰を吐いている。これは仏罰が下るだろう。いや仏罰より武警に連行してもらった方がいいな・・・。何で中国だと寺院なのに平気で痰吐く観光客に遭遇するんだ?09:10頃、聖水閣を離れる。

中峰寺

09:40頃、標高約750mの中峰寺に到着。途中で道を行き過ぎて5分ほど無駄にした。

中峰寺の創建は西晋になり、創建当時は乾明観と呼ばれ道教寺院(道観)であった。峨眉山六大古寺の一つに挙げられる。東晋の頃に明果禅師により道教寺院から仏教寺院へと改めて、中峰寺へと改名する。南宋の紹興年間(1131ー1162)に密印禅師が住職となり増修築が行われる。その後は別峰禅師が寺を引き継ぎ更に拡張される。

10:10頃、中峰寺を離れる。10:13頃、検票口があり入場券確認がある。この先に広福寺、清音閣がある。

広福寺

10:35頃、広福寺に到着。ここは小さな寺院で静かだ。

10:45頃、広福寺を離れる。

清音閣

10:50頃、清音閣に到着。昨日の場所まで戻ってきた。この清音閣から峨眉山頂上の金頂までは万年寺を通るルートと仙峰寺を通るルートの2つがある。万年寺の方が主要ルートになり観光客が多い。

昨日は万年寺から清音閣へ来たので、今日は仙峰寺のルートを歩く。歩くと言っても清音閣から仙峰寺までは21kmの距離がある。さすがに仙峰寺までは歩けないので、6km離れた洪椿坪を目指す。

峡谷の桟道を歩いて奥へ進んでいく。

チベットモンキー

11:40頃、自然生態猴区に到着。峨眉山には野生のサルが生息しており、ここは保護区になる。峨眉山に生息しているサルはチベットマカクでチベットモンキーとも呼ばれている。まあ、一般の観光客に紛れて痰吐きやゴミのポイ捨てするおサルさんも峨眉山には出没するが・・・。

で、この峨眉山のサルなのだが一応野生なのだが、保護区の入口で餌が売られており観光客に餌付けされてしまっている。なので、人を恐れずに観光客の菓子や土産物などを強奪しており襲われている観光客もいた。正直言って日光のサルより始末が悪い。

日本では野生動物に餌を与えてはいけないのが当然であるが、中国では餌が売られて餌付けされてしまっている。野生動物への接し方が日本とは根本的に違うようだ。

自然生態猴区を通過して登山道を進んでいき、12:05頃、万縁橋を渡る。

洪椿坪

12:20頃、標高約990mの洪椿坪に到着する。洪椿坪は峨眉山市黄湾郷龍門村に位置しており、創建は清の乾隆47年から55年(1782ー1790)になる。千仏禅院とも呼ばれている。

雨が降ってきたので、これ以上先へは進めない。それに次の仙峰寺まで15kmもある。12:40頃、洪椿坪を離れ来た道を戻る。途中で雨が止むが、そのまま来た道を戻る。13:50頃、清音閣に戻ってきた。清音閣から五顕崗車站(五显岗停车场)へ向かう。

五顕崗→峨眉山旅游客運中心

14:20頃、五顕崗車站に到着。20元で峨眉山旅游客運中心(峨眉山旅游客运中心)へのチケットを購入。峨眉山旅游客運中心は報国寺車站(报国寺车站)とも呼ばれている。

今日は早めに引き上げてきたので混雑はそれほど酷くない。14:25頃、バスに乗車して発車を待つ。14:40頃、客が集まり発車する。

15:00頃、峨眉山旅游客運中心(峨眉山旅游客运中心)に到着するが、一部の乗客が行き先が報国寺車站(报国寺车站)と呼ばれているから報国寺(报国寺)へ行くのだと思っていたようで騒ぎ始める。そりゃそうだよな、峨眉山旅游客運中心なのに報国寺車站とも呼ばれていたら報国寺のすぐ近くだと思うよな。

実際は徒歩10分ぐらい歩かないといけないしな・・・。紛らわしい名称にするからトラブルになるんだよな。自分は腹減っているので、さっさと下車してご飯を食べに行く。

平菇肉片

少し早めの夕食兼遅めの昼食に平菇肉片(20元/約340円)と米飯(2元/約34円)を食べる。観光地なので観光客向けのレストランしかないので、どこの店も消毒済みの食器が置かれている。この消毒済みの食器は1元になる。

平菇肉片はヒラタケと豚肉の炒め物になる。生姜、ニンニク、唐辛子も入っている。ヒラタケは味に癖がないので炒め物で食べると美味い。

米飯の方は御覧の通りの容器で出てきた。多いように見えるが実は大した量は入っていない。まあ、ご飯は2元で食べ放題なのでお代わりしておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23元
バス 20元 五顕崗車站→峨眉山旅游客運中心
合計 43元

四川省の世界遺産 都江堰・青城山

四川省旅行記2016春

地下鉄で犀浦駅へ

08:55頃、5日居座った熊猫夫人青年旅舍をチェックアウトする。バスターミナルの新南門汽車站から通りを北へ歩いていく。09:10頃、伊勢丹が見えてきた。この辺りが成都で一番の商業地と思われる春熙路だ。

09:15頃、春熙路駅から地下鉄2号線に乗車。運賃3.6元、途中で茶店子客運站駅に停車して終点の犀浦駅まで乗車する。

09:50頃、犀浦駅に到着。地下鉄だが終点の犀浦駅は高架駅になる。

犀浦→都江堰

犀浦駅からは都江堰、青城山まで行く快鉄に乗り換えだ。快鉄は正式名称を「成都市域鉄路成灌線」と呼び、「成灌線」・「成灌快速鉄路」とも呼ばれる。使用している車両は高速鉄道のCRH1Aなので200km/h運転は楽勝なのだが、路線が短いので本来の性能が十分に引き出せない贅沢な運用になる。

まずは切符売場へ行き12306.cnで予約しておいた切符を受け取るが、ガキ連れのオバハンに割り込みされる。まあ、弱肉強食の中国なので割り込みはいつもの日常である。

切符と身分証の照合、手荷物のX線検査を済ませて待合室へ移動。待合室は意外なことに小さく、ほとんどの乗客は立ったままだ。

今回の列車は11:11発、C6133次、犀浦→都江堰になる。席は軟座、運賃10元、C列車になるので都市間を結ぶ城際鉄路という位置づけだ。

いつもの通り改札口の先頭を陣取る。11:00頃、改札が始まりホームへ移動するが、まだ列車がホームには入線していなかった。始発駅だと改札が始まればホームに列車が待機しているのが当たり前なのだが、犀浦駅はホームが地下鉄と共用になっている関係で列車をホームに長く停車させられないようだ。高速鉄道の車両と地下鉄の車両が同じホームを使用するというのはかなり興味深い。

11:05頃、列車が入線してきて乗車する。車両は最高速度200km/hのCRH1Aだ。

座席は切符には軟座と表記されているが先頭車両の一等座になる。先頭と最後尾は一等座で、その他は二等座になるので今回は運良く一等座だ。一等座は基本的に貧乏人が座ることが許されない席である。滅多にない機会だ。

車内は正直言って豪華です。都江堰までならそのまま地下鉄の車両でもいいのではないかと思うが、世界遺産 都江堰への観光用路線としても利用されているので対外的な面子のためにCRH1Aで運用している感じだ。

11:11が発車時刻なのだが、定刻より1分早く発車する。犀浦から成都郊外へ出ると速度が197km/hまで上がるが200km/hには到達せず。

定刻より1分早く11:29に都江堰駅到着。19分の短時間なので本気出さずに軽く走ったといった感じだな。

都江堰駅は市内から外れた南にあるのでバスで市内へ移動となる。駅からは4路のバスで都江堰景区へ行ける。ようするに世界遺産 都江堰へ行くバスだ。それと都江堰駅は都江堰快铁站とも呼ばれているようだ。バス停の表記は都江堰快铁站になっている。自分は予約しておいた宿へ移動するので、11:40頃、6路のバスに乗車。成都の公交ICカードは使えず現金で運賃2元、11:55頃、四〇五医院で下車する。

都江堰愛游青年旅舍

12:00頃、Qunar.comで予約しておいた都江堰愛游青年旅舍(都江堰爱游青年旅舍)に到着する。外人OK宿でビザのコピーだけで登記は問題なし。なぜかパスポートの写真はスルーだ。都江堰の公安はかなり緩いようだ。

部屋は8人ドミトリーで他にまだ客はいない。夕方までには埋まるのだろう。で、部屋の設備だが新しいベッドがあるだけで、ベッドにコンセントや照明は付いていない。一応部屋にコンセントはあるが使い勝手は悪い。Wi-Fiはつながるので問題なし。共用のトイレ・シャワーは問題無しだ。2016年開業で、まだオープンから半年も経っていないので設備は新しい。

奎光塔公園

12:30頃、都江堰の街を調査しに出発する。まずは徒歩2分ぐらいの所にある奎光塔公園を訪れる。

奎光塔は明代の創建された石塔になり、清の道光11年(1831)に県令の周因培により再建された。塔の高さ53m、17層6角になり多層構造の石塔である。2008年の四川大地震で激しく損壊するが2009年に修復される。13:00頃、奎光塔公園を出る。

渣渣麺

昼食は食堂で渣渣麺(8元/約136円)を食べる。渣渣麺は成都近郊の崇州市羊馬鎮の麺料理になる。スープは豚骨が一般的のようだが、この店は醤油系のような気がする。店によってスープが違うようだ。

13:40頃、離堆公園にやってきた。ここは世界遺産の都江堰景区の入口の一つになる。今日は日曜で観光客が多いので中には入らず周辺の調査だけにする。

灌県古城

まずはすぐ近くの南橋を渡る。

都江堰の宝瓶口から成都平原へ流れる水路に架かる橋だ。

橋を渡ると「小成都」とも例えられる灌県古城になる。灌県古城は歴史は古く灌県城は南北朝の后魏(386ー557)によって設置された。宋(420ー479)の頃には灌県城は汶山郡、唐の武徳元年(618)には盤龍県が置かれた。

茶馬古道(松茂古道)

灌県城は成都からアバ州への交通の要衝でもあり茶馬古道(松茂古道)の起点でもあり、唐宋代以降に成都平原と松潘、茂県を唯一結ぶ要道である。そのため灌県城は物資の集散地、キャラバン隊の宿などができ宿場町として大きく発展した。

清代から中華民国にかけてはアバ州などで産出された漢方薬の冬虫夏草、貝母、鹿茸、麝香など、四川の川芎、沢瀉、茶葉などが灌県城で取り引きされていた。このように茶馬古道の宿場町として発展していったため古城内外には餐館、旅店、茶館、酒楼、布庄、銭庄など様々な店が林立し繁栄していたので「小成都」とも称されるようになっていった。

灌県古城の茶馬古道の起点は西街になり南方シルクロードのチベットへの起点にもなる。南方シルクロードは蜀身毒道とも称され歴史は二千年以上前の前漢にまで遡る。この都江堰の西街から雲南を経てインドへと約2000kmの古代の交易路が続く。現在は土産物屋街になっているが説明の標識があるので茶馬古道だと分かる。

土産物屋街になっている西街を歩いて行くと途中で道が壁で塞がれている。壁の向こうは都江堰景区になり入場券を買わないと壁の向こう側が確認できない。昔はこのまま道が続き内江に沿って茂県、松潘へと茶馬古道が続いていたのだろう。

清真寺

続いて南街の清真寺にやってきた。清真寺はイスラム教のモスクで創建は明朝末期、清朝初期に再建された。

モスクの建物内へは入れないが外からの見物はできるようになっている。周辺はイスラム教徒の回族の店が多く並んでおり清真寺周辺がイスラム街になっている。

城隍廟

15:30頃、城隍廟に到着。城隍廟は明代に創建され、清の乾隆47年(1783)に再建される。山を背に町を見下ろすように建てられている。

城隍廟は都江堰景区に入っていたが2013年に無料化されて誰でもお参りできるようになった。

無料化されたとはいえ城隍廟は世界遺産の保護区域に入っており各所で世界遺産のマークを見かける。

熱心にお祈りしている観光客がいれば、城隍廟で痰を吐いたり、ゴミのポイ捨てをする観光客もいる。世界遺産で痰を吐く・・・。きっと気分は皇帝なんだろうな。

というか、各地にある城隍廟は中国人にとって大切な場所ではないのか?そんな重要な場所で痰を吐いているようでは、もう中国人ではないな。
おサルさんだな!

都江堰文廟

16:20頃、都江堰文廟を訪れる。孔子を祀る孔廟であり、創建は五代年間(907ー960)になり、明末期に兵火で焼け清の康熙27年(1689)に県城北に移される。2008年の四川大地震で甚大な被害を受けたが、2013年に再建が完了し公開された。

最近再建されたので土台の石は古いが建物は全て新しい感じだ。16:50頃、都江堰文廟を出る。

都江堰市客運中心

17:40頃、バスターミナルの都江堰市客運中心に到着。

都江堰の長距離バス発着点になるのでバス情報を確認しておく。

成都、九寨溝、楽山、峨眉、康定、重慶など各地へのバスが出ている。

路線、本数ともに多いので結構使えそうだ。

路線バスの方は街子古鎮へ行く102路のバスが出ている。

他にも都江堰景区へ行く7路のバスも通る。

それと都江堰駅(都江堰快铁站)への19路のバスも通る。
18:40頃、宿に戻る。

乾拌麺

18:45頃、近くの食堂で乾拌麺(9元/約153円)を食べる。漢族の食堂で食べたのだが正直言って拉麺のスープ無しなので、イスラム食堂で食べる乾拌麺の方がスパゲッティに近いので格段に美味い。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17元
地下鉄 3.6元
バス 2元 路線バス
合計 22.6元

世界遺産 都江堰

08:00頃、都江堰景区に到着。入場料は90元でボッタクリだが世界遺産で2006年から料金は据え置いているので中国のボッタクリ観光地の中では頑張っている方だ。

都江堰は秦代に建設された水利施設で成都平原に潅漑用水を供給している。この都江堰のおかげで四川省は天府之国とも称される豊かな土地へと変貌した。

都江堰の諸葛亮像

まずは諸葛亮像を目指す。都江堰も一応は三国志遺跡でもある。蜀の頃は諸葛亮が都江堰の管理、整備に関わっている。

諸葛亮は都江堰を蜀の農業の根本、財政の重要な支柱と考え、都江堰の修復に1200人派遣し「堰官」を設置して管理している。なので、各時代に都江堰の整備に尽力した人物たちと一緒に像があるのだ。ただし、この像は元々は金ピカだったようで手とつま先に金メッキのが残っている。金メッキが剥げてからは放置のようだ。

張松銀杏

この歴代の偉人たちの像が並ぶ一角に張松銀杏がある。

張松銀杏は1700年以上の歴史があり伝説によれば張松が植えた銀杏とされている。この銀杏は確かに老木だと思うが本当に樹齢1700年かな?何か怪しい。

続いて都江堰の宝瓶口を見物する。李冰が都江堰建設時に開削した引水口になり、宝瓶口から成都平原へと水が引き込まれ田畑を潤している。

飛沙堰は渇水期でも潅漑用水を供給し、豊水期には内江へ排水、土砂の排出が行われる。