東チベット・四川省新都橋(ゾンシャプ) 居里寺・鳥葬台

四川省旅行記2016春

理塘(リタン)→新都橋(ゾンシャプ)

05:40頃、起床し出発準備を整える。今日は理塘(リタン)から康定の西にある新都橋(ゾンシャプ)へ移動する。06:30頃、ユースホステルをチェックアウトというか勝手に出て行く。この時間は皆まだ寝ているのでベッドのシーツとかを片付けて勝手に出て行く方式だ。6泊したが6人ドミトリーを1人での占領となった。

既に夜は明けて明るくなっておりボコボコの道路でも足下は安心だ。バスターミナルまでの道には白タクの運ちゃんたちが客引き中で、康定、成都、甘孜と各方面がある。

06:40頃、バスターミナルの理塘(リタン)汽車站に到着。ちょうど06:30発の康定行きのバスが発車していく。自分は次の07:00発の康定行きのバスに乗車する。

この康定行きのバスで新都橋(ゾンシャプ)へ向かう。理塘(リタン)から新都橋(ゾンシャプ)まで208kmの道のりになり、運賃は68元だ。

発車までの間にスマホで今日の宿の予約をしておく。Qunar.comで高原紅国際青年旅舍を2泊予約、ここはYHA Chinaの加盟店で会員料金ドミトリー1泊22.5元だが、今回はQunar.comの特価で20元があった。
予約時に支払いを済ませ予約完了。

発車時間が近くなると乗客が集まってくるが隣のおっさんがおサルさんで頻繁に痰吐きをしている。今日も中国絶好調!発車時刻の07:00を過ぎるが遅れている乗客を待って、07:21に発車する。通常なら遅れた客は置いて行かれるのだが、このバスの運ちゃんはかなり優しい。

標高約3900mの理塘(リタン)を離れ国道318号を走り標高約4300mの峠を越えて、まずは雅江を目指す。

10:00頃、雅江の手前の雅江驛站でトイレ休憩。巴塘、新龍、稲城行きのバスが休憩していた。標高約2800mになり理塘(リタン)から約1000m下りたことになる。10:15頃、バスが発車する。新都橋(ゾンシャプ)まではあと67kmのようだ。

10:22頃、雅江を通過する。11:55頃、新都橋鎮の北の入口で乗客が10人ぐらい下車する。
自分はもう少し先の南の入口まで乗車だ。12:00頃、新都橋大橋を過ぎた三叉路でバスを降りる。標高約3900mの理塘から標高約3500mの新都橋に到着。新都橋鎮の南の入口から入り道なりに北へと歩く。

高原紅国際青年旅舍

12:10頃、高原紅国際青年旅舍(高原红国际青年旅舍/Gao Yuan Hong International Youth Hostel)に到着。レセプションには誰もいないので誰か来るのを待つ。昼休憩かな?しばらくすると老板が工具を持ってやってきた。どうやら何か工事していたようだ。

既に支払い済みなので登記はすぐに終了。今回予約した部屋は6人ドミトリーで本来はYHA Chinaの会員料金で1泊22.5元だが、Qunar.comの特価で1泊20元だ。2泊するので40元になるが、貯めておいたキャッシュバックを使い実質0元になる。老板に6人ドミトリーに案内されるはずが3人部屋になった。老板曰く、まだこの時期は旅行シーズンではないので宿泊客が少ないとのこと。なので、同じ料金でそのまま3人部屋にグレードアップになった。

トイレ・シャワー付き部屋で、ベッドにはコンセント、電気毛布がある。あと電気ケトルもある。

新都橋(ゾンシャプ)

13:00頃、新都橋(ゾンシャプ)の調査に出発。道を北へ歩き橋を渡ると新都橋(ゾンシャプ)鎮の街中に入る。更に進むと再び橋が見えてくる。

街中心の橋近くには白タクが集結しており、康定、甘孜、丹巴、塔公、理塘への白タクが待機している。

13:25頃、新都橋鎮の北までやってくると四川省甘孜監獄を発見する。どうやら、ここが甘孜チベット族自治州の刑務所という事になる。田舎とはいえ新都橋(ゾンシャプ)鎮の中心部だぞ!どんな囚人が服役しているのだろうか?窃盗などの他に地理的に考えてダライ・ラマ関連もいるのかな?

13:40頃、街中(甘孜監獄近く)で見つけたチベット人の食堂で遅めの昼食に大肉麺(12元/約216円)を食べる。

街の中心部にバス停を発見する。康定-塔公のバスが走っているのか?

新都橋のチベット仏教寺院

14:25頃、新都橋(ゾンシャプ)の西にある嘎旭弘法顕密講修院(嘎旭弘法显密讲修院)にやってきた。

ここはチベット仏教の寺院であるが僧侶たちの学校でもあるようだ。寺の歴史とかは不明だ。奥の大殿は僧侶たちが読経中だったので内部には入れず。

寺の裏ではヤクが放牧中だ。

喧嘩しているヤクもいた。

15:20頃、康定-塔公の路線バスに遭遇する。路線バスは本当に走っているようだが問題は運行本数だ。明日、新都橋(ゾンシャプ)の南にある居里寺へ行く際に路線バスに遭遇すれば運行本数の予想がつくかもしれない。16:00頃、ユースホステルに戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
合計 12元

新都橋

08:00頃、ユースホステルを出て国道318号を南へ歩いていく。理塘や巴塘での経験からして、この時期の東チベットの天気は午前中が晴れ、午後に雲が出てきて雨や雪というパターンだ。おそらく今日は午前中の天気は快晴、午後は曇りという具合かな?

8時台は朝一で康定を出発した色達、甘孜、新龍などのバスが新都橋を通過していく。成都発チベットの林芝行きのバスともすれ違う。

08:35頃、瓦澤郷(瓦泽乡)に入り国道318号から居里寺への道へ入る。ここから約3kmの道のりになる。

途中に標識があり一応整備途中かな?

川沿いに歩いていくと居里村に入る。

のどかな村なのだがゴミのポイ捨てが酷い。

清流にも容赦なくゴミのポイ捨てがされている。がっかりする光景だ。

居里寺

09:45頃、居里寺に到着。入場料15元なのだが入場券売場には誰もおらず。まあ、中の僧侶に聞けば入場券売ってくれるだろう。

で、境内へ入ると入場券販売の僧侶がやってきた。観光客見つけたら売りに来る方式のようだ。

入場券を買ったので遠慮なく見物させてもらいます。

まずは外から本殿を撮影。

続いて本殿内部と思ったら扉が閉まっている。

でも、2Fへの階段は上れるので階段を上る。薄暗い本殿2Fには壁画があるが、この辺は新しい。

屋上からは境内が一望できる。

階段を下りると、ちょうど本殿の扉に鍵を掛けている老僧がいたので中を見物できるか聞いてみたらOKで扉を開けてくれた。ついでに写真撮影OKか聞いてみたら壁画と仏像はNGだが、それ以外はOKとかなり親切だ。ほとんどの寺は内部撮影NGだからな。

で、老僧に本殿を案内してもらうが、老僧が「700年以上前の壁画がある」と扉になっていた新しい壁画を開くと700年以上前の壁画が出現する。老僧に案内してもらわなければ気づかなかった壁画だ。

続いて本尊の所を案内してもらうとパンチェン・ラマの写真があり、老僧が「真ん中が前のパンチェン・ラマで、右が新しいパンチェン・ラマ」と説明してくれた。新しいパンチェン・ラマとは中国政府が指名した偽パンチェン・ラマの事である。本物のパンチェン・ラマはダライ・ラマが指名したが中国政府に連れ去られた。

そして、東チベットではどこの寺にもダライ・ラマの写真があるはずなのだが見あたらないので聞いてみるとダライ・ラマの写真はないとのこと。まあ、どこかに隠しているのだろうけど・・・。偽パンチェン・ラマの写真がある時点で中国政府の締め付けが厳しいのかもしれない。

さらに老僧と話していると、居里寺には80歳以上の活仏がいるそうなのだが寺には不在で別の所にいるということであった。なぜ不在なんだ?

鳥葬台


そして、老僧に鳥葬台の場所を教えてもらい、お礼を言って向かう。寺の裏手の集落を過ぎるとタルチョがたくさんある場所に出た。

ハンマーが置かれた台があり、これが鳥葬台だ。入場券の裏には「千年天葬台」とあるので、居里寺の鳥葬台は千年以上の歴史があるようだ。

このハンマーが多くの人骨を砕いて鳥達が骨片を食べるのだろう。

鳥葬台からは民家が見える。今まで見てきた鳥葬台とは違い民家にこれほど近いのは初めてだ。100-200m坂を下れば人が住んでいるのだ。鳥葬台にはナイフとハンマーが置かれている。理塘では斧で骨を砕いていたが、居里寺はハンマーで骨を砕くようだ。11:00頃、鳥葬台を離れる。

地元のチベット人と一緒に寺の外周をコルラしてから帰ろうと思ったが、寺の裏まで来たら更に奥に寺が見える。見つけてしまったので川沿いに谷の奥へ歩いていく。

結構な斜面の上に寺が建てられている。

そして、寺に到着。ここも居里寺の一部で僧侶たちがいた。ここは奥の院といった感じかな?

12:30頃、居里寺を離れ来た道を戻る。空に少しづつ雲が出てきた。やはり午後は曇りかな?

約3km歩いて13:20頃、国道318号まで戻ってきた。ここから国道318号を康定方向へ約3km歩く。途中で徒歩でラサを目指す徒歩族と呼ばれる旅行者たちとすれ違う。

徒歩族には理塘や巴塘でも見かけており、皆ラサを目指しているのだろう。

木雅白塔

康定、新都橋、九龍の三叉路までやってきた。三叉路のすぐ近くに木雅白塔がある。14:00頃、木雅白塔に到着。見成塔とも呼ばれている大チョルテンだ。この大チョルテンは居里寺が管理している。

14:30頃、木雅白塔を離れ国道318号を新都橋方向へ約6km歩く。15:05頃、国道318号と居里寺の分かれ道まで戻ってきた。新都橋まで約3kmだ。ひたすら国道318号を歩いて行く。

そして、ラサを目指すチャリダー達にも遭遇する。おそらく中国で流行っているのは自転車でラサを目指すことだろう。それだけチャリダー軍団に各地で遭遇する。

15:30頃、昨日の塔公→康定の路線バスとすれ違う。どうやら15:00-15:20に新都橋を通過するようだ。

15:50頃、ユースホステルに戻ってきた。

雑醤麺


夕飯は15分ほど歩いて街まで食べに行く。食堂で雑醤麺(12元/約216円)を唐辛子無しで注文。スープは醤油系で濃くも薄くもなくだ。理塘や巴塘だと麺は15元するが、康定や新都橋は12元が相場のようだ。

食後は超市で雪花ビール500ml(5元/約90円)を購入。どこ行っても雪花や青島ばかりでつまらない。もっと地ビールを扱って欲しいな。

白タクの集結場所で康定までの運賃を聞くと1人40元ということであった。とりあえず参考にしておこう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17元
居里寺 15元
合計 32元

朝の新都橋

07:45頃、新都橋鎮が一望できる小山の上に来た。

08:00頃になると朝一の康定からのバスが次々と新都橋を通過していく。おそらく康定→塔公の路線バスも朝の時間帯に通りそうなので監視してみる。

08:40頃、塔公→康定の路線バスが新都橋を通過する。塔公を08:00頃に出発か?康定からでなく塔公からの路線バスが通過とは予想外だ。そうすると康定からの路線バスは何時頃通過だろうか?乗客が結構いるようなので新都橋からだと座れない可能性が高いな。

10:40頃、康定→塔公の路線バスが新都橋を通過する。康定を08:00ー08:30あたりに出発か?

10:55頃、ユースホステルに戻る。ぼちぼち各地から康定へ向かうバスが新都橋を通過し始める時間だ。11:20頃、ユースホステルをチェックアウトする。

新都橋→康定

11:30頃、国道318号に出て、ちょうど理塘→康定のバスが来たので乗車する。理塘を朝一番発車のバスであろう。運賃は30元だ。11:40頃、昼休憩になる。

駐車場にトラックが駐車しているが積み荷をよく見てみると・・・。

ドナドナ中の犬たちで子犬ではなく成犬ばかりだ。東チベットなのでチベタン・マスティフかなと思ったが普通の雑種のようだ。犬たちの扱いからしてペットとしての出荷ではなさそうだ。となると、やはり食用・・・。きっと犬鍋として美味しく食べられるのだろうか?愛犬家卒倒の光景である。

12:10頃、バスが出発する。12:50頃、峠を越える。あとは康定まで下るだけになる。

康定に戻ってきた

13:45頃、康定汽車站に到着。まずは明日の成都行きのチケットを購入しなければならないのだが、実は今日の夕方の成都(新南門気車站)がまだ残っている。でも、無理して成都へ行っても22:00頃に到着だろう。急ぐ必要はない。

康定→成都のバスは一般的には新南門気車站が終着のバスターミナルになる。でも、今回はちょっと迷った。武侯祠と火車北站(成都駅)のどちらにしようかと・・・。1日1本だけの武侯祠行きも面白そうだが、今回は火車北站(成都駅)にしておく。ちょうど成都の公交ICカードの残額がないので、成都駅の路線バスターミナルでチャージしておく。康定→成都の運賃は137元、出発は06:00だ。

明日の成都行きのチケットは確保したので次は今日の寝床だ。まあ、バスターミナルから徒歩2分の定番宿である康定貢嘎国際青年旅舍(康定贡嘎国际青年旅舍/KangdingKonkaInternationalYouthHostel)しか選択肢はないけど・・・。

予約していなかったけど8人ドミトリーを余裕で確保。1泊30元(会員料金)で13日ぶりに同じドミトリーに帰ってきた。

牛肉包子とバター茶

15:45頃、早めの夕飯にチベット料理の店へ行く。

時間が中途半端なので客は自分一人のみだ。

今回の店はメニュー表があったので地元民以外に対しても商売する気があるようだ。チベット語と中国語で表記されているので問題なし。

今回は牛肉包子(20元/約360円)と酥油茶(15元/約270円)を注文する。牛肉包子はヤク肉を使った包子で、お好みで唐辛子をつけて食べる。

酥油茶はバター茶でポットに入っておりかなり量がある。量的には3人ぐらいで飲むのがちょうどよいだろう。1人だったので飲むのに苦労した。明日は早朝出発なので早く寝よう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 35元
宿泊費 30元 1泊30元×1
バス 30元 新都橋→康定
バス 137元 康定→成都
合計 232元

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