山西省洪洞 明代監獄・関帝楼・蒲県東岳廟

山西省旅行記2015

城北公交站

城北公交站07:20頃、公交公司のバス停から20路のバスに乗車する。運賃は1元、07:35頃、終点の城北公交站に到着。

城北公交站時刻表すぐ近くの北バスターミナルの城北客運站へ行きまずはバス情報を確認。

臨汾→洪洞

臨汾→洪洞のチケット広勝寺行きのバスに乗ろうとしたがバスがまだ来ていないということで、先に出る洪洞行きのチケット9元を購入してバスに乗車する。

臨汾→洪洞のバス07:45頃、バスターミナルからの乗客は自分一人で客を拾いながら洪洞へ向かうというか、バスターミナルの外にある20路の終点のバス停近くで客待ちになる。バスターミナルの意味ないような・・・。

客待ちしていると広勝寺行きのバスが来て客待ちの停車。他の古県行きのバスとかもバスターミナルを出るとここで客待ちの停車をしている。これならバスターミナルで乗車する必要はなかったな。

08:15頃、バスが発車する。予定だと洪洞は広勝寺の後に寄るつもりだったのだが、このまま先に洪洞へ行く。08:40頃、洪洞県城の南の外れ、澗橋北路と飛虹東街の交差点で降ろされる。ここが終点だ。

ロンリープラネット山西を確認すると、このまま澗橋北路(涧桥北路)を道なりに北へ行くと東へ向かう玉峰中大街に変わり古槐路との交差点近くに広勝寺行きのバス乗り場があるが、先に洪洞の県城を見ていく。

大士庵

大士庵高徳地図で洪洞の県城に関帝廟があるのを見つけたので行ってみる。09:00頃、まずは関帝廟近くの大士庵を見物する。庵の説明とかがないので歴史は不明だが建物は古そうだ。

大士庵仏像は新しくなっており観光用に整備が進んでいるようにも感じる。

大士庵本堂では地元民のおばちゃんたちが読経しており観光用というより地元民用の庵であった。

関帝廟続いて関帝廟なのだが有料で入場料40元になっている。これは高い・・・。料金表を見ると明代監獄とセットのようなので、まず近くの明代監獄へ行ってみて見物するか判断する。

明代監獄(蘇三監獄)

明代監獄09:30頃、明代監獄に到着する。洪洞の街の中心にある観光地で結構観光客がいる。現代中国の監獄なら色々な意味で非常に興味が有るのだが、昔の監獄にはあまり興味が・・・。

明代監獄入場券まあ、1箇所20元という計算になるな・・・。関帝廟のため仕方なく40元の入場券を購入する。

明代監獄明代監獄は別名を蘇三監獄と呼び元は県衙の一角であった。明の洪武2年(1369)に建設され600年以上の歴史がある。京劇「玉堂春」などで有名な蘇三がこの監獄に入れられていたので蘇三監獄とも呼ばれている。明代の監獄なのですが修復されており結構綺麗。

獄神廟監獄には獄神廟があり囚人たちも祈っていたようです。この獄神廟の左にある洞が死囚洞で、ここから遺体が外へ搬出されたそうだ。

蘇三像蘇三が収監されていた牢には蘇三像がある。

黒牢他にも死刑囚が入れられていた黒牢にも像がある。

蝋人形こんな感じで明代の刑罰を蝋人形で再現しています。09:50頃、明代監獄から関帝廟へ向かう。

関帝楼(関帝廟)

関帝廟09:55頃、再び関帝廟にやって来た。

関帝廟洪洞の関帝廟は創建時期は不明、元代に再建され明、清代では修復を繰り返してきた。現存する正殿は元代の建築物、東西の廂房は清代、その他は明代の建築になる。

関帝廟現存する建物は関帝楼、献殿、正殿、廂房、鐘楼、鼓楼になり全国重点文物保護単位に指定されている。楼閣があるので廟は関帝楼とも呼ばれている。

関帝廟正殿には関羽、関平、周倉の三像がある。

関羽

関平

周倉この殿内には三像以外は何もない。入場料を取っている割にはかなり質素な作りだ。
三国志の名場面を描いた壁画とかを期待していたのだが・・・。まあ、殿内は静かで古い建物と関羽像が歴史を感じさせてくれる。10:20頃、関帝廟を離れる。

広勝寺

広勝寺行きバス10:30頃、広勝寺行きバスに乗車する。運賃は3元、10:50頃、終点の広勝寺近く広場に到着する。広場から5分ほど歩くと水路が見えてくる。珍しく七色の水でなく透明な水が流れる水路だ。

広勝寺11:00頃、広勝寺の下寺に到着する。広勝寺は上寺と下寺に分かれており入場料は55元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

広勝寺広勝寺は後漢の建和元年(147)に建立され、建立当時の名称は倶盧舍寺と呼び、阿育王塔院とも呼ばれた。北周の保定2年(562)、唐の大暦4年(769)に修復され、唐の代宗から広勝寺の名を賜る。名称には「広大于天、名勝于世」の意味が込められている。千年古刹なのだが僧侶は見あたらず、どうやら博物館に近い形態で運営されている様子だ。僧侶はいないが仏像は多数安置されている。

山西名泉11:35頃、下寺から上寺へ向かう。山西名泉と表記された水路の水源地を通る。
水源地は柵で囲まれ立ち入り禁止になっている。ゴミが一つもなく正に名泉に相応しく湧水が湧き出ている。そして、水源地から上寺へ向けて山道を登るがゴミだらけで、ある意味でいつもの中国である。柵の中はゴミ一つ無い世界だが柵の外はゴミ溜めで中国が凝縮された光景であった。

広勝寺11:50頃、広勝寺の上寺に到着し、陝西旅游年票を使い境内へ。上寺は山の上にあり仏塔が目印になる。

広勝寺仏塔は飛虹塔と呼ばれ明の正德10年(1515)から嘉靖6年(1526)に建立された八角十三層の仏塔で高さ47.31mになり、瑠璃塔の中では中国最大規模になる。

広勝寺境内にはいくつかの殿があるが工事が行われており観光整備が進められている様子だ。

広勝寺

広勝寺殿内には多数の仏像が安置されておりかなり古そうだ。

臨汾行きバス12:50頃、下寺を出て山を下りバス乗り場へ向かう。13:05頃、広場近くで臨汾行きバスに乗車する。13:15頃、バスが発車、運賃は10元だ。

14:15頃、臨汾の城北客運站に到着、そのまま20路のバスに乗り換えるが、乗客のオバハンがアイスを食べ終わって棒を通路へポイ捨てする。さすが安定の中国で観光客が飽きないように様々なイベントを提供してくれる。うれしくないイベントだけど・・・。バスの運賃は1元、公交公司のバス停で下車してユースホステルへ戻るが天気が崩れ雨が降ってきた。

韮菜木耳蓋飯

韮菜木耳蓋飯15:30頃、近くの食堂で昼食兼夕飯に韮菜木耳蓋飯(7元/約140円)を食べる。ニラとキクラゲの炒めものがご飯の上に乗っており、これが美味い!蓋飯は大都市だと10元以上するのだが田舎だと値段が安い。やはり中華料理最高!自分は日本食が恋しくなることがないので毎日中華料理が食べられる環境は居心地が良い。中国では味千ラーメンや吉野家の値段を見ただけで真っ青になるので日本食は全く恋しくならない。

ハルビンビール小麦王と小麦王ビール

ハルビンビール小麦王と小麦王ビール食後はスーパーマーケットで特売品の缶ビールを2本購入。ハルビンビール小麦王330ml(2元/約40円)と小麦王ビール500ml(1.8元/約36円)なのだがメーカーが別々なのにパッケージデザインが酷似しているようなのは気のせいか?
味の方はハルビンビール小麦王がやや辛口、小麦王ビールは辛味はない。

ちなみに生産地はハルビンビール小麦王が四川省資陽、小麦王ビールは山東省徳州市平原県だ。ハルビンビールはハルビン産が飲みたいな!小麦王ビールは平原県産なのだが、「平原県といえば劉備じゃないか!」ということで個人的には小麦王ビールを贔屓にしたい。劉備ファン公式ビールにしてもいいぐらいだ。値段も安いし!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13.2元
バス 9元 臨汾→洪洞
バス 3元 洪洞→広勝寺
バス 10元 広勝寺→臨汾
蘇三監獄 40元
合計 75.2元

臨汾→蒲県

06:50頃、公交公司のバス停から20路のバスで城北汽車站へ行こうとするが、07:10頃、臨汾駅近くのバスターミナルから出ている蒲県行きのバスが通りがかったので乗車する。蒲県までの運賃は15元だ。

今日は蒲県東岳廟を目指す。蒲県までは約1時間の距離で少し遠出だ。問題は蒲県の県城から東岳廟まで5kmぐらい離れていることなのだが・・・。ロンリープラネット山西だと県城からボリタクで東岳廟まで15元らしいが高い。蒲県に近づいてくると左前方の山の上に廟が見えてくる。あれが東岳廟なのだろう。そして、道路左側に東岳廟の看板が見えた。

蒲県汽車站

蒲県汽車站08:25頃、蒲県汽車站に到着。

蒲県汽車站時刻表

蒲県汽車站バスの情報を確認してから来た道を戻る。

東岳廟

東岳廟の標識バスターミナルから出ると山の上に東岳廟が見えるので向かう。省道を約900m戻ると先ほどの東岳廟の標識が見えてきた。

東岳廟登山階段08:40頃、省道沿いの東岳廟登山階段に到着。ここから東岳廟まで階段で上れる。心臓破りの階段をひたすら上る。まだ朝の時間帯なので涼しいからいいが、昼頃は暑くて登る気は起きないだろう。

東岳廟09:05頃、山の上にある東岳廟に到着する。入場料35元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

東岳廟東岳廟は東岳大帝黄飛虎を祀る廟である。創建年代は不明であるが蒲県誌には「唐貞観以来」の記述があるので遅くても唐代創建のようである。

東岳廟廟内には金泰和6年(1206)の石柱があり800年以上前には相当の規模を誇っていたようである。

東岳廟元の大徳7年の地震で破損し、元の延祐5年(1318)に行宮大殿、献亭、楽楼、東西、十王府、寝宮、禅院などが完成する。明代、清代で修復が繰り返され現在に至る。

東岳廟行宮大殿には東岳大帝黄飛虎が祀られている。黄飛虎は封神演義でおなじみの人物で殷王朝の重臣だったが周に降った人物だ。でも、殿内は撮影禁止である。

東岳廟代わりに天井に雷震子らしき像がある。

像で、こちらは進撃の巨人に出てくる巨人か?でも、この像はチンコがついてるから巨人ではなさそうだ。

東岳廟廟内には道教の七十二司の様々な神々が廟を囲むように祀られている。

東岳廟ヤオトンみたいな洞に神様が祀られている。

東岳廟神像の表情は様々で仏像とかの類が好きな人たちには楽しめるだろう。

東岳廟とにかく神像の数が多い。

東岳廟七十二司なので72人の神様が祀られているが実際は神様の配下もいるので300以上の像があるだろう。

東岳廟廟内は観光客が少なく静かに見物できる。たまに参拝客が突いた古鐘の音が境内に鳴り響く。

東岳廟廟内の奥には地獄があり塑像で地獄が再現されている。

東岳廟十王府には十八層地獄が塑像により再現されている。鋸で切られる罪人、石臼でひかれて犬の餌になる罪人、鍋で煮られる罪人とかがある。日本ではネコ鍋が流行っているが地獄では人鍋が流行っているらしい。でも、十王府は撮影禁止である。

関羽と曹操で、これは東岳廟の中で見つけた三国志関連の壁画。曹操が関羽に赤兎馬を贈る場面だ。

11:00頃、東岳廟を出て山を下りバスターミナルへ向かう。帰りは登山道ではなく道路を歩いていくが遠回りであった。登山道が最短経路であった。

臨汾へ

臨汾行きチケット11:30頃、蒲県汽車站に到着し、臨汾行きのチケットを購入。運賃は16元で、行きより1元高い。まあ、行きはバスターミナルでなく途中から乗車だったので安かったのか?

臨汾行きバス11:45頃、バスが発車する。乗車率100%の満員だ。

臨汾汽車站13:20頃、臨汾汽車站に到着する。バス情報を確認しようとしたが時刻表の前でバスターミナルのおっちゃんがお茶飲んでおり撮影できず。バスターミナルを出て近くの臨汾駅へ移動し切符売場へ。12306.cnで予約しておいた明後日の平遥行きの切符を受け取る。

褲帯麺

褲帯麺13:50頃、昼食に褲帯麺(9元/約180円)を食べる。褲帯麺は陝西省の麺料理で褲帯麺の俗称が西安でよく見かけるやたらと難しい漢字のbiangbiang麺である。ただし褲帯麺とbiangbiang麺は厳密には製法が微妙に違うようであるが幅広麺であることには変わりない。

褲帯麺今回の店は麺とタレが別々で出てきた。麺にタレをお好みでつけて食べるという方式だ。タレに入っているトマトがいい感じで美味い。

衡水老白干ビール

衡水老白干ビール食後はスーパーマーケットで衡水老白干ビール320ml(2.9元/約58円)を購入。河北省の白酒メーカー衡水老白干の子会社が生産しているビールだ。ここは山西省なのだが河北省の地ビールも流通している。味はやや辛口だが辛味はすぐに消える。

青菜炒飯

青菜炒飯夕飯は近くの食堂で青菜炒飯(6元/約120円)を食べる。臨汾は結構物価が安くて食費は節約できる。

ドリアン

ドリアン食後はスーパーマーケットへ行ってみるとビールの特売品がなくなっている。昨日が最終日だったようだ。しかし、処分品のドリアン310g(3.1元/約62円)を購入。処分品なので古くなってきているのだろう。早速食べてみる。果物の王様と呼ばれるドリアンを初めて食べてみるが美味いのかよくわからない。マンゴーの方が美味いような気がする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23.9元
バス 15元 臨汾→蒲県
バス 16元 蒲県→臨汾
合計 54.9元

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