関羽の故郷・山西省運城 三国志遺跡 解州関帝廟と常平関帝廟

山西省旅行記2015

解州関帝廟

関羽像07:00頃、12路のバスで運城駅へ向かう。運賃は1元、07:10頃、運城駅到着。まず、駅前の黄金関羽像を撮影。07:25頃、駅前から11路のバスで解州関帝廟へ向かう。おばちゃんに運賃4元支払い、08:15頃に到着。

解州関帝廟解州関帝廟の入場料は60元だがctripで予約しておいたので1割引の54元だ。

解州関帝廟解州関帝廟は隋の開皇9年(589)に創建され歴代王朝により修復と増築がされてきた道教建築の廟である。「関廟之祖」「武廟之冠」「関帝祖廟」とも称されており、現存する建築物は明、清代の物になる。

解州関帝廟天井には色々と額が収められていたりもする。

解州関帝廟牌坊も立派であるが少し傷みがあり歴史を十分に感じさせる。

解州関帝廟四大関帝廟(洛陽関林、当陽関陵、常平関帝廟、解州関帝廟)の一つとして三国志聖地としての重要度は非常に高い。

解州関帝廟朝の開門直後の時間帯だったので境内は比較的静かであるが、既に団体客がいるので近づいてくるとやかましいので団体客から離れて見物する。

解州関帝廟やはり土日を避けておいて正解であったようだ。平日でも朝から団体客がいるとなると土日に突撃したら大変なことになっていたであろう。

解州関帝廟さすがに三国志聖地だけのことはあり境内は広い。一部建物で修復工事が行われており見物不可になっていた。そして、殿内は全て撮影不可でおばちゃんが目を光らせている。なので、関羽像は眺めるだけ・・・。

解州関帝廟崇寧殿には乾隆帝が欽定した「神勇」の額がある。09:30頃になると観光客で混雑し始める。平日でも解州関帝廟には多くの観光客が訪れるようだ。10:10頃、解州関帝廟を出る。

10:25頃、11路のバスに乗車し運城駅へ向かう。運賃は4元だが、おっちゃんに5元札で支払うと釣り銭1元出さずにスルー。地元民のおばちゃんがおっちゃん呼んでくれて釣り銭1元取り戻すが余所者だから仕掛けたのか?田舎は油断できない。いや、中国人でさえ騙される中国だから油断できない。

運城関王廟

運城関王廟11:10頃、運城の街中で降りて池神廟の北にある21路のバス出発点を目指すが目の前に寺院が見えてきたので寄ってみると運城関王廟に到着。運城には関帝廟以外に関王廟まであった。関王廟の名称なので明代あたりに建立された古い廟である事が伺える。

運城関王廟は元代に創建され明の正徳5年(1510)から正徳7年(1512)にかけて拡張された。明の嘉靖34年(1555)に地震により倒壊し、万暦25年(1597)に巡塩御史の呉楷偕により再建される。

運城関王廟工事中であったが見物はできるので山門通り境内へ。廟の規模は小さく各所で工事中であった。奥に碑亭があり石碑がある。

運城関王廟壁画もあり文醜が斬られる場面とかがある。

常平関帝廟

11:25頃、関王廟を離れ、11:35頃、池神廟のバス停と運城二中のバス停の間で21路のバスに乗車。11:45頃に発車し、おばちゃんに運賃2.5元払う。12:15頃、常平関帝廟に到着する。入場料は30元だがctripで予約しておいたので1割引の27元になる。

常平関帝廟しかし、ここは中国でイベントは突然発生する。観光客のおっちゃんが常平関帝廟の門前でタバコの箱をポイ捨てした。

常平関帝廟目を疑う光景である。中国人が関帝廟の前でポイ捨てをしている。しかも、四大関帝廟ともいわれる常平関帝廟の門前だ。そして、タバコを吸っている。中国では文化財でタバコを吸うのは大丈夫なのか?

きっとおっちゃんたちは中国人ではないな。昨日の舜帝陵にいた服を着たおサルさんたちの仲間だ。共産党の飼育係の方々にはもっと頑張ってもらいたいのだが、天津港の倉庫爆発でおサルさんたちの調教どころではないのであろう。

常平関帝廟常平関帝廟は常平関帝祖祠、関羽家廟などとも呼ばれており、運城市の南西12kmの常平郷常平村に位置しており、この常平が関羽の故郷とされ関羽だけでなく関羽の祖先も祀られているのが最大の特徴である。

解州関帝廟とは8kmの距離になる。文献によれば常平関帝廟は隋初期に創建され創建時は常平関帝祖祠であったが金代になると廟の字が使われ始める。歴代王朝により修復と拡張が繰り返され、明の嘉靖34年(1555)以来、16度の修復と増築が行われており、現存する建築物の多くは清代の物になる。

常平関帝廟立派な牌坊があり雰囲気を盛り上げてくれます。

赤兎馬そして、山門には赤兎馬像があります。でも、これは新しそうな感じが・・・。

常平関帝廟境内にはいくつもの殿があり関羽や関平、関興の像もありますが、ここも殿内は撮影禁止でおばちゃんたちが目を光らせております。

常平関帝廟唯一撮影出来たのが碑廊にあった関羽像だけでした。

巨大関羽像

関帝聖像景区13:20頃、常平関帝廟を出て、常平関帝廟の南にある巨大関羽像へ行ってみることにする。

関帝聖像景区20分ほど歩くと関帝聖像景区に到着。入場料は30元のテーマパークになっているが周辺には開発途中で放置された建物が多数あり廃墟というか鬼城の気配がする。景区自体も建物が傷んで営業しているのか怪しかったが人や馬がいたので営業はしているようだ。

鬼城とりあえず景区周辺を探索するが開発途中で放置された廃墟が痛々しい。

鬼城これはどう考えても開発失敗だろう。

巨大関羽像

巨大関羽像巨大関羽像の裏手の山に関帝祖塋(関羽の祖父の墓)があるようだが、暑さで山を登る気が起きない。他の観光客と同じように巨大関羽像を拝んで、14:35頃、21路のバスに乗車する。運賃は2.5元、15:00頃、池神廟と運城二中の発着点に到着。15:10頃、9路終点の鐘楼小区で9路のバスに乗車。運賃は1元、地鉱大楼へ移動してユースホステルへ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
バス 14元 路線バス
解州関帝廟 54元
常平関帝廟 27元
合計 103元

司馬温公祠

運城東バスターミナル07:30頃、9路のバスに乗車、運賃は1元、08:15頃、終点の東バスターミナルの東客運站に到着するが運用されておらず無人であった。建物は完成しているのになぜ運用されていないのだ?

再び9路のバスに乗車して禹王閣近くの摩托街のバス停で下車して禹都停車場へ。今日は司馬温公祠(司馬光墓)を目指すのだが運城の北にある夏県の水頭鎮と禹王郷の間に司馬光墓はある。

下晁行きのバスまず、バスを探さないと行けないのだが、まずは夏県行きのバスに乗車かなと思ったら、禹王という表示のある下晁行きのバスがあったので運ちゃんに司馬温公祠へ行くか聞いてみたら近くの司馬村を通るという事で、09:00頃、禹都停車場から下晁行きのバスに乗車する。車掌の兄ちゃんに話だと司馬で公交車(路線バス)に乗り換えて司馬温公祠へ行けるということであった。

司馬村のバス停09:10頃バスが出発、司馬まで運賃は7.5元だ。かなりの田舎道をバスが走り、09:50頃、省道232号とのT字路で降ろされる。目の前にバス停があり司馬村に到着。ここから路線バスで行けるようだがGPSを確認すると司馬温公祠まで直線距離で約1.6kmなので歩いていくことにする。省道232号を西へ歩いていくと6路の水頭(水头)-夏県(夏县)のバスとすれ違う。どうやら夏県から6路のバスで行けるようだ。

司馬温公祠の標識15分ほど歩くと地元民が道路脇で西瓜や葡萄などの農産物の販売をしている。どうやら観光地が近いという印だろう。道路脇に司馬温公祠の標識が見えてきた。

小晁のバス停10:15頃、省道から司馬温公祠の分かれ道に到着。ちょうど目の前には小晁のバス停があり、夏県から6路のバスでも来られる。司馬村のバス停から徒歩でも十分来られるがトレーラーやトラックの行き来が激しいの注意していないと轢き逃げされそうだ。

司馬温公祠入口分かれ道の所に司馬温公祠と書かれた石が置かれているので見落とすことはないだろう。

道路で干されるトウモロコシ司馬温公祠までの道は地元民たちが収穫したトウモロコシを干している最中であった。

司馬温公祠10:25頃、司馬温公祠に到着する。

司馬光像入口の前にある広場には司馬光像がある。入場料は40元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

司馬温公祠司馬光(1019-1086)は陝州夏県涑水鄉(現在の山西省夏県小晁村)の出身で涑水先生とも称され歴史家で「資治通鑑」の編者として知られ、仁宗、英宗、神宗、哲宗の4人の皇帝に仕え北宋の宰相を務めた人物である。

司馬温公祠故事も多数残っており「破瓮救友」(水瓶の中に落ちた子供を救うために石で瓶を割って救う話)は有名で日本でも知られている。この故事は小学生ぐらいの時に学校で習った覚えがあるが今でも習うのかな?死後に温国公の爵位が追封され司馬温公とも呼ばれ、祠も司馬温公祠と呼ばれている。司馬温公祠は司馬光ら一族が祀られた温公祠堂と墓のある墓区に分かれている。

司馬温公祠司馬光は中国ではかなり有名な人物なのだが観光客は少なく静かだ。解州関帝廟や常平関帝廟は観光客が多かったが、司馬光の知名度からしても司馬温公祠は穴場と言ってもいいかもしれない。奥にある温公祠堂には司馬光だけでなく一族の像が祀られているが撮影禁止でおばちゃんが目を光らせている。

司馬光墓

司馬光墓牌坊墓区の入口には牌坊があり通ると碑亭が見えてくる。

司馬一族の墓墓区には司馬光の親族の墓碑が並んでいる。ここは司馬光だけでなく司馬一族の墓になっているようだ。

司馬光墓神道司馬光墓はきちんと整備され神道もある。

司馬光墓石像綺麗に整備はされているが石像は古く風化しており歴史を感じさせる。

司馬光墓神道の奥に墓が3つあるのだが司馬光墓は真ん中ではなく左側の墓であった。

司馬光墓碑墓碑は新しくごく最近の物のようだ。12:15頃、司馬温公祠を離れる。12:40頃、小晁のバス停から6路のバスに乗車し夏県(夏县)へ移動。運賃は4元で、12:55頃、夏県に到着し終点で降ろされる。

とりあえずスマホで高徳地図を確認する。目の前の東西に伸びる通りが東風西街のようなので東へ歩いて行くと夏県の公安局と人民政府の前を通り過ぎる。地図は間違っていないので、そのまま東へ歩くと県城で最初の信号に当たる。ここで右(南)へ曲がり新建南路を南へ歩くと、13:15頃、運城行きのバスが停車しているのを見つける。鼓楼超市の向かいが発着点になっているようだ。

炒飯運城へ戻るルートが分かったので近くの食堂で昼食に炒飯(7元/約140円)を食べる。
13:45頃、鼓楼超市近くで運城行きバスに乗車。13:50頃、バスが出発、運賃は7元、途中で客を乗せながら運城へ。14:30頃、禹都停車場に到着、12路のバスに乗車して地鉱大楼のバス停で降りユースホステルへ戻る。運賃は1元。

酸菜肉絲麺

酸菜肉絲麺夕飯は近くの食堂で酸菜肉絲麺(8元/約160円)を食べる。酸菜肉絲麺は麺の上に酸菜(漬物)と肉絲(ひき肉の炒めもの)が乗っており、牛肉麺(蘭州拉麺)と並び中国を代表する麺料理である。インスタントラーメンやカップ麺でも酸菜麺が各社から発売されているほどの定番麺料理だ。夜に12306.cnで28日の運城→臨汾の切符を予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
鉄道 18.5元 硬座 運城→臨汾
バス 8元 路線バス
バス 7.5元 運城→司馬
バス 7元 夏県→運城
合計 59元

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