シルクロード旅行記2015 パミール高原カラコルム・ハイウェイ

カシュガル国際汽車站

朝から風が強く砂埃がひどい。09:25頃、カシュガル国際汽車站を訪れる。

ここからはパキスタンやキルギスへの国際バスが出発している。以前は米ドルでの運賃表記があったのだが、今回確認すると人民元のみの表記になっていた。運賃はカラクリ湖43元、タシュクルガン63元、ススト(パキスタン)270元、ギルギット(パキスタン)350元、ナルン(キルギス)370元、オシュ(キルギス)570元、ビシュケク(キルギス)570元となっていた。時刻表は出ていないので、その都度窓口のおばちゃんに要確認である。

10:30頃、エイティガールモスクにやってきた。カシュガルではまだ朝の時間帯になるので人通りは少ない。しかし、広場には自動小銃を持った特警が警備している。ここまでしないと治安維持ができないほど治安が悪化しているのか?

ユースホステルに一度戻りWEB作成をするが同じドミトリーの兄ちゃんが床に唾吐きやがった!農民工じゃないのだから床に唾吐くとかやめてくれよ。欧米人が宿泊しているユースホステルでそれはまずいだろ!どうも、このユースホステルは中国人男性の宿泊客に問題が多そうだ。

15:00頃、人民西路にある亿家汇好超市へ行ってみる。百貨店の地下にあるスーパーマーケットで品揃えが豊富で値段もまあまあ安い。客層はほとんどが漢族でウイグル族の客がほとんどのエイティガール広場近くの伊合拉斯超市とは対照的だ。

亿家汇好超市でトイレットペーパーやカシュガルで生産された新彊ビール620ml(2.9元/約58円)などを購入する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5.88元
日用品 9.9元
合計 15.78元

カシュガル駱駝青年旅舎

10:00頃、パミール青年旅舎をチェックアウトして、ウイグル族の古村落である高台民居の近くにあるカシュガル駱駝青年旅舎へ移動する。

eLongで予約してあり1泊30元で2泊する。部屋は8人ドミトリーで広さは普通だ。すぐ近くにカシュガルの観光地である高台民居があるが、再開発の波が押し寄せており、すでに隣は更地になっている。ここも更地にされて土産物街へと変貌するのか?

15:00頃に近くの牛肉麺屋へ昼食を食べに行くが、途中で昨日まで工事していた別の牛肉麺屋が新規開業していた。

チェーン店のようだが試しに牛肉麺(8元/約160円)を食べる。まあ、普通の牛肉麺だ。やや細麺かな?ユースホステルへ戻りシャワー使って部屋へ戻ろうとすると廊下でパンツ一丁の兄ちゃんが体操をしている。農民工は宿泊していないと思ったのだが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.2元
宿泊費 60元 1泊30元×2
合計 75.2元

香妃墓周辺

07:30頃に目が覚める。ちょうど夜が明ける時間でカシュガルの朝は遅く、日没時間は22:00頃になり夜も遅い。カシュガルの朝は気温が15度以下になり少し冷えるが昼は30度前後まで気温が上昇して暑い。まだ乾燥しているから日本よりはマシである。

09:00頃、国際大バザールの近くで20路のバスに乗車する。運賃は1元で香妃墓で下車する。09:15頃、香妃墓に到着する。香妃墓は過去2回見物しているので、今回は入口のみの見物にしておく。それに入場料が30元に値上げされていたし・・・。

香妃墓の周辺は再開発中で更地や建設現場になっていた。2012年に訪れたときはすでに再開発が始まり民家が取り壊され更地へと変わりつつあった。3年もすれば商業街や賓館とかが乱立するのであろうか?

香妃墓から少し離れた路地を歩くと道路の両脇に胡楊の木が植えられシルクロードの雰囲気が出ている。

そして、路地を抜けるとイスラム墓地に出てしまった。地元民が墓地の中を通っているので通り抜け可能なようだ。自分も墓地を通り抜けて大きな通りに出る。バス停を見つけて20路のバスで東門古扎尔へ行き、ユースホステルへ戻る。

カラクリ湖行きチケット購入

14:10頃、カシュガル客運站(天南客運站)を訪れて、明日のカラクリ湖行きのチケットを購入しようとしたが窓口のおばちゃん曰く「明日のチケットは夕方5時からだよ」ということで出直そうとしたら、呼び止められて売ってくれた。

外国人だから夕方に来られても面倒だから売ってくれたのだろうか?漢族だとウイグル族との大人の事情で放置かな?明日09:30発車のタシュクルガン行きのバスで途中のカラクリ湖下車となる。運賃は35元だが、別で保険1元付けられていたので保険はいらないと伝えて保険無しにする。チケット購入時にはパスポート必須でチケットにパスポート番号が印字された。

ユースホステルへ戻る途中でカラクリ湖とタシュクルガンまでの食料として1個2元のナンを5枚購入しておく。カラクリ湖では宿と食事の問題があるので、とりあえずナンがあれば食事は何とかなる。水はユースホステルでお湯を補給しておくので大丈夫だ。

問題は宿とタシュクルガンまでの交通手段だ。宿は湖周辺のキルギス族が民泊の客引きをやっているようだが、営業許可取っていないので公安の取り締まり状況で民泊は不可だ。湖の景区内にボッタクリ宿泊施設があるらしいが・・・。まあ、最悪野宿だな。一応冬物の衣服あるし・・・。そして、タシュクルガンまでの交通手段はバスが通るので、それを捕まえるか白タクだな。

16:00頃、昨日開業した牛肉麺屋へ行く。昨日、牛肉麺の無料券をもらったので食べに来たというわけだ。

でも、無料券があるとはいえただ食いは申し訳ないので乾拌麺(12元/約240円)も注文して食べる。ウルムチからナンが主食だったので久しぶりの大食いである。

ユースホステルへ戻りWEB作成しているとドミトリーに中国人の姉ちゃん2人が新たに来た。このドミは男女混合だったのか。昨日、チャリダーの兄ちゃんが来ていたので8人ドミは半分の4人埋まったことになる。そして、外の廊下から「ハッ!ハッ!」と荒い息遣いが聞こえてくる。何かと思い廊下を見ると昨日の兄ちゃんがパンツ一丁でまた体操している。女性客がいるのに廊下でその行動はマズイだろ!日本では110番通報されても文句は言えないだろうが、中国ではどうなんだ?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22元
バス 35元 カシュガル→カラクリ湖
バス 2元 2元
合計 59元

カシュガル→カラクリ湖

09:00頃、ユースホステルをチェックアウトする。09:20頃、カシュガル客運站(天南客運站)に到着する。タシュクルガン行きバスは09:30発車なので、すでに客でいっぱいだ。バスの隣にはタシュクルガン行きのワゴンが停車しており、おそらく次の便だろうか?

チケットの座席番号は1番であったが、実際は座席指定なしの自由席であったため一番後ろの真ん中というつまらない席になってしまうが、運ちゃんに一番前の補助席に座っていいか聞いてみたらOKだったので、一転して眺めのよい席を確保する。今日は途中のカラクリ湖で下車するが天気は曇りで条件は悪い。

発車時間の09:30を過ぎてもバスは出発しない。どうやら改札を済ましていない乗客がいるようで運ちゃんがおサルさんの乗客を捜す。30分遅れの10:00頃、バスが発車する。国道314号を走りカラクリ湖への道のりは約5時間の15:00前後に到着だろうか?

10:30頃、疏附県八里橋公安検査站に到着。自動小銃を携帯した公安が警備しており警備は厳重そうだ。ここで全員下車して身分証確認を行うがウイグル族のお姉ちゃん1人だけ下車せずに通過する。どういうことだ?身分証確認はパスポートを提示するだけで中身の確認は無し。他の乗客は1人だけ長時間拘束されてバスが待たされる。どうやら外国人には用はないらしい。待っている間にタバコを吸っている乗客がいるが吸い殻は路上にポイ捨てである。中国って孔子の生まれた国だよね?一体どういうことだ?20分ほど待たされて公安が拘束している漢族の兄ちゃんの荷物を降ろして兄ちゃんが公安に拘束されたままバスが出発する。何か問題があったらしい。

11:00頃、ガソリンスタンドで給油とトイレ休憩で停車する。ガソリン1Lがオクタン価93号6.29元(約126円)、軽油1Lが5.89元(約118円)となっていた。11:40頃、昼休憩のため烏帕爾郷(乌帕尔乡)で停車する。12:20頃、昼休憩を終えてバスが発車する。胡楊の並木道を走り抜けていくと徐々に風景が変わってくる。

蓋孜峡谷

13:00頃、荒涼とした山々が見えてきたので、どうやらパミール高原入口の蓋孜峡谷へ差し掛かったようだ。奥には雪山が見える。道は徐々に悪くなり工事区間が多い。

13:50頃、タシュクルガン→カシュガルのバスとすれ違う。さらに14:30頃、タシュクルガン→カシュガルのバスともすれ違う。雪山が近くなってきたので検問所が近いはずだ。14:35頃、蓋孜辺防検査站に到着する。

ここで全員下車して身分証確認を行う。中国人はロンリープラネット・シルクロードに記載されていたが身分証と辺防証が必要とあり、確かに辺防証も提示していた。ただし、パキスタンやタジキスタンへ行く中国人は身分証とパスポートを提示していた。外国人はパスポートのみの提示で台帳にパスポート番号とかを記入。特にパスポート確認以外は何も無しだが、武警の警備が厳しい。2007年に通ったときは警備は緩かったような記憶が・・・。

14:50頃、バスが出発する。ここから上り坂になり蓋孜峡谷からパミール高原へ向かう。途中で崖に激突したトレーラーが放置されていた。

15:30頃、タシュクルガン→カシュガルの4WDとすれ違う。営業許可証を掲げていたので一応バス扱いか?16:00頃、白沙湖を通過する。ここから工事区間が終わり道路状況がよくなり国道314号(カラコルム・ハイウェイ)をバスが走る。カラクリ湖までは残り35kmだ。

カラクリ湖で民泊

16:50頃、カラクリ湖南岸にある苏巴什村の入口に到着する。カシュガルから7時間の道のりで工事による悪路の影響で予想より時間がかかった。湖の脇にある景区の前で降りるつもりだったのだが、まだ観光シーズン前で人がいなかったので、そのまま降りたらエライ目に遭いそうな気がしたので運ちゃんが村の入口で降ろしてくれた。

ここで中国人旅行者1人も下車し、A先生と村へ向かうことになる。村への道を歩いているとすぐに地元のカザフ族のおっちゃんたちが声をかけてくる。食事付きで1泊100元とか提示してくるが、まずは村へ行ってから決めるので、とりあえず電話番号だけ聞いておく。ロンリープラネット・シルクロードによれば民泊で1泊40元ぐらいが相場のようだ。2ー3年ぐらい前の情報なのでインフレとか考慮すると実際はどうだか・・・。

村に到着すると予想通り招待所とかの宿泊施設はなしで民泊しか選択肢がない。で、当然ながら宿泊施設の営業許可は取っていないので公安にばれないようにしなければならない。地元民のキルギス族にとっては旅行客の民泊は貴重な現金収入源のひとつなので表向きは公安のいうことを聞いて、実際はばれないように営業中ということのようで、おっちゃんたちが声をかけてきたのでA先生が交渉して宿を決める。

A先生は外にテントを張るということで外の場所代を交渉。自分のテントだと1泊20元、大部屋だと1泊50元、1食20元という料金であった。自分はテント持参ではないので老板に交渉して40元にまけてもらう。家の前をヤクが通ったりとかなりのどかな村である。

外ではA先生がテントを張って寝床の準備をしている。

19:00頃、老板娘が夕飯を作ってくれたので夕食となる。当然カザフ料理なのだが名称不明。ご飯とカボチャ、ニンニクの芽、牛肉か羊肉を使ったカレーライスっぽい奴だ。かなり美味しく2杯食べてしまう。毎日、ナンや麺ばかり食べていたので新彊ウイグル自治区で一番の御馳走となった。

19:30頃、カラクリ湖まで散歩に出かけるが風が強い。おまけに雹が降ってきて、その後天気は雪に変わった。5月なのに雪が降るとは・・・。さすが標高3600mのカラクリ湖だ。

村を抜けて放牧地を通り湖の南岸を散歩する。放牧地は羊やヤクが放牧されておりのどかな光景だ。めちゃ寒いけど・・・。21:00頃、キルギス族の宿に戻るがA先生のテントが見あたらない。A先生は雪が降るほどの寒さには耐えられないようで大部屋に宿泊となった。まあ、外の寒さを考えれば建物内の方が絶対にいいだろう。テントで寝ていたら翌朝には冷凍肉へ変わってしまうだろう。

ちなみに今回の宿であるが電気、ガス、水道は来ていない。電気に関しては屋根に小さいソーラーパネルがありバッテリーで夜間の照明だけは使える。ガスはストーブで石炭やヤクの糞を燃やして代用。水道は100ー200m離れた共同井戸で、トイレはその辺の山とか窪地です。22:00頃、いつの間にか知らないキルギス族のおっちゃんとおばちゃんがおり。どうやら、客人のようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0元
合計 0元

カラクリ湖

02:30頃、小便がしたくなったので外へ出る。かなり冷え込んでいたが星空が凄かった。これだけの星空が見えるのだから朝の天気は晴れであろう。07:30頃、起床する。

今日の日の出は07:44、日没は22:07なので、もうじき夜明けだ。急いでカラクリ湖へ向かう。外は冷え込んでおりヤクの糞に霜が降りていた。カラクリ湖南岸からはムスタグアタ山など雪山の絶景が見える。

湖畔の放牧地ではヤクや羊たちがすでに放牧されている。いや、これは24時間放牧されっぱなしかな?カラクリ湖の天気は晴れであるが山は雲に覆われたり晴れたりと刻々と天気が変化している。

09:30頃、宿に戻るとA先生が荷造りしているところであった。
カザフ族の客人はおっちゃんの方は車で出かけておりおばちゃんが老板娘と世間話中であった。10:30頃、出かけていた老板が帰ってきたのでA先生がチェックアウトするというので自分もチェックアウトすることにする。宿泊費40元、食事代20元を支払いカラクリ湖へ向かう。

A先生は先に老板のバイクで国道まで乗せていってもらう。自分はのんびり村から国道への道を歩いていくと戻ってきた老板に国道までバイクで送ってもらう。国道に到着すると老板があれがムスタグアタ山だと指さして教えてくれる。晴れており雪山のムスタグアタ山がよく見える。

A先生はタシュクルガンへ向けて国道を南へ歩いている。自分は国道沿いに反対の北のカラクリ湖の西側を歩いていく。雲が少し出ているがおおむね晴れでカラクリ湖からの眺めは絶景である。カラクリ湖景区入口までくるとカザフ族のおっちゃんたちがバイクで集結している。あと、馬と駱駝もいる。国道を挟んだ景区向かい側の無人だと思っていたテントはちゃんと人が居住していた。昨日は誰もいなかったのに今日は大勢集まっている。

カラクリ湖景区入口からさらに国道沿いに北(カシュガル方面)へ700mほど歩いて、11:30頃、ムスタグアタ山景区に到着する。

名前の通りムスタグアタ山が一望できる。もちろんカラクリ湖もだ。景区内にはカラクリ湖の石碑もあり記念撮影に最適だ。しかし、観光客は誰一人としていない。まだ観光シーズンではないようだ。でも、入場券売場はないので無料で貸し切り状態だ。景区からはカラクリ湖とムスタグアタ山など周囲の雪山が見えるので眺めは最高だ。

11:50頃、タシュクルガン→カシュガルのバスがカラクリ湖の脇を通過するのが見えた。おそらく09:30発車のバスであろう。そして、12:10頃、さらにもう一台タシュクルガン→カシュガルのバスが通過するのが見えた。

12:30頃、カラクリ湖景区入口でタシュクルガン行きのバスを待つ。観光客がいないのでキルギス族のおっちゃんたちもいつの間にかどこかへ行ってしまい人気がなくなる。13:00頃、天気は晴れなのだが雪が降ってきた。標高3600mのパミール高原になると5月でも雪が降る。

天候が回復し15:00頃になるとカラクリ湖景区へ家族連れの中国人観光客たちがRV車でやってきた。地元のキルギス族にとっては商売の好機到来だ。どこからともなくキルギス族のおっちゃんたちがバイクで集まってくる。それと駱駝もやってきた。人がいないように見えて観光客がやってくるとキルギス族のおっちゃんたちがどこからともなく宿の客引きなどの商売にやってくるようだ。

カラクリ湖→タシュクルガン

15:30頃、タシュクルガン行きのバスがやって来たので手を振り止める。漢族でない運ちゃんに料金聞いたらぼったくりの50元だ。カシュガル→タシュクルガンの運賃は51元だよ。それにロンリープラネット・シルクロードだとタシュクルガン→カラクリ湖が27元なのだが・・・。

しかし、バスの本数限られているし、タクシーやワゴンが通っても、また満員で素通りだと困る。仮に乗れたとしても料金的には同じであろう。まあ、先にタシュクルガンへ向かうことを最優先にして50元でバスに乗車する。

タシュクルガン

タジキスタン国境のカラス口岸(卡拉苏口岸)で地元民が乗車してくる。16:55頃、タシュクルガン入口の検問所で全員下車して公安の身分証確認がある。自分はパスポートを提示するがスタンプの欄だけちょっと見て写真のページとかの確認や登記は無し。ここで外国人はどうでもよいらしい。

バスに乗車しようとしたら中国人の兄ちゃんに声をかけられる。何とウルムチ→カシュガルの列車で一緒だった兄ちゃんだった。こんな所で再会するとは思わなかったというか、話を聞いたら宿も同じ駱駝青年旅舎であった。17:10頃、タシュクルガン客運站に到着するとバスターミナルからA先生が出てきた。どうやら先にヒッチハイクに成功したようだ。

運ちゃんに嫌々50元を支払うが破れた一番汚い100元札で支払う。カラス口岸で乗車してきた地元民のおっちゃんは30元だか40元支払っていた。地元民からもぼったくるのか?おそらく売上計上せずに漢族でない運ちゃんの懐に全額はいるのであろう。

さて、タシュクルガンでの宿を決めなければならないのだが兄ちゃんと一緒にタシュクルガン凱途国際青年旅舍(塔什库尔干凯途国际青年旅舍/Ketu Hostel)へ向かう。予約はしていなかったが部屋は空いていた。部屋は12人ドミトリーで1泊30元(会員料金)だ。部屋は広めで掃除もしてある。ベッドに照明や小物を置く台はなかったがコンセントはとりあえずある。プラグとの接触が悪いけど・・・。

石頭城

18:00頃、草原の阿拉爾金草灘(阿拉尔金草滩)にでも行こうとしたら、今日は石頭城が無料開放という情報を入手して予定変更で石頭城へ。

18:15頃、石頭城に到着し30元のところを無料で見物する。

石頭城からは阿拉爾金草灘が一望できるようになっていた。今日は無料開放ということだったので観光客がそこそこいたのだがモラルは最低であった。

痰吐いたり手鼻噛んだりと、とても文明旅游とはいえない。原始旅游だな!

紅其拉甫口岸

19:30頃、紅其拉甫口岸に到着。パキスタンビザがあれば、ここで出国手続きをしてパキスタンへ行けるのだが、あいにくビザは取っていない。なのでパキスタンへ続くカラコルムハイウェイを眺めて退散する。

道路脇には「パーミット持って行けよ」の標識があった。

20:15頃、イスラム食堂で農民飯(15元/約300円)を食べる。老板に中国語が通じなかったが漢字のメニューがあったので何とか注文できた。で、この農民飯なのだが御飯物の料理かと思ったら、野菜の具材が入ったスープであった。

21:00頃、ユースホステルに戻るとカラクリ湖で一緒だったA先生に再び再会する。何とA先生同じドミに宿泊であった。で、A先生にタシュクルガンまでいくら掛かったか聞いてみたら、ヒッチハイクでタダで乗せてもらったとのこと。さすがテント張ったりするレベルになるとヒッチハイクも楽勝なのだろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 35元
宿泊費 40元 民泊
宿泊費 30元 1泊30元(会員料金)
バス 50元 カラクリ湖→タシュクルガン
合計 155元

タシュクルガン→カシュガル

08:20頃、タシュクルガン客運站にやってきたが、すでに人多いよ。今日のカシュガル行きのバスに乗れるだろうか?08:30にチケット販売が始まる。奇跡的にチケット売場ではちゃんと列ができており割り込みはない。

08:55頃、カシュガル行きチケットを購入するが、10:30のバスで頼んだのに09:30のバスになっている。窓口の漢族でないおっちゃんに10:30のに換えもらうように言ったら、09:30のバスしかないと言う。窓口の時刻表には冬季10:30、11:30、夏季09:30、10:30とあるのを言うと「没办法」の一言。

おい!おい!ちゃんと時間指定で言っているのに、勝手に09:30出発にするなよ!ちゃんと10:30のバスがないことを言えよ!まあ、いつものチャイナクオリティな対応だったが、自分が最後の1枚で、後ろの漢族のおばちゃんが窓口で他にカシュガル行きのバスがないか聞いていたが、他は1人100元で乗り合いタクシーで行くしかないと言われていた。

予定外で09:30発車のバスになったおかげでユースホステルへ急いで戻りチェックアウトしてバスターミナルへ。バスに乗車するが、カシュガル行きのバスが3台待機しており、3台とも09:30発車のバスであった。自分が乗車するのは大型で、残り2台は小型であった。小型の方がスピード出るから早くカシュガルに到着するな。席は眺めのよい一番前の補助席を確保するが窓は開けられないし、窓ガラスは汚いので撮影不適だ。15分遅れの09:45頃にバスが発車する。カシュガルに到着するのは19:00頃だろうか?

10:05頃、イベントフラグが発動する。乗客の漢族のおばちゃん1人がゲロを吐いた。ゲロイベント自体は中国のバスではよくあることなのだが、漢族のおばちゃんはゲロ袋を準備しておらず、バケツと通路にぶちまける。ゲロの臭いが充満したバスが緊急停車して乗客たちが外へ避難する。ゲロの処理を終えて再びバスが発車するが、ゲロ吐きの漢族のおばちゃんがまた吐くかもしれないと眺めのよい最前列の席を運ちゃんに交換させられる。おかげで体臭の酷い農民工のおっちゃんたちに囲まれた席に追いやられる。タシュクルガンもう一泊にしておけばよかった・・・。後悔先に立たずである。

白沙湖

オンボロバスが長い坂道を峠へ向けて黒煙を吐きながらゆっくりと走る。アクセル全開でも登坂力がほとんどないので黒煙ばかり吐いている。日本じゃ絶対車検には通らないだろう。中国だから廃車にならず現役なのだろう。これじゃ、大気汚染が改善されるわけがないな。11:50頃、カラクリ湖を通過する。12:20頃、白沙湖でトイレ休憩のため停車となる。ここでゲロ吐きのおばちゃんに元の席へ戻ってもらい再び最前列の席を確保する。

白沙湖を過ぎるとパミール高原が終わり蓋孜峡谷を下り始める。ここからは工事区間となり下界まで悪路が続くが新しい道路が建設中なので2年か3年で新道が完成するのだろう。

13:15頃、落石除去作業で20分ほど足止めとなる。13:50頃、今度は事故渋滞で足止め。大破したブルドーザーが片づけられていた。14:50頃、通行可になったと思ったらおサルさんたちが我先にと対向車線にまではみ出して車を走らせ対向車とお見合いになり動かなくなる。ちゃんと待っていればこんなことにはならないのだが・・・。犬だってしつければ待てるのに、中国の交通マナーの教育は・・・。今日も中国は平常運転で期待を裏切らないが、教科書で習った中国やテレビの旅番組で出てくる中国とは随分違う。

14:55頃、カシュガル→タシュクルガンのバスとすれ違う。15:10頃、蓋孜辺防検査站に到着し、全員下車して身分証確認を受けるが外国人には用はないようで一応パスポートの写真を確認していたが1秒以内の確認であった。ここで2台目のカシュガル→タシュクルガンのバスとすれ違う。

18:10頃、バスターミナルまでは行かずに晨光伊甸园のバス停前で乗客全員降ろされる。まあ、カシュガル駅行きの20路と29路のバスが通っているのでさほど困ることはないがバスターミナルまで運行しないところがチャイナクオリティだ。

タシュクルガンからカシュガルまで約8時間半の道のりであった。

カシュガル麦田国際青年旅舎

18:15頃、10路のバスで東湖賓館まで移動する。運賃は1元で、下車後は10分ほど歩いて、18:45頃、バスがタシュクルガンを出発直前にeLongで予約しておいたカシュガル麦田国際青年旅舎に到着する。

1泊35元の8人ドミトリーに2泊するが、ちょうど改装工事中で宿泊客は少な目であった。夕飯を食べて宿へ戻ると老板が部屋を変えてくれと言ってくる。で、改装工事で荷物置き場状態の8人ドミトリーから6人ドミトリーへ変更となる。差額払わないといけないかなと思ったら、工事中で不便だからと10元返金された。部屋のグレードが上がったのに返金は悪いと思い断ったが結局10元返金となった。夜になり25日のホータン(和田)行きの切符をネットで予約しておく。硬座で53元だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 3元
宿泊費 60元 1泊30元×2
バス 51元 タシュクルガン→カシュガル
バス 1元 路線バス
鉄道 53元 硬座 カシュガル→ホータン
合計 168元

“シルクロード旅行記2015 パミール高原カラコルム・ハイウェイ” への 2 件のフィードバック

  1. カラクリ湖あたりにいるのはキルギス族じゃないでしょうか。
    とっても懐かしく写真を眺めました。
    殺風景ながら、かなり好きな場所です。
    私が行ったのは10年ほど前ですが、道路が工事中なのはずっとなんですね。

    1. おそらくキルギス族だと思うのですが、カザフ族やタジク族もこの辺りに居住しているのでなんとも言えないところです。
      聞いておけばよかった・・・。
      道路工事はいつになってもやっているので今後も続くのかなと。

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